こんにちは、ファミコンのカセットがすごい金額で売れてラッキー たかっぺです
春といえばタイラバ、大鯛狙いを積極的に狙える季節
タイラバのセッティングでメインラインが細い理由は皆さんご存じですか?
タイラバ特有の細いラインでは大丈夫なのか? 太くすると何がダメなのか?
今回はタイラバにおけるPEラインについてお話していきましょう
PEラインは1~1.5号が使いやすい

タイラバにおけるPEラインは、個人的には2種類使い分けています
PE1号と1.5号を取り入れていますが、過去にはPE0.8号や2号も試してきました
実際にしてみると、1号と1.5号が使いやすいと感じています
浅場の潮が速い場合や水深80メートルでのディープなどをしていますが、基本的にディープ以外はPE1号を使います
この使い分けについて少しお話していきましょう
PEラインの考え方

実際に使ってきてみてPEラインの考え方についてですが
タイラバにおけるPEラインは細いものが主流になっていますが
何故細くするのか?何故太いとだめなのかを考えてみましょう
なぜ細くするのか
タイラバは確実にボトムにつけてから巻きを開始します
ボトムからの巻き上げで鯛に興味を抱かせて食わすわけですが
ボトム着底を素早くするために、ラインにかかる潮の抵抗を極力減らすことで安定したフォールが可能になるためです
また、細いほうが潮の抵抗が減り、鯛特有の食わせる違和感を減らせるのも細いラインの特権です
細すぎるラインは要注意
ですが、細すぎるラインでは鯛特有の引きに少し違和感が出てきます
ドラグを極端に軽くしてタイラバをしますが、春先には桜鰤や鰆も多く出てくる時期でタイラバへの食いつきも高まる時期でもあります
そうなると、0.8号では少し楽しめない釣りとなるためで、少しでも釣りを楽しみたいので1号を管理人は推奨しています
なぜ太いとだめなのか
逆に太いラインでは何に影響が出てくるのか
それがPEラインの特性である浮力が関係してきます
PEライン自体は浮力を有していて、それが長い距離のラインが水中に出ていると潮の影響もありタイラバを浮かしすぎることが懸念になります
タイラバを重くすればと思いますが、ヘッドの大きさもタイラバの釣果に影響が出やすいので、PEラインは太くても1.5号までにしています
ただし、潮の影響や操船方法によっては浅場ではラインの太さがアタリにも影響がでます
なので、PE1.5号はより強度を持たして攻めたいディープゾーン(水深80メートル以上)で比較的重いタイラバを使う場合に多用します
タイラバ行くならタックルは2本用意

色々お話しましたが、タイラバに出かけるときはPE1号と1.5号の2セットを持っていくようにしていますが
深ければPE1.5号、浅ければPE1号というわけではなく状況判断になります
その日はどのようなスタイルと場所をいくつ回るかがわからないことが多いのがタイラバです
例を添えて使い分けを見ていきましょう
風が強いドテラ流し
船を風や潮任せに流す釣りになりますが、当然に風が強ければ流される速度も増します
ここではボトム着底を優先に考えたいので、150グラム以上のタイラバを使いPEラインは1号を使います
この状況で水深は80m以上でもPEラインは1号を使いますが、着底が困難な場合は200g以上を使い強度も考えたいのでPE1.5号を使用します
時には100g+150gのヘッドを2個つけて使用することもあるので強度も必要になります
バーティカルの場合
タイラバでの釣果に恵まれている遊漁船は土日ともなると満船です
そうなるとドテラではなく、操船に切り替え風に対してまっすぐ進むバーティカル釣法となります
この時にタイラバの動きは縦の釣りとなります
つまり船の移動分だけポイントを探るということになります
ここでは、とにかく数多く誘うことが重要になります
水深がある場合でも基本的には縦だけの釣りなので、PEは1号をメインと考えます
巻き速度について

PEラインについてを考えましたが
タイラバでは巻き速度は非常に重要になります
PEライン号数と合わせて巻き速度も計算に入れて誘いを入れるので、タイラバは非常にシンプルでありながら繊細さがある釣法です
巻き速度については、以前に記事がありますので参考にしてみてください

まとめ
タイラバのセッティングは細いラインを使うのが特有になります
何故細いのを使うのか、なぜ太いとだめなのかをしることでタイラバの動きがわかってきます
また、応用をきかせることで様々な状況にも対応ができるようになります
何故細くするのかを理解すれば、タイラバもよりおもしろくなりますよ
今回の記述を参考にして大鯛に挑んでください