こんにちは、残酷なほどに暑すぎて、飲む量が半端ないたかっぺです
夏は青物が近くの漁港などに回遊してきて、ショアジギングを楽しめる季節です。
そんなショアジジギングをより楽しむためには、メタルジグだけではなくてトップ系も必須になってきます
青物などは水面にベイトを追いつめて捕食したりしますが、この時に水面がざわめくナブラが発生しやすく高活性な青物を釣るには大チャンスでもあります
しかし、いちいちルアーを取り換えてはチャンスが逃げてしまいます
そんな状況に覚えがある人は2タックルを準備しておくと手返しがよくなり釣果も上向きになってきますよ
ショアジギングではいつナブラが起こるか分からない
ショアジギングで、最も釣果が期待できるのがナブラが起こり、そこにその時に有効なルアーを投げ入れればヒットの確率は高くなります。
高くなるのですが、このナブラはいつ起こるかはわかりません
オフショアなどでは、鳥山があれば操船して近づけますが
ショアなどでは移動ができないので、ナブラに遭遇したときは大チャンスとなってきます。
このナブラを見逃すと、ショアではその日の釣りが終わってしまうこともありチャンスは生かしたいところですが
ナブラがあった場合のルアーの選び方も必要になってきます
それがトップ系のルアーでして、表層をゆっくりとベイトが弱り切ったさまで誘えるのでナブラでは特に有効なルアーなってきます
メタルジグでも表層を早く引くと狙えることもできますが、トップ系のナチュラルさにはかないません
ナブラ発生したら、すぐにトップ系をナブラに投げ入れれるかが釣果の分かれ道と言っても過言ではないですね。
2タックル準備するのがショアジギンガ―
「今日は釣れないな、青物の回遊はないのかな…」
とメタルジグで全層を探っていた時に、突然目の前で激しいナブラが発生!
メタルジグを投げ入れ表層を早く引くも反応なし…
これ、結構あるあるでして、早い動きに反応しやすい青物ですが弱っているベイトから優先して捕食するのでメタルジグでは狙いにくい時がよくあります。
メタルジグでも釣れる時は釣れますが、より食わせに徹する為にはトップ系のルアーの方が食わせやすくなります
こんな時に、ショアジギングでは2タックル持ち込むと最強の組み合わせになります
メタルジグ用とトップ用の2種類を状況に応じて使い分けるのが数少ないチャンスをものにできるでしょう
ナブラ以外でも朝一はトップ系で攻めてみよう
ナブラを主体にお話していますが、実はナブラ以外にもトップ系は必須の時があります。
それが、青物の活性が大きく上がるマヅメでして、いわゆる朝マヅメ・夕マヅメでこの時間帯は青物の活性は高くナブラが無くてもトップ系でバイトしてくれる時があります。
水面を青物が強く意識している時が最大のチャンスでして、朝マヅメにポイントに入りトップ系で攻めるのはセオリーともいわれます
よく、管理人も近郊の堤防などで朝マヅメだけをショアジギングをするときがありますが
メタルジグではなく、先発をトップ系で誘う時があります
トップ系の方がよりナチュラルライクな動きで魚を騙せやすく釣果を上げることができるからです。
実は、もう一つトップで釣りやすい時があります。
それが潮の変わり目でして、干満の止まりから動き出すときにトップ系を試すときがあります
海域にもよるかもしれませんが、潮の変わり目にトップ系で多くのバイトを得られることがあるので是非してみてください
トップ系のルアーについては関連記事がありますので参照にしてください
ロッドはどんなものがいいのか
2タックル準備するのですが、どんなロッドを用意したらいいのでしょう
基本的に、遠投ができるロッド・ルアー重量表記内のロッド・軽さのあるロッドを基準に選んでいきます
メタルジグを扱うロッドとトップ系を扱うロッドとも考え方は同じです。
遠投ができるロッド
これは、ロッドの長さのことでして、長いと遠心力を使えます
長いと言っても、ショアジギングではとにかく数多く投げれるかがキーポイントとなります
ロッドの長さで言えば、10ft前後を選ばれるといいでしょう
トップ系はメタルジグより飛距離が落ちますので、体力があり少しでも長く多く誘いたい方は11ftを選ばれるといいでしょう
ルアー重量表記
いわゆるパワーのことでして
重量表記が増えるにしたがってパワーは強くなってきます
使うメタルジグやトップルアーの重量にもよりますが、重量表記を守ってロッドは選ぶようにしましょう
あまりパワーがあるロッドで軽いものは投げづらいことがあり、逆にパワーが無いのに重いものを投げるとロッド破損に繋がります
使うルアーによって適正なパワーのロッド選ぶのが賢い選択ですね
軽いロッド
重いより軽いロッドの方が身体的にも楽です
重いとメタルジグをシャクル時に疲れます、重いとトップ系のルアーの誘いも疲れます
最近のロッドはどんどん軽量化が進んでいるため、前機種も出るよりも今の機種を選ぶ方がいい場合が多いですよ
(よく自重の確認はしましょう)
専用のロッドについて
欲を言えば、トップ系は操作性が高いと楽に誘えるものがよく、繊細なバイトも捉えれるショアジギングの中ではティップが繊細な物を選ばれるのがいいでしょう
金銭面に余裕がある方はプラッギング専用ロッドを持っておくと、その違いはよく分かりますよ
少しだけご紹介しますので参考にしてみてください
・テンリュウ:パワーマスター PWM110MHKP
オフショアでの認知度が高いテンリュウですが、ショアジギングでも安心して振り切れるロッドになっています
プラッギング用に開発されたモデルでして、ティップが柔らかいのにパワーがあるので操作性は抜群です
・ゼナック:ミュートス Duro 100H Pencil
ショアジギングの最高峰ロッドのプラッギング専用モデルです
プラグに命を吹き込ませるためのロッドです
そのしなやかさとゆるぎないパワーはまさにプラッギングロッドと呼べますね
お値段高いながらも、ショアジギンガ―憧れのロッドです。
どんなリールがいいのか
基本的にラインの巻き量によってリールも変わってきます
管理人がよく通うロックシショアを例に挙げると、周辺は根が多い海域ですので、鰤クラスがかかっても強引なやり取りをしていきます
その為PEライン3号~4号を主力で使い、そのラインが300m巻けるようなリールを選んでいきます
このセッティングではシマノ・ダイワで言うと6000~8000番相当がいいでしょう
その他では、1回転当たりのラインの巻き量も考慮しておくといいですね
リールにはギア比による巻き量の違いがあります
リールにはローギア・ハイギア・エクストラハイギア(シマノリール表記)があり、ギア比が高くなるほど巻き量が多くなってきます
メタルジグを扱う場合、巻き量が多すぎるとジグの動きにメリハリが出にくい場合があります、ローギア・ハイギアを主力と考えましょう
トップ系では潮流や風の影響をもろに受けるので、余分なラインの回収が操作のカギにもなり、ハイギア以上のギア比は高いほうがお勧めです
ロックショアで紹介しているタックルを参考にしてみてください
釣れる時に釣るのがショアジギングの鉄則
ショアジギングでは、釣れる時に必要なルアーで釣るのが鉄則です。
わずかな変化を見落とさずにその時に合ったルアーとタックルを使うことで飛躍的に釣果は伸びてきます
ナブラが発生して届きそうなら、迷わずトップ系を投げる
それでバイトしたら興奮もので病みつきになりますよ
いかに、その時に素早くアジャストできるかがショアジギングでは必要ですね
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ