こんにちは、料理研究家を目指そうと考えている、たかっぺです
先日釣行最中に急にリールが回りにくくなってしまいました
発売より使い続けている19セルテートの3000XHと4000CXH
軽くて回転滑らかで文句なく長く使い続けたいと思っている機種
新製品購入も考えましたが、治した方が経済的に良き!ということで某釣具屋さんにメンテ依頼しました
しかし、今回の修理で交換部品点数が多く、修理費用も意外にかかったことでちょっとビックリしちゃいました
今回は、修理に関することをお話していきましょう
結構お気に入りな19セルテート
19セルテートは発売された年に3000XHと4000CXHを購入して以来使い続けている機種です
24も欲しいですが、お小遣い不足で変えない状況
でも、巻き感や剛性感は気に入っていてシーバスでよく使うことを考えたら、十分すぎるほどの性能
シーバスのほかにはSLJで使っていたり、塩分濃度の濃い外海ではシャワーの勢い強めで海水を流す感じや自分でできるメンテナンスはしてきたつもりでした
ですが、約5年間使い続けてくると色々な異変がにじみ出てきます
使い始めて5年間で起こった異変
使ってきた5年間で起こった異変は、釣りに支障はないもののアングラー側からすれば気持ち悪くなるような現象ばかりです
ベールの垂れ下がり
どのリ―ルにも当てはまりますが、根がかりを外そうとしてリールにダイレクトに負荷をかけてしまうと、ベール部分やガイドローラー部分が破損します
力が点で集中してしまうと、過度な力が加わり精密品であるベアリングや樹脂部品にダメージを負わせてしまいます
その躊躇な例がダイワリールでよく起こるベールの垂れ下がり
管理人も、根がかりで幾度も負荷をかけてしまいベール垂れ下がりを起こさせてしまったわけです
根がかりを外すときはラインを塩ビ管などのパイプに巻き付けて切るようにしましょう
シャリシャリ音
長くメンテナンスをしていないや、メンテナンスを間違えてしてしまうとリール内部やシャフト部分に塩噛みを発生させてしまい、回転時にシャリシャリと音がします
基本的に今のリール全般に関して完全防水ではありません
ある程度の水かぶり程度なら、ハイエンド機種であれば内部に浸透することは防げますが
完全防水でないということは頭に入れておきましょう
一度シャリシャリと音がしてくると、分解洗浄が必要になるので定期的なオーバーホールは必須です
キャスト時のベールの空回り
長く使い続けてくると、ローター部分のグリスが剥がれ落ちたり液状になることもあります
そうなると、ローターの回転が良くなりすぎるケースが出てきます
一見よさげに聞こえますが、問題はキャストするときで
キャスト後にローターが勢いで回転してしまいサミングがしにくくネイトゲームではライントラブルを起こしやすくなります
ハンドル位置を惰性で回転しない位置でキャストしても惰性で回ってしまうことがあるので定期的なオーバーホールによるグリスアップは必須です
3000CXHが突然の異音
色々異変がある中で使い続けていると、ある日突然に回転が重くなりガタガタと音が鳴り始め
さすがに、まだ使えるレベルとはならず
急ぎ釣具屋さんに修理依頼となりました
釣具屋経由のSLPに依頼
某釣具屋さんにリールの修理兼オーバーホールを早速依頼
依頼先はダイワ専属?のSLPで、過去に幾度もオーバーホールしてもらっているところです
ですが、冬季は釣りを控える方が多くリールメンテに出す方も多いそうで、作業開始するまでに1か月以上もかかるとのこと
他にもメンテナンス専門の会社は知っていますが、そこもこの時期は多忙らしく以前にオーバーホール依頼したときは2か月かかったこともありました
大型の個体が出やすい冬季やバチ時期も始まることを考えると早くリールは欲しいところ…
ということでSLPさんに依頼したわけです
交換する部品が4点
1か月ほどすると、釣具屋さんから連絡があり
リ―ルを分解したところ、ドライブギアとピニオンギアにカケがあり、支持するベアリングも劣化しているとのことで3点交換
またベール垂れ下がりでアーム部分の樹脂部品を交換
の計4点が交換必須と連絡がありました
新品リールを購入することも難しいので、交換依頼したのですが…
見積もりにちょっとビックリ…
それほど部品交換すると思っていなく、おいくらになりますかと軽い感じで聞くと
「部品代金が7800円でオーバーホール代と送料込みで15800円となりますが、どういたしましょう」
他のオーバーホールするお客さんは1万円を超えるようであれば作業を取りやめる方もいるそうで、そういう方は新製品を購入したりするとか…
管理人はセルテがお気に入りということと新製品は購入の余裕がないので、奥さんと交渉し修理してもらうことになりました
戻ってきて早速ハンドルを巻いてみると、新品時のグリスがなじんでいない少し重めのセルテートの巻き心地って感じで安心した管理人でした
大事に使いたいからこそオーバーホール
最近のリールは高性能かつ精密化されていて巻き感と感度が優れている物ばかりです
20年前のハイエンドとは比べ物にならないほどの進化をしています
長く使えるような工夫が随所に見れるリールですが
人が作ったものは100%では無いということは認識しておきましょう
どんな精密機械もメンテナンスを怠ると1年も持たない結果を招いてしまうこともよくあるのが事実です
性能を維持するためにも、定期的なメンテナンスは必須となり
メンテナンスができているからこそ楽しく釣りをさせてもらえるということが出てきます
悪くなったら新製品を買うのではなく、オーバーホールということも視野に入れて使い続けていきましょう
まとめ
今回は、19セルテート3000CXHが急にハンドルが重くなり、ガリガリ音までしだし急遽修理とオーバーホールに出したというお話でした
せっかく高いお金を出して購入するリール
少しでも気持ちよく長く使うには、しっかりとメンテナンスをするということが挙げられます
メーカー推奨のメンテナンスをするだけでは内部までは把握できず性能を発揮されません
長く良い状態で使い続けるにはオーバーホールという選択もしていきましょう