こんにちは、砂肝のニンニクとショウガたっぷり唐揚げにはまっている たかっぺです
秋を感じるようになってきたらシーバスハイシーズン突入の合図ですね
いつでもどこでもポイントに立ってシーバスを狙いたい時期ですが、自分に降りかかる火の粉も多くなるのが秋の特徴です
蚊やマダニなども活発になる季節ですが、もっと注意したいのがスズメバチです
刺されると激痛で動けなくなるほどで、しばらくはうずきまともに寝れなくなります
さらに2度目以降刺されるとアレルギー反応によってアナフィラキシーショックの可能性まであるので注意が必要です
今回は、スズメバチに刺されない方法と対処法についてお話していきましょう
スズメバチ対策はマスト

ナイトゲームが主流になる秋の夜長でシーバスを狙う方も多いのでは
集中できるように蚊の対策やマダニの対策は皆さん意識してされていると思いますが
スズメバチの対策もぬかりなくしてほしいですね
秋になれば、スズメバチは活発に動き回り少しでも危害を加えようとした行動をとったものなら攻撃的になり襲ってきます
しかも1匹だけでなく大群で攻撃をしてくるのでかなり厄介です
こうならないためには、事前の準備と必要な知識はマストです
意外にこの準備でスズメバチは回避できるので覚えておきましょう
スズメバチは種類が多い

スズメバチと言っても、1種類だけでなく9種類もいてそれぞれ特徴が違います
この9種類の中から、特に注意すべきスズメバチを覚えておきましょう
意外に夜に活発になる奴もいるので油断は大敵です
オオスズメバチ

スズメバチの中で最も獰猛かつ攻撃性が高いのがオオスズメバチです
一目見てデカさに驚くほど異様な風貌をしています
基本的に狭い場所に巣を作るので、巣がどこになるかは判別はできません
デカいので毒針の長さも以上にデカく、刺されれば激しい痛みと腫れに加えて痺れやリンパ節の腫れが起こります
最も怖いのがアナフィラキシーショック、嘔吐や呼吸困難などの症状が出た場合には即座に救急車を手配するようにしましょう
キイロスズメバチ

オオスズメバチより若干小型な種類
ですが、その攻撃性はオオスズメバチと似たようなもの
攻撃をする特徴は、とにかく群れでやってくるリンチのような感じです
また、何度も刺してくる傾向があります
過去に管理人も群れで襲撃を受けましたが、即座に水の中に飛び込んで事なきを得ました
毒性も強く、オオスズメバチと同じような毒性なので痛みは相当なものです
同じくアナフィラキシーショックも起こりえるので、刺されたら即座に救急車を呼ぶか救急外来に行きましょう
モンスズメバチ

スズメバチはほとんどが夜間に飛び回りませんが
モンスズメバチだけは夜間に活発に飛び回ります
夜なのでなかなか近くまで来ないとわかりませんが、キャストをする際の動きが刺激してしまい攻撃されることもあるようです
意外に小さいスズメバチですが、立派な毒針があり毒性も同じようにかなり強いです
ナイトゲームをする方は特に注意が必要になります
スズメバチに刺されないために

スズメバチには蚊取り線香みたいなのはありません
殺虫剤で対応するしかないわけですが、素早い動きで近寄ってきただけのスズメバチを狙い撃つことは容易ではないですし、逆に反感を買われます
それ以外、もっと効果的な方法があるのでお話しておきましょう
服装は黒厳禁!
釣りをする方は、魚に気づかれまいとし黒色の服装を着ている方が多いです
ですが、スズメバチからしたら攻撃してくださいと言っているようなものです
ウェーダーなどはしょうがないとして、上着は白などの明るめを着ていると効果は高いです
帽子も同じく明るめの帽子をかぶることをお勧めします
頭を攻撃対象にすることが多いです、頭付近の服装は気を付けましょう
暴れない(刺激しない)
スズメバチに遭遇したら、声を出さない・暴れないが鉄則です
スズメバチは少しでも刺激を受けると、本能で攻撃のスイッチが入ります
スイッチが入れば群れで集団リンチ状態になります
見かけたら、ゆっくりと背を低くして離れることは賢明です
その場を立ち去る
1匹のスズメバチに出会ったら、その場所はスズメバチのコースです
その場所にずっと居続けることはスズメバチと勝負するようなもの
人は必ず負けるのが悲しい現実
すぐにその場を離れるようにしましょう
マジで地獄の痛み…刺された後にすること

過去に刺されたことがある身から色々学びました
刺された後の処置は素早くすることが賢明になってきます
特に何もせずに1日たつと、腕を刺された場合は脇下のリンパに強い痛みと腫れが出て動かすこともできなくなります
とにかく冷やせ!
刺されたと感じた瞬間から、毒が浸透します
浸透すると腫れを生じ激痛となります
この腫れを少しでも引かせることが、その後の痛みの緩和にもつながります
とにかく冷やすようにしましょう
とにかく押し出せ!
刺された瞬間から毒が注入されます
入れられたら絞り出せ!
というのが鉄則になります
オオスズメバチなどは毒針が残りやすく鋭いです
残っている場合はすぐに取り出し毒を指の腹で押し出すように毒を絞り出しましょう
よく口で吸うということを聞きますが
絶対にしないでください、少しで口内に傷(歯周病含む)があると口の中が痛みと腫れで危険です
救急車・救急外来に駆け込め!
冷やす・押し出すと同時に、救急受診は大事です
一番怖いのが、アナフィラキシーショックです
呼吸困難や血圧低下や意識レベルの低下、痙攣や嘔吐などすぐに命に直結する事態が出る場合があります
痛みも少ないという方でも油断できません
すぐに救急を受診しましょう
2度目以降が一番怖い

実は、スズメバチに限らずハチに刺されている場合に気を付けたいのが
2度目以降のハチによる刺されです
一度目は体内で毒による抗体が作られます
この抗体が2度目以降に働くので、体内に急激な異常が起こりやすいといいます
それがアレルギー反応のアナフィラキシーショック
急激な状態変化が起こりやすくなるといいます
刺されて5分もたたないうちに呼吸困難などの重症化するケースもまれではないといいます
刺されないための努力は怠らないようにしましょう
まとめ
スズメバチが活発になる季節が秋
シーバスがハイシーズンを迎えるのも秋
自然の驚異をいかにいなしてランカーを吊り上げる
そのための知識をお話しました
スズメバチはどこにでも生息します
決して油断しないように釣行しましょう