こんにちは、オムライスは玉ねぎを大量に入れ、ケチャップを焼き炒めるとうまくなる たかっぺです
かなり昔になりますが、管理人が20代後半の出来事
木曽三川のポイント開拓で色々な場所に行っていたことがあります
よさげな場所を夜も更けたころに一人で藪漕ぎしライトの明かりだけが頼りに潮が引ききった場所を歩き出した時に事件は起こりました
数歩進んだところでいきなりひざ下まで泥濘にはまってしまい、抜けなくなり動けなくなったことがありました
まったく動けなく、あと2時間ほどで上げ潮になるところ…焦りと怖さの中、何とか脱出できたことがあります
この時の様子をお話していきましょう
今でも思い返すと怖さで身震いしますね
新規開拓は夜にするな!

ウェーディングで初めての場所に行く場合の鉄則は夜に新規開拓はするな!ということです
シーバス釣りたさに楽しさと欲にまみれた20代後半
何とかデカいシーバスをの一心で夜な夜な出かけることは日常の事でした
いつもなら、情報を頼りに引き潮の日中を色々見て回っていたのですが、先輩に引き潮の時に渡れそうな場所があるとの情報を頼りに夜に出向いたことが管理人の過ちでした
基本的に新規場所でウェーディングをする場合には、日が昇って足元がしっかりと確認できる状態で行くべきです
これは昔のスマホがない時代と変わらないことです
グーグルマップだけでは状況はうまく確認できません
まずは自分の目でしっかりと釣りができるのかどうかを判断してからウェーディングするようにしましょう
ウェーディングの危険

ウェーディングでの危険といえば、主に水中の中での出来事が多いでしょう
例えば、アカエイを踏まないように歩く方法だとかステッキを使うなど、またクラゲや毒魚の存在などたいていは水中での危険防止を言います
ですが、水がない場所でも足元の状況も大いに関係してきます
その一つが泥濘(ぬかるみ)になります
泥濘の危険
ここでいう泥濘は河川で潮が引いたときにできる干潟みたいな場所で、細かい粘土質の泥が水を吸ったその一帯の事です
砂と泥が入り混じる場所では比較的、足場が硬くなり歩いて行け容易ですが、泥だけで形成される干潟はかなり厄介です
ぬかるみにはまり例えばくるぶしあたりくらいまで足が入るとしましょう
そうなると、ウェーダーの脱げやすさ+粘土質の泥の細かさ+自分の体重で足を引き抜くことが結構難しくなります
それが過去の惨事はひざ下まで入り込んだので、まったく動けない状況で動けば動くほど足元が締まり引き抜くことが難しかった記憶があります
泥濘大脱出劇
おっさんになり、今思えばかなり無茶をしていた時期
魚をさ迷い歩くことが楽しくてしょうがなく、泥濘から助けてもらった方へ迷惑をかけた申し訳なさが今でも頭をよぎります…
そんな迷惑をかけまくった泥濘にはまった管理人がどうやって脱出したのか…
人をとにかく呼んだ
このころは、まだスマホがなく通話やEメールやショートメールが主体な時
しかも防水機能などない携帯電話を持っていました
ゲームベストの胸ポケットに入れていつも釣行していたのが功を奏して、泥濘にはまり脱出ができないと焦りが出たときに、友人や会社の先輩に電話をかけまくった記憶があります
しかも、午前0時を過ぎたあたり…寝ている友人もいました…
駆けつけてくれた友人や会社の先輩には今でも感謝しています
3人の方が協力してくれて引き上げてくれたのが上げ潮になって水が迫っているときだったので本当に助かりました
ライフジャケットを脱ぎ体重を預けれるようにした
助けに来てくれた友人が自分の持っているゲームベストを投げて
「それに手をついてゆっくり這いでてこい!」
この一言が脱出のカギとなりました
面積の大きいものだと力が分散されて体重がしっかりかけれるのか、片足が少しづつ抜けるようになり
その後に、応援に駆けつけてくれた方がコンパネをひいてくれたりで脱出できました
ゆっくりの動作を意識した
助けてくれた友人からさらなるアドバイスが
「もがけばもがくほどハマるからゆっくり動け!」
まさにその通りでした
とにかく早く出たいという思いから、もがいていましたが
一向に足が抜けず、逆に締まってくる感覚があり本当に焦りで我を忘れていました
ゲームベストを台にしてゆっくりとはい出てこれたときは、涙が出ていたのを覚えていますね
左腕を深く切っていたため救急病院へ
這い出た後に友人が「めっちゃ血でとるやんか!!」
這い出た安心感から何も気づきませんでしたが、左腕にえぐれたような傷があり血が結構出ていました
なんで傷になったかはわかりませんが
良い環境ではないため、すぐに救急病院へ友人が連れて行ってくれました
抗生剤と縫合で処置してもらい、あの時の病院の判断と処置のおかげで今も生きていることに感謝です
ただ、処置後に高熱は出ましたけど…
感謝してもしきれないあの頃

今でこそブログでお話できる状況ですが、あの頃のあの泥濘にはまったときは怖さと自分の愚かさで気がおかしくなるレベルでした
あの時、遅い時間でも駆けつけてくれた友人と会社の先輩には今でも感謝をして、定期的に会い交流を深めています
あの時に、もし誰も助けを呼べなかったらどうなるのかと考えると怖くなりますが
今でも元気に過ごしている管理人は、いろいろな方に助けてもらって今に至る感謝の気持ちが常にあります
これからも感謝の気持ちを忘れず色々な情報を発信していきます