こんにちは、家で作る減塩餃子が大好きの、たかっぺです(30個は余裕で食べれる)。
どんな釣りでもそうですが、自分の身は自分で守り安全に釣りを組み立てるのが最初にすべきことです。
自然界に立ち入る以上は、最低限のルールと装備が必要になります。
堤防で手軽に始められる、ライトショアジギング釣行時の装備についてお話をしていきます。
安全を身に着け、安心して釣りをしよう
海における安心とは落水・転落・転倒を最小限に食い止めることです。
安全は100%になりませんが、100%に近づけることはできます。
転落をしないように靴をグリップの高いものを履いたり、落水しても浮いていられる救命胴衣を着用したりします。
釣りは、危険と隣り合わせであることを認識して釣行していきましょう。
では、安全装備についてをお話していきます。
ライフジャケットは必須アイテム
いわゆる救命胴衣で、膨張式と非膨張式があります。
膨張式の特徴として
・着脱しやすく軽い
・ウエストタイプとショルダータイプがある
・水(少量でも)を感知してから膨らむ(圧縮ボンベには期限がある)
・膨らんでも時間がたつと空気が抜けてくる(自分で空気を入れる)
・一度膨らんだら圧縮ボンベを交換しなければならない
非膨張式の特徴として
・浮力帯が内蔵しているジャケットタイプ
・体(胴)を覆うので少し動きにくい
・浮力が常に一定で胴が浮くので落水しても安心感がある
・ライフジャケットに厚みがあるので、貝などの切創や打撲をある程度防げる
ライトショアジギングにおいてのライフジャケットは、やはり後者の非膨張式がいいでしょう。
昔風のオレンジ色の物ではなく、シーバスウエーディング専用のライフジャケットがお勧めです。
前面にルアーケースが2つ入る大きなポケットがあり、道具を持って移動することがなく重宝します。
これから紹介するツールがほとんど入って便利ですよ。
ただし、足場がある程度安定しているところの話で、磯場などでは視認性がいいポケットが無いタイプがお勧めです。
強力グリップで転落防止
ライフジャケットは万が一落水したときの装備品で、落水を防ぐには足元が滑らず、転落が防げる靴が必要です。
靴底にピンがあるピンソールと濡れた場所でもグリップするピンフェルトを選ぶといいでしょう。
いわばスパイクシューズみたいなもので、ステンレス製のピンで少しの凹凸に食い込みグリップが発揮されます。
波や雨で濡れてしまった場所はピンフェルトが活躍します(苔や落ち葉がある場所はNG)。
しかし、安全を考え雨や波がかぶっている場所は釣行を断念しましょう。
その他の安全釣行の必須ツール
ライフジャケットとピンソールの靴は必需品ですが、釣行時に安全と機動性に優れたアイテムをいくつか紹介します。
フィッシュグリップ
魚の口に入れてホールドするもので、どんな魚にも使え、特に鋭利な歯の魚はこれがあった方が無難です。
スプリットリングオープナー
メタルジグとリーダーの結束にはスプリットリングがあります。
手で開けれないことはないけど、オープナーを使えばすぐに脱着できる便利なツールです。
小物入れ
ライフジャケットにはいくつかポケットがあり収納しておきましょう。
スプリットリングをまとめたケースやメジャーを入れておけます。
偏光グラス
光の乱反射を防ぎ、釣行後の目の疲れが軽減されます。
ライト
ライトショアジギングは陽が昇る前からの釣行が多く、仕掛けの準備や足元の確認で必ずいります。
直進性がよく寿命が長いLED式ヘッドライトタイプがお勧めで、200ルーメン以上あるのが理想です。
ロッドスタンド付きバッカン
タオル、飲み物、ルアー予備など色々な物が入れて、丈夫な作りで重宝します。
ロッドスタンドがあるタイプがよく、ロッドを立てたまま移動できます。
ストリンガー
魚を生かすためのもので、持ちかえる場合すぐにに魚を締めてクーラーに入れればいいですが
時合の時だと焦ることもあるので、これで魚を生かしておけば焦らずにすみます。
また、手返しの良さは釣果にも結び付きます。
ランディングにはネットは必須
ライトショアジギングはサーフ以外では堤防やテトラ帯等の足場の高いところからします。
小型の魚でしたら、ロッドの反発力で魚を抜きあげるけど、中型クラスは無理と判断したらネットを使いましょう。
実はネットの選び方にもコツがあり、丸形でもいいですが、魚が入れやすくなっている「扇形」のネットが理想です。
シャフトの長さも5m以上は必要で、コンパクトに折りたためるタイプを選びましょう。
シーバス用のライフジャケットは後ろにDカンがついていて、タモを引っ掛けるようになっていて持ち運びの面でも優れています。
暑いに日中に必ずいるもの
暑い日に、これくらいは最低限持ち歩いてショアジギングをしましょう。
虫よけスプレー
やぶ蚊やマダニに効くタイプを選び、こまめに肌が露出する部分(顔を含む)スプレーするようにしましょう。
日焼け止め
乳液タイプでSPF50がお勧めです。
長時間の釣りにはSPF50は必要で、汗をかいたらこまめに塗り、シミにならないようにしていきましょう。
スパッツ(スポーツタイプ)
日焼け対策と体温を下げる目的から、吸水性と速乾性に優れた物が理想で、長袖と長ズボンタイプは着用して行きましょう。
又、スポーツタオルを持っておくと重宝します。
帽子
熱中病対策では必ず水分補給と同じくらい重要で、首元まで影ができるサファリハットが特にお勧めです。
水分
小さいクーラーボックスに、2ℓ以上程度凍ったスポーツドリンクを入れて持ち歩くと夏場は助かります。
まとめ
安全に釣りができることは、体が動く限り釣りができるということです。
趣味を楽しむには、健康・安全があればこそ。
釣れなくても安全に帰宅することが、家族にとってはうれしいことになります。
くれぐれも安心・安全な釣りを心がけましょう。
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ