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リーダーの癖は取ってからキャストしよう!フロロ癖が強いと魚が釣れない理由

こんにちは、父親の介護で釣りにいけなくグズついているたかっぺです

PEラインにリーダーは付き物ですが

そのリーダーの強さや耐摩耗性能などより良い物を選んで使うワケですが

強さや摩耗性能以前に、気を付けなければいけないことがあります

そのするべきこととは、リーダーを伸ばすことです

ルアーの本来の動きをさせるためと、魚にリーダーであることを気付かせないためにするべきことであり、とても大事なことです

今回は、リーダーを伸ばすとはどういうことなのか、なぜ必要なのかを色々お話していきましょう

フロロカーボンラインは癖っけたっぷり

シーバスなどのショアキャスティングでは、リーダーを根ズレ対策の一環でフロロカーボンラインを使っている方は結構います

少しでもキャッチ率を上げたいから選ぶわけですが

そのフロロカーボンラインは特に巻き癖が強い傾向にあります

ナイロンではしなやかさがあり癖は底まで付きませんが、フロロカーボンでは固さの方が強く出てしまいスプールの巻き癖そのままの形が付いたりするものです

実は、この癖っけはしっかりと取らないとルアーの動きの影響とリーダーが水流を掴み魚に違和感を与えることがあります

特に太いフロロカーボンラインに小さいルアーを付けていたら小さいルアーの意味がなくなったりしますよ

どういうことなのか、もう少し細かくお話していきましょう

魚の側線は超敏感

暗闇での活動が盛んなシーバスなどは、暗闇でもベイトを捉えて捕食します

見えない暗闇の中でどのようにベイトを捕食するのか、その一つが魚の側線になります

ボディーに側面に筋のような線が魚体には入っていて、それを側線といいますが

側線は、水圧や水流の変化を感じる感覚器官でベイトが出す泳ぐときの波動や流れの強弱を感覚的につかむ器官になります

ルアーの波動を側線で感じ取り、暗闇でもバイトがあるのは側線があるからなのですね

リーダーの巻き癖が魚を寄せない理由

では、リーダーの巻き癖が魚のバイトを遠ざけてしまうのはなぜなのか

それが、リーダーによる水流の変化を敏感に感じ取っているからなのです

巻き癖がついていると、その分水流のあたる個所は増えてしまいます

水流の変化を感じ取ってしまい、ルアーだけの水流の変化だけでなくリーダーの水流の変化も感じ取ってしまうのでベイト感ではなくて、流木や流れ藻等と間違われてしまうのです

軽いルアー程要注意

その顕著な例を一つ紹介すると

ハクパターンやバチパターンなど繊細な操作が必要な軽いルアーに太めのリーダーを組んでいたとしましょう

ある程度大きいルアーであれば、キャストなどで少しづつリーダーが伸びてくれたりしますが

小さいとリーダーを伸ばすほどの力ではないために、リーダーは癖がついたままルアーを泳がせてしまいます

実際に、釣友と同じシンペンとリーダーを使っているのに釣れない自分と比較すると、そのリーダーの癖が目立ち、癖を取ったところ釣れるようになったことがありました

また、リーダーを細くした途端に釣れるようになったこともありました

キャスト前に伸ばしましょう!

フロロカーボンラインは必ず釣り開始前に伸ばすように釣りのルーティンとしていきましょう

ルアーの第一投ほど魚のバイトに出会える大事な瞬間です

その大事な一投に巻き癖たっぷりなフロロカーボンのリーダーになっていると、魚はいるけど食わないパターンに陥るのです

その状況で何十投もしてしまうと、釣れない状況を悪化させてしまっているのは自分ということになってしまいます

釣り開始前にリーダーは伸ばすことを心掛けましょう

とにかく手で引っ張る

でもどうやってフロロカーボンラインのリーダーを伸ばせばいいのでしょうか

答えは簡単

手でリーダーを伸ばす感じで引っ張ればいいだけです

できれば、PEとのノット部分とルアーを結束する部分をもって引っ張るようにしましょう

その方が確実に真っ直ぐに出来ますし

ルアーの結束部分だけを持ち、ロッドの弾性だけで引っ張ってもあまり癖は取れません

しっかりとリーダーの癖を両手でとるようにしましょう

ナイトゲームほど気を使うべし

先にも言いましたが

ナイトゲームでは、側線を敏感にしてベイトや流れの強弱を探し回ります

また、ナイトゲームではルアーはややゆっくりとした動作で巻いてきます

その為、弱弱しく泳ぐルアーをいかにシーバスなどに気付いてもらうかが大事なポイントになってきます

有名ルアーや、ルアーの流し方、流れの読み方なども大事になりますが

それ以上に、最もしておかなければいけないことをしてから釣りを始めるようにしましょう

魚を多く釣る方は、このルーティン動作がしっかりとしている方が多いですよ

まとめ

PEラインにはフロロカーボンのリーダーが必要

その意図は、PEの保護とショック吸収ですが

もう一つ、フロロの特性である癖の強さも覚えておきましょう

癖が強いと、巻き癖のままルアーを泳がせることになります

それだと、リーダーまで水流の変化を大きくしてしまい、結果として魚の側線で感じられ泳がしているルアーがただの流木や藻に化けてしまい釣れなくなるのです

この意味をよく理解して、釣りをするようにしていくといつの間にか

シーバス大漁!!

となる…かもしれませんね

綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう!  By たかっぺ

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takape
伊勢湾でのルアーフィッシングに情熱をささぐ、体はガタガタの熱血サラリーマン中年アングラーです。 長い年月してきたシーバスからショアジギング、オフショア等様々な釣りの楽しみをこのブログを通してお伝えしていきます。