こんにちは、釣りから帰ってきたら少し寝るのが大好き、たかっぺです
オフショアで海を見ながら食べるご飯は格別ですよね
それも、たくさん釣れたら尚更です
コンビニで自分の好きな物を買って食べる贅沢は何とも言えません
しかし、そんな贅沢も保存する場所を間違えると台無しになってしまいます
大型クーラーにペットボトルや食べ物を入れてる光景をよく見ますが
そこに魚が入ると、粘液が付いたり鱗が付いたり…海水がおにぎりに浸ったり…
と、贅沢に買ったおにぎりや弁当が無残な姿に
そんなことにならないために、今回は自分の飯専用の小型のクーラーボックスについてのお話です
魚と自分の食べ物は別にする
オフショアで魚釣りの次に楽しみなのが、食べること飲むことです
特に夏場であれば、水分補給は大事なこと
そんな食べ物飲み物でよく見る光景は大型クーラーの中に入れておく方をよく見ます
確かに、氷をたくさん入れたクーラーボックスは絶好の保存容器になります
しかし、そこに魚が入ると、別の問題が発生してきます
それが食中毒問題です
魚は釣れたて新鮮な感じを受けますが
魚種によっては皮膚表面に人間には害のある菌も潜んでいるワケです
魚にあたったかな?ではなく同じクーラーに入れたことで知らずに害のあるものに触れてしまったのです
そんな危険を回避するべく、魚と自分の食べ物を入れるクーラーは別にした方がいいのです
もう少し掘り下げてお話していきましょう
大型クーラーに自分の食べ物を入れる危険性
先ほどお話した通り、食中毒の危険が潜むことがあるのですが
その例の一つが腸炎ビブリオという細菌による感染症が代表的です
その他にも、自分に害はないけれど、かなりがっかりすることも多々あり
同じクーラーに自分の飲み物食べ物をいれておくことは損しかないのです
いくつか例として紹介していきましょう
腸炎ビブリオ
少し気を付けないと、せっかく楽しいオフショアが嫌な思い出になってしまいます
腸炎ビブリオは、どの魚にも付着していると言われます
塩分濃度3%であればよく発育するので、海水魚であれば必ずいると疑いを持ちましょう
その菌が付着したペットボトルのふたや魚を触った手で食べ物を掴めば、感染はしやすいのです
繁殖力はとても速くて強いため、症状は数時間後には出てくる厄介な菌です
特に嘔吐や下痢、発熱が見られた場合はすぐに疑い対処しないといけません
そんな腸炎ビブリオから守る方法は、真水で洗うことと触らないことです
食べ物が海水まみれ
よく皆さんがしていることとして、コンビニの袋をそのままクーラーに入れる方は多いと思います
よく冷えてビールなんかは最高に冷えてうまいのですが
コンビニの袋は密閉度も低い袋です
しっかり縛ってもわずかな隙間があるので水の侵入はしてきます
あくまでも、持ち運びを考えただけの袋なので水の中までを考慮して作ってはいません
そんな袋をクーラーに入れておくと、釣れた魚に対して冷海水をする場合
言わずと、ビニールの中は海水まみれになってしまいますよね
これでは、せっかく買ったおにぎりや弁当が水浸し…
と最悪の結果になってしまいます
魚がたくさん
オフショアでは、魚がいる場所に行きます
食い気があれば
到着直後に入れ食い!なんてことも珍しくないわけで
新鮮な魚を家族に食べさせたい…近所におすそ分けしたい…ということであっという間にクーラーいっぱいに…
そんな時、アナタのご飯は?飲み物は?
魚を入れるべくやむなく炎天下の外へ
そうなれば、食品は痛むのも早く数時間後には菌が増殖して腹痛の原因になってしまいます
クーラーは2種類持ってくるのが通
と、一つのクーラーに魚と自分の食べ物飲み物を入れておく危険がわかってもらえたと思います
そこで、推奨したいのがクーラーは別にするということです
基本的に、魚用と自分用と分けて持つのがオフショアで楽しむコツになりますし
2つ分けて持ち込んでいる方を見ると、オフショア通だなと思います
せっかく高いお金を出していくオフショア
楽しむのであれば、自分の身の回りの整理整頓はしておくのは大事なことですよ
準備をしていないと、痛い目を見るのは自分自身になっちゃいますよ
水に濡れない仕様がベスト
2つ持つのが大事な訳ですが
もう一つ気にしたいことが、水に濡れても平気な物を選ぶことです
安く仕上げるために、保冷加工をしてあるソフトバックを持ってくる方がいますが
波しぶきをかぶると水浸しになり、中まで浸水してしまいます
基本的には完全防水処理をしたハードクーラーが望ましいです
以前、船あがり時にタックルを洗っていたら
ソフトバックを持っていたオッチャンに水がかかるからやめてと言われましたが
基本的に水に濡れて困るものはオフショアでは持ってこないようにしておきましょう
皆さん水に濡れても大丈夫なように準備しているわけですからね
食べ物専用クーラーをご紹介
では、ハードケースで自分専用の飲み物食べ物を入れれるクーラーはどんな物があるかをお話しましょう
ポイントとなるのは、水に濡れても大丈夫なこと・座っても頑丈なこと・保冷力が1日持つことが望ましいです
ここでは500mlのペットボトルが4本以上入り食べ物を保存できるものを紹介していきます
参考にしてみてください
・ダイワ:ミニクール 1050
600mlのペットボトルを最大8本縦の入るクーラーです
専用のブルーフケースを使えば、おにぎりなどの弁当の水に濡れることなく保存が可能です
保冷力抜群のCPアイスを使えば、長時間の保冷が可能になります
・ダイワ: RX 3200/2600
2ℓのペットボトルを立てて保存できる大きめサイズのクーラーボックス
車の移動を含めて使用したい場合にはこちらが有能では
保冷力は十分すぎるほどの性能です
・シマノ:ホリデークール 20ℓ
飲み物をたくさん…食べ物をたくさん入れたいという贅沢に釣りをしたい方にはこちら
シマノのクーラーは保冷力に定評があり、頑丈なボディもウリです
500mlのペットボトルが17本入る仕様なので、自分専用としては十分な仕様ですね
・コールマン:エクスカーションクーラー 16QT
安くてそこそこであればいいという方にはこちら
保冷力もそこそこ、水をかぶってもやや安心
座れることはできませんが、内容量が15ℓあるので一人分の飲料水や食べ物を入れるには丁度いい仕様です
鮮やかな配色がおしゃれな品物です
・コールマン:エクストリームクーラー 28QT
2ℓのペットボトルが8本収納できて保冷力が3日持つと言われるクーラーです
釣り以外にも様々なところで活躍できる優れもの
・イグルー:クーラーボックス マリーンウルトラ30
独自開発の高密度ウレタンによる保冷力は真夏の炎天下で3日間氷を保持する能力があると言われる噂のクーラーボックス
収納力も2ℓのペットボトルが8本収納できる仕様です
さすがアメリカで人気なだけありますね
快適な釣りは分別収納から始まる
釣りが上手な方の特徴で、きちんと分別して整理整頓がされている人が多いです
この理由は、どこに何があるかをすぐに分かることと、無駄な動きをしたくないためです
全ては時合の為、全ては少しの時間をくつろぐ為です
くつろげる時間があれば、火照り疲れた体を癒すことができます
わずらわしさがあると、そこに気を使ってしまい疲れてしまうものです
せっかくのおにぎりが海水で濡れてしまうのは嫌ですし、嫌な気分しか残りません
疲れるのは、大物と対峙したときだけにしたいものですね
その為に、考えつく先はきちんと分別収納し整理整頓をすることなのです
まとめ
皆さんオフショでは定番のでかいクーラーは釣れた魚を保存するには十分な大きさです
沢山釣れれば、クーラーに入る分だけ持ち帰れる贅沢感が釣りに醍醐味ですよね
しかし、そのクーラーの中に自分の食べ物飲み物があった場合
後々悲劇しか生まれません
おにぎりや弁当は水浸し…魚の粘液がおにぎりに…
こうなると食中毒の危険性も出てくるわけで
自分用のクーラーを是非用意しておきたいところです
せっかくの楽しいオフショアを、気持ちよく終わるためにはきちんと分別は大事なことですよ
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ