こんにちは、伊勢湾青物爆釣フィーバーに乗っかる、たかっぺです。
これから寒くなるにつれて、本格的な寒ブリのシーズンになります。
伊良湖沖や、鳥羽沖では10㎏の脂ノリノリの寒ブリを求めて、連日ジギング船が満員になるほどでして
これらの海域でとれた鰤は、脂の質がよく高値で取引されるほどです。
お金はかかりますが、この釣りに魅了されたら虜になること間違いなしですね。
そんなオフショアジギングをこれから始めようと思っている方に、ジギング船のマナーについてお話していきます。
自由にしてもいいのですが、色々な方がいますのでマナーを覚えておくのは必須ですよ。
オフショアジギングはみんなで楽しましょう
「10㎏級の鰤を釣る」「寒サワラが釣りたい!」
ジギング船での乗合では、乗船者全員が同じ目標で乗っています。
しかし、満員であれば数メートル間隔で並びますので、時には隣の人と仕掛けが絡まったりします。
時には、自分だけ釣れたりします。
何故か「横の人の顔がこわばっている…」なんてことの経験もあります。
(管理人が、ジギングを始めて間もないころによく感じたことでして)
今思えば、管理人は何も教えてもらっていない状態から、いろんな人に聞いて今のジギング人生があります。
これから、オフショアジギングをしたい方に、そんな思いを少なくできるようジギング船での注意点を記述していきます。
また、ベテランの方はどうすればみんなが楽しくできるかを考えて、フォローもしてあげましょう。
釣りが終われば、みんなが「楽しかったー」となるようにしていきましょう!
予約と前日出船確認は必須!
ジギング船は、当日気軽に言っても乗せてもらえません。
満員であったり、人数や行く海域に合わせえ燃料を調整したりもするからでして
やはり、事前に予約は必須です。
予約も最低でも、1週間前にはしておきましょう。
常連さんでも、1週間以上前から予約している人は多いですよ。
そして、何よりも大切なことは、出船の事前確認でして
波が高い・風が強すぎる・船長の都合などで出船ができない時があります。
ジギング船側から連絡が来ることはありませんので、前日の午後7時過ぎに自ら連絡して確認しましょう。
(最新の天気予報や、ジギング船同士の連絡で出船が決まります。)
「出船するだろう…」と思って行っても、誰もいないのでさみしい思いをするだけですよ。
最低限の装備は揃えましょう
最近のジギング船では、ライフジャケットやレンタルタックルとサービスがあるところが増えてきています。
しかし、レンタルにも数量がありまして
レンタルだけで済まそうと思って、いざ行くと、同じような方が入れば自分には回ってこず乗船できない事態もあります。
(めったにはありませんが…)
レンタルは、あくまでも装備品を忘れてしまったときや、タックルに不備があった場合だけがいいですね。
やはり、これから始めたい方は最低限の装備品は揃えていきましょう。
必要な装備は以下になります。
*あくまでも、個人でジギング船に行く場合です。
・ライフジャケット
動きやすい膨張タイプがベスト
*桜マークがついている物が義務化されていますので注意しましょう。
・メタルジグ
無いと話になりません。
お世話になる船長さんに、事前にどのようなメタルジグがいいかを聞き、購入しましょう。
(後のブログで記述していきます。)
・タックル
ロッドとリール、ライン(リーダー含む)
鰤がメインターゲットでして、それなりのタックルが必要です。
(後のブログで記述していきます。)
・防寒着・長靴(防寒靴)
必須です。
ジーパンでジギング船に乗ることはやめましょう。
マジで寒いです!
・食料・飲料水
ジギング船にポットや電子レンジはありませんよ
・ジギング専用の針、リーダー
鰤用のフックはごついものが必須で、ラインも太い物がいいでしょう。
お世話になる船長さんに事前に確認するといいですよ。
(後のブログでも記述していきます。)
・防水と衝撃に優れた大容量の入れ物
船は揺れますし、大勢の荷物がひしめき合うのが、船内でして
挟まれたり踏まれたりしても頑丈な物がいいですね。
・クーラー
最低でも、内寸80㎝は無いと、鰤は入りませんよ。
発泡スチロールでもいいですが、大量に釣れたら…たくさんはいるクーラーがいいですよね
簡単にまとめると、こんな感じになります。
これが全てでは無いですが、最低限ということで少し紹介しました。
船長に初心者であることを伝えるべし
これ結構大事なことでして
初心者の方は、船にあまり慣れていません。
また、乗船時の釣り座は早い者勝ちや、くじ引きなどがありまして
船首(みよし)に釣り座を構えた場合、波の揺れをダイレクトに感じる場所でして
初心者の方には、少し堪える場所でもあります。(冬の海は荒れる場合がありますからね)
あらかじめ、初心者であることを伝えておき、船首が空いていてもあまり入らず船長さんに相談するようにしましょう。
ちなみに、揺れが少ないのが船尾(とも)になります。
初心者であることを伝えておけば、いざとなった時に指示してもらったり、仕掛けは、あーだこーだと教えてもらえますよ
また、わからないことは必ず聞くようにすると、それが上達の近道だったりします。
シャクリ方は予習しておこう
「道具を揃えて、予約を済ませてあとは鰤を釣って食らうだけ!」
ちょっち待ってください!
実釣時のイメージトレーニングはすみましたか?
鰤をメタルジグで釣るには、「ワンピッチワンジャーク」を軸に攻めていきます。
関連記事があるので参照してください。
この釣法は結構慣れていないと難しく、初心者の方がすぐに出来るものではありません。
そこで、イメージトレーニングだけでもしておくと最初はぎこちなくても、釣行後半は綺麗なワンピッチワンジャークができるようになってきますよ。
以前、知り合いにジギング始めたいと言われ、誘ったときですが
イメージトレーニングを1週間してもらい釣行しましたが、綺麗なワンピッチになっていましたよ。
イメージは大切ですね。
ライン操作を怠るとトラブルの元
実釣時に必ずしてほしいことでして
これを怠ると、他の人に絡まったりしますので覚えておきましょう。
メタルジグをボトムまで落とすときですが、リールのラインをどうしていますか?
ラインを軽く指で押さえるorラインを押さえず完全フリーで落とし込む
ラインを軽く押さえるのが正解でしてサミングとも言います。
実は、潮流が関係していましてメタルジグを落とし込んでいる最中でもラインは潮流の影響で流されていきます。
上潮が速いと、ラインがどんどん出て行ってしまい、ボトムが感じにくくなります。
そのまま放置しておくと、そのラインが他の人の絡んでしまいます。
絡んでしまうと、巻き上げて処置をしますので、大きなタイムロスになってしまいます。
必ずラインを指で押さえてメタルジグを落としましょう。
これをする・しないでは釣果にも影響してしまいますよ。
ラインの編み込みも予習しておこう
ジギングには細く引張強度に長けているPEラインを使います。
しかし、PEラインは摩擦に非常に弱いラインでして
メタルジグを、そのまま結束すると摩擦で断線してしまいます。
これを補うために、摩擦に強いフロロカーボンラインを編み込み結束します。
これをリーダーと言いまして
このリーダーとPEラインの結束には特殊な編み込み方法がありまして
以前に編み込み方を解説した記述がありますので参照してください。
シーバス用で記述してありますが、10㎏級の鰤でも耐えれていますので紹介します。
まとめ
これから、オフショアジギングを始めたい方向けにお話しました。
今回のお話は、乗合でトラブルなく、楽しくできるようにと記述しました。
これまでのお話は、最低限のマナーですのである程度理解してから釣行しましょう。
相手は、10㎏級の鰤です。
気を抜くと、ラインブレイクしてしてしまいますよ。
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ