こんにちは、タモの魚臭さが取れなく釣行時に気になるたかっぺです
皆さんはシーバスをするうえでどんなショックリーダーを使っていますか?
今まで、色々なリーダーを手当たり次第に買いあさってきた、リーダーの変態の管理人がお勧めしたいリーダーがあります
それが、サンヨーのナノダックスショックリーダー
使ってみて、これほど結びやすく扱いやすく強いリーダーはありません
最近ではシーバスで使うリーダーの7割がこのラインです
何がいいのかを、少しお話していきましょう
第3のショックリーダー
サンヨーのナノダックスショックリーダーは第3のラインとして発売されています
従来の見解で見る、ナイロンラインやフロロカーボンラインのどちらでもないラインとして注目を集めていて
基本的にナイロンラインですが、ナイロンみたく伸びすぎずフロロ以上の結束と強度を実現させたラインで
特に巻物系で進化を発揮できるリーダーではないかと思っています
いままで色々なリーダーを使ってきましたが
結束がしやすく、確実なノットを編めて強度が強くワンランクリーダーを細くできる利点はシーバスとって大きな武器になるのではないでしょうか
今ではほとんどの場所でこのナノダックスショックリーダーを使っています
どういったところがいいのか、また悪い点は何なのかをもう少し詳しくお話していきましょう
フロロカーボンの欠点を解消
シーバスでよく使うリーダーはフロロカーボンと答える方は多いでしょう
しかし、こんな経験はありませんか?
夜間での結束のしにくさ…
もっと細くしたいと、細いPEラインに細くてすべすべのごわごわのフロロカーボンラインを結束する難しさはイライラしかないですよね
そういったフロロの欠点を解消したラインがナノダックスになっていると管理人は思っています
もっと細かなところを色々お話していきましょう
ナイロンだけどフロロ以上
基本的にナノダックスはナイロンラインです
ナイロンを形成する分子があり、分子同士が形成されてナイロン素材ができていますが、ここにナノサイズの改質剤を加えることにより、分子同士の隙間に超微細粒子を結節させて新しいナイロンができました。
つまりサンヨーの技術力で最高のナイロンラインができたということ
ナイロンライン並みのしなやかさがありながらも、フロロ以上の引張強度が手に入るリーダーと今までにないリーダーなのです
結束のしやすさはナイロン譲り
ナイロンラインの特徴として
結束のしやすさと確実性が挙げられます
ナイロンラインに上手くPEラインが食い込み編み込まれることで結束は完璧になります
このナノダックスは、もともとはナイロン素材なので結束はとにかくしやすいです
フロロカーボンラインは細いものだと、夜間では結束はとてもしにくく
それは、ライン表面がすべすべでかつ固くPEラインが食い込みにくい為に編み込みにくさが出てくるからです
ゆっくりすれば編み込めるのですが、編み込んだ時の確実に締まる感覚が無いのでベテランでも細いPEラインに細いフロロカーボンを巻くのは難しい作業となるのです
時間をかければかけるほど、魚とのコンタクトは少なくなるので大きなロスタイムになってしまいます
より細くできる
ナイロンラインとフロロカーボンラインの違いは太さにも表れます
同lb数でも、太さはフロロカーボンの方が太いです
太いということは、それだけシーバスからはラインの存在を見せていることになります
このナノダックスの特徴は、ナイロンラインでありながら引張強度はフロロカーボンライン以上です
つまり、フロロカーボンラインで16lbで4号を使用する場合、ナノダックスでは同じような強度15lbで3号の使用が可能であるということ
また、ナイロンライン特有の細さが加わるのでよりシーバスにラインの存在を薄れさせることができるのが大きなポイントなのです
吸水劣化
ナイロンラインには、特有の吸水劣化が付きまといます
ナイロンラインの性質上、吸水をしてしまいラインの劣化に繋がりやすいです
特にナイロンラインを使う場合には、2釣行に一度又は保管期間によっては頻繁に交換をしなければいけませんが
このナノダックスは、吸水劣化はそれほど大きな問題ではないようです
実際に、リーダーを結束して5釣行(2週間)した程度では、スナップ結束がもろくなるとはありませんでした
さすがに、藻や流木に絡んだらよく交換はしますが
吸水性の観点から行くと、通常のナイロンラインよりかはないような感じを受けています
癖が無く扱いやすい
癖が無いことは結束やルアーの操作に大きな影響が挙げられます
結束は先ほど説明しましたが
ルアー操作の観点から、特に小型のプラグ・シンペン・ワーム等水を掴まず泳がせるルアーを扱う際にはフロロカーボンラインの癖は結構邪魔になります
コシが強く固いフロロカーボンラインは、しっかり伸ばしていないとルアーの挙動がおかしくなります
特にハクや稚鮎の時は流す釣りか繊細なアクションを付ける釣りをします
この時、変な癖がついているとルアーがアクションに反応しないこともあるのです
特にワームでは顕著に出ます
しっかり伸ばせ問題ないですが、しなやかなナノダックスでは小型ルアーやワーム操作はしやすくなるので
マイクロベイト時には特にナノダックスを使用しているのです
障害物回りはフロロが勝る
いことばかりを記載していますが
デメリットもあります
それが、擦れにはさほど強くありません
感覚的にですが、フロロカーボン(同lb数)よりも擦れに弱い感じは受けています
サンヨーの耐摩耗最強ナイロンラインのGTーRをイメージしすぎると少し物足りない感じはしています(個人的に)
ここで使い分けが大切になってくるのですが
大きく複雑なストラクチャーが点在している磯等の場所で、ヒラスズキなどを狙い場合にはフロロカーボンを好んで使用しています
それ以外の流心や流れの淀みを攻める河川や、港湾などではこのナノダックスを使うようにしています
全てのシチュエーションで使えるラインではないことは正直否めませんね
ライン色に違和感あり
このナノダックスのライン色は薄いブルーとなっています
水中でも違和感ないと言われますが
人間目線から見ると、今まで透明な物ばかり使ってきていると違和感は否めません
しかし、実際に問題なく魚は釣れていますのでそこまで気にしなくていいかも…
色でどこまで変わるかはわからないですが
初めて使う場合に、違和感に遭遇するので参考までに
総合的にお勧めショックリーダー
いいところ、悪いところお話してきましたが
総合的に見てシーバスを釣るためには、とてもお勧めなリーダーと言っていいでしょう
世の中には、とてもたくさんの種類のリーダーがあります
安いものから高いものまで、幅広くラインナップされています
しかし、釣り人がより求める性能に近いものはというと、そのリーダーは限られてきます
その一つがサンヨーのナノダックスなのです
もし、今使っているリーダーに不満があるようでしたら、サンヨーのナノダックスを使ってみるのもいいのではないでしょうか
決して、お値段安いものではありません
自分の使っているラインの不満と、今回の記事を参考にして検討してみましょう
まとめ
「もっと、強いリーダーにしておけば…」
「何度やってもノットが組めない…」
「ごわごわしてイライラする!」
こんなお悩みありませんか?
そんな悩みを解消できるのがサンヨーのナノダックスショックリーダーになります
数少ない、リーダーの欠点を分子レベルで見直したライン
第3のラインと呼べるとふさわしい代物です
今リーダーに困っている方、これからシーバスを始める方にとてもお勧めです
ラインでシーバスフィッシングは劇的に変わります
これを期にこだわってみてはいかがでしょうか
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ