ライトショアジギング初心者にお勧めタックルを厳選して紹介
- 2019.08.29
- ショアジギングタックル編

こんにちは、布団を家族分一気に干せる分割式の布団干しを買おうか迷っている、たかっぺです。
ショアジギングのスタイルの中にライトショアジギングがありまして
どういったロッドやリール・ラインが必要なのかこれからショアジギングを始めようという方にいろいろ解説していきます。
ライトショアジギングは手軽な場所からでもできて
おいしい魚も釣れて、渡船代もかからずお手軽な釣りとして初心者の方にお勧めの釣法です。
ライトショアジギングについて
ライトショアジギングでは、約20g~40g程度のメタルジグを遠くへキャストしてメタルジグをボトムからロッドをあおり誘う方法です。
狙う魚種としては
・シーバス
・小型回遊魚(ツバス・ショゴ・サゴシ・マゴチ・イサキ)
・根魚(ガシラ・ハタ系)
海水温が上がる時期やベイトの動きが活発になる時期に水深のある堤防や地磯で狙うことができます。
ライトショアジギングに必要なロッドの性能
ライトショアジギングに必要になってくるロッドの性能とは、20g~40g程度のメタルジグをフルキャストに耐えるロッドです。
メタルジグを遠投するには、いかに遠心力を大きく使えるかで決まります。
キャスティング技術にもよりますが、短いロッドよりも長いロッドの方が遠投性能が高いといえ
10ft前後のロッドがライトショアジギングには適しています。
また、ロッドパワーついては、フルキャストにも耐え、青物の引きにも耐えるショアジギング専用ロッドではMクラスがいいですね。
リールを選ぶ際の必須条件
トラブルが比較的少ないスピニングリールが初心者の方にはお勧めで、長期間安定して使える高耐久のリールを選びましょう。
高耐久のリールの条件として、防水性能・回転性能・ドラグ性能で
キャストとシャクリの動作が何十回~何百回と繰り返されリールを酷使するので3つの性能が高いことが望ましいです。
また、巻取りスピードも重要になってきます。
防水性能
ダイワの技術で、磁性流動オイルで内部に水が浸入しないような構造の「マグシールド」有名です。
ダイワだけでなく、各社防水性能には力を入れているリールが多いです。
理由は、海水が内部に侵入した場合に起こる塩ガミが錆びが回転不良につながります。
防ぐ意味でも防水構造がしっかりしているリールを選びましょう。
回転性能
滑らかで巻き続けても疲れないことで、長い間回転性能を維持できるようなリールが理想ですね。
回転を支える多くのベアリングと高剛性のリールボディが理想になります。
ドラグ性能
ラインブレイクを防ぐ意味と魚の身切れを防ぐ意味、魚を弱らす意味でドラグは必須です。
ショアジギングではほとんどのヒットが向こう合わせになります。
ヒットした瞬間に魚の走りに合わせて調整しやすことや、ドラグの滑り出しがスムーズなものがいいドラグの条件となります。
巻きとり性能
リールにはノーマルギア(PGや表記なし)・ハイギア(HGやH)・エクストラハイギア(XGやXH)があり
それぞれギアの歯数の変化によって巻取り量の早さを意味しています。
何十回~何百回とキャストとリーリングを繰り返すのでリールの巻取りは速い方がよくハイギア以上の早い巻取り量を推奨します。
近くでナブラが起こった場合、いち早くルアーを回収してキャストするのに、ハイギア以上を選びます。
メインラインはPEラインを巻いておこう
PEラインの特性として、引張強度に長けて感度に優れています。
強度があるとライン自体が細くでき、細いとロッドガイドとの摩擦抵抗が少ないため飛距離が出ます。
PEラインや、その他のラインについての解説の記述がありますので、参照してください
ショアジギングにおいて飛距離は重要であり、ターゲットを長く誘う為に必要なことです。
ライトショアジギングでは、ターゲットがシーバスや小型回遊魚で、PE1.0~1.5号(メーカーによって違うが約10lb~14lb)前後で強度的には十分でしょう。
リールに巻く量としてはPE1.0~1.5号が300m程度巻けるくらいが理想です。
メタルジグをフルキャストしたときに100m程度飛ぶと仮定して、手元で高切れを起こしても残り200m程度が残り釣りを続行できるのでラインキャパは多いほうが理想です。
リーダーについて
リーダーが必要な理由としてPEラインの特性上、摩擦抵抗が低いことが理由で
テンションがかかった状態で障害物に触れてしまうとすぐに断線してしまいます。
このことからリーダーシステムを設けて、魚の鰓や障害物による断線を減らすために用います。
リーダーで使うラインと長さについて
根ズレに強いフロロカーボンラインを選択します。
リーダーの長さ的には矢引~1ヒロ程度(1ヒロは両腕を広げた長さ、矢引は矢を引く長さ)にします。
結束部分が、ガイドに当たり放出されると大きな抵抗になり飛距離が落ちたりガイドトラブルになってしまいます。
キャストは、リーダー分をタラシとし、結束部分をガイドに入れずにキャストしましょう。
リーダーの太さは、PEライン結束部分に大きな摩擦が生じPEラインより低いlbのリーダーでは断線しやすいので、同lb以上のリーダーを結束します。
結束方法はFGノットがお勧めで、リーダーとルアーの結束には最強結びを推奨しています。
メタルジグとの結束にはスプリットリングがお勧め
メタルジグをリーダーに接続するには溶接リング+スプリットリングが便利です。
メタルジグの交換が容易で、強度を考えると、スプリットリングで結束していくのが望ましいでしょう。
スナップでは、いざ青物がかかった場合にスナップは伸ばされます。
スプリットリングを使用する際にはスプリットリングオープナーを使いましょう。
メタルジグが回転してしまう場合
しかし、ショアジギングではキャストして巻いてくる動作の中で水流の変化などでメタルジグが回転してしまうことがあります。
このままにしておくと、ラインがよじれライントラブルが発生しやすくなります。
このトラブルを防ぐのに適したものがベアリング内蔵型のスイベルで溶接リング付帯の物がお勧めです。
ライトショアジギング初心者の為のタックルを厳選してご紹介
ハイエンドモデル並みの技術が搭載されている中級クラスが多くあり、長いこと使え機能も充実しているモデルを挙げていきます。
シマノ:コルトスナイパーS1000M
ハイエンドクラスしかなかった、「ハイパワーX」と「スパイラルX」が搭載されたロッドで、ねじれを抑えた安心して使用できるロッドです。
細身のブランクスにも関わらず、強靭なバットパワーが魅力ながらキャスト性能も兼ね備えた機能十分の一品です。
シマノ:19ストラディック 4000XG
防水性能の「Xプロテクト「」や巻き感の「マクロモジュール2」はハイエンドにも搭載されているものが入っています。
技術高い物ばかりかと思っていましたけど、このお値段でラインナップも豊富なのはビックリです。
タックルのメンテナンスについて
釣行後はそのまま放置していたら表面に潮が付着してべとべとしてきます。
そのまま放置していると表面や隙間に塩ガミが発生してしまい
せっかくの高性能リールの性能が落ちて台無しになります。
これは、ロッドも同じでして
掃除せず放置しておくと、ガイドに塩ガミが付いて、トラブルの元です。
ロッドメンテナンスはいたって簡単です。
・ロッドを真水でよく洗う。
・よく乾かしてからロッドカバーに入れて保存する。
リールのメンテナンスも簡単ですが、注意点が必要です。
・リールはドラグを締めこみ真水で洗う。
・水気をふき取り、ドラグを緩めて陰干しをする。
・水気がなくなればリールケースに入れて保管する。
注意点として洗う時に温水で洗うのは内部のグリスやオイルが溶け出るのでNGです。
定期的に説明書に記載されているオイル・グリスを塗布することをお忘れなく。
また、撥水スプレーを塗布することや、PEラインにもコーティングスプレーを塗布するとラインの滑りが違いますのでお勧めします。
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まとめ
今回はライトショアジギングに絞ってタックルを色々解説とご紹介してきました。
いざ、大型の青物がきてもいいようにパワーのあるロッドは勿論、操作性やキャスト性能を考慮した物を選び、リールも長期使用を考えて選んでいきましょう。
最初から機能性高いタックルがあれば、長いこと使用できるのできっと満足できることでしょう。
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ
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