こんにちは、冷蔵庫を掃除していたら3年前のチューペットが出てきました たかっぺです
寒ブリの最盛期の伊勢湾
特に鳥羽沖では連日ラッシュとなっていて盛り上がっていますね
ですが、誰でも釣れるとはいかない様子です
この釣るためにはとても大切なことを実践できていない方が多いと船長さんは語っています
とても簡単な事ですが、できる人とできない人では釣果に大きな差がでてきます
それがボトム着底からの操作になります
一体どういうことなのか、色々お話しましょう
ジグは止めるな
青物を主として釣るために必要なことは、ジグを終始操り誘うということ
誘うというとジグを大きくシャクったり早く巻いたりが誘いと思いますが
実は、ジグを落とすときから誘いは始まっています
フォールで見せてシャクりで食わすわけですが
一瞬でもジグを止めて動かなくしてしまうとすぐにターゲットは見切ってしまいます
意外にジギングは豪快な感じがしますが、繊細でテンポを意識することが大切になってきます
その動かなくなるタイミングがボトム着底からの遅い操作になるのです
ジグは止めず絶えず動かすことをよく意識していきましょう
釣れる人と釣れない人の決定的な差
鰤が同じ人にヒットすることはよくあります
逆に、誘い続けているのに全くアタリもない人もいます
ジギングでは、釣れている人の真似をしろとよく言いますが
同じジグにしても動きを真似てもアタリが無いことはよくあります
こんな時によく見ておきたいことは、ボトム着底からの誘いになります
このわずかな動きの差が釣れる人と釣れない人の決定的な違いとも言えます
確かに、シャクリのリズムをマネすることはとても大切ですが、どのようにしてジグを見せているのかをシャクリだけを見るのではなくてボトムからどのように操作しているかを見ることが大切なのです
ボトム着底と同時に動かそう
と言っても、絶えず見ていては自分の釣りがおろそかになってきます
そこで意識したいことをいくつかお話していきましょう
最も基本的なことで、最も釣るために大切なことになりますよ
青物は目がいいのでジグを止めずに動かしていきましょう
着底が分かるようにする
ジギングの方法はジグをボトムから狙いの棚まで誘いあげていきます
フォールで青物に興味を抱かせてボトムからの素早い泳ぎで食わせのスイッチを入れていく感じです
それにはしっかりとボトムをとれるジグの重さを選択することが必要です
基本的に潮流が速くなることや水深が深ければ深いほどジグの重さは上げていきます
メインラインの太さにもよりますが、水深50メートルでは80gや100gでは着底が分からないことは結構あります
少しでも着底したか分からないと思ったら、迷わず重くしていくのがセオリーになります
特にショートジグがメインになる時は、ボトムが確実にわかる重さを選択していきましょう
サミングの大切さ
サミングはなぜ必要なのか？
余分なラインを出さないことがサミングの本来の意味で、潮の流れによってラインのふけも出てしまうのがジギングではよくあります
上の潮が速すぎると当然ラインも膨らみ流されます
そうなると、ジグがボトムについた感触がラインのふけによって分からないことが出てきます
サミングせずにジグの重さを上げるだけも無意味で、しっかりと無駄なラインが出ないようなサミングができるようにしていきましょう
基本はボトムの感触が分かるかどうかだけの話です
それにはしっかりとラインをサミングしてボトム着底を素早く察知することが重要なのです
常にターゲットは見ている
青物は、ボトムでおとなしくしている感じと思いきやいつでも食うタイミングを模索していることが多いです
そのタイミングは様々ありますが
一つはベイトが暴れふためく様子を演出できるかどうかになります
つまり、フォールでジグに興味を抱かせて、着底と同時に必死に泳ぐものに食いのスイッチを入れやすくなります
少しでもボトムから動かないジグを見せてしまうとその周辺の青物は偽物と判断してしまい自分だけでなく周りも釣れない連鎖を発生させていしまうことがあるのです
釣りが上手な方は常に見ているというイメージの元に色々工夫しているのですね
着底後は数回のリトリーブ
ボトムが分かればすぐにシャクリ開始と言いたいですが
わずかなラインスラッグがあるとラインのふけをシャクっているだけでジグはほとんど動いていません
これでは見切られるのも無理はありません
いきなりシャクるのではなく、ボトム着底が分かればラインスラッグをとる意味を込めて素早くラインを巻き取ってからシャクるようにしましょう
素早い立ち上がりがターゲットに餌として認識してもらうこともできるので不可欠な動作ですね
ロッドの角度も大切
ボトムをとるために必要なのはジグの重量やライン管理のほかにもう一つあります
それが、ロッドの角度
よく見ていると、フォール中にロッドを水平に持っている方が多いですが、ボトムを感知するには少しわかりにくさがあります
ロッドの角度が水平だと抵抗の分だけロッドはしなります
そうすると、わずかですが反応が遅くなり操作がワンテンポ遅れることがあります
潮が速い時ほど、ラインスラッグの関係もありさらに遅れます
この状態を防ぐ意味でもフォール中のロッドの角度はティップが水面に触るほど寝かせることを意識するといいでしょう
そうすればリールにダイレクトに伝わるのでボトム着底が分かりやすくなります
シャクリだけでは誘いとは言えない
ジギングにおいてシャクりが全てと言います
間違いではないですが、シャクリがターゲットの誘いとは言い切れないのです
ジグを水中に投入した瞬間から誘いが入っていて一連の動作が上手くできていないと釣ることができないのがジギングです
特に青物を釣る時には大切なことで
ジグの動かし方で釣れるかと思いきや、フォールでよく見せてジグが逃げる様を演出出来た時に初めて口を使うのです
ですのでボトム着底からの素早い誘いがとても大切になるのです
シャクリが丁寧だけでは青物は釣れません
トータルで見ることでパターンとして成立できるというワケです
まとめ
ジグはしっかり動かし誘う
実は誘う意味というのはジグが水中にいる時から始まっています
ターゲットに偽物の餌と見抜かれないためには常に動かし続ける意識が大切
ジグが動かないことが少しでもあると違和感として残り、それが回りにいるターゲットたちにも伝達している様子
誘い続けるには、フォールで見せてボトム着底後は素早く誘い上げをするという意識が釣果として結び付くのです
これからの寒ブリシーズンは是非このジグの動きについて意識してもらい、釣果に結び付けましょう
