こんにちは、汚れた車に落書きされた、たかっぺです
先日のこと、不注意でロッドのティップを折ってしまいました
しかも、釣行開始2投目で…
扱いを分かっていながらもやってしまった自分に悔やんでいますが、折れた物は仕方ない…
ということで、釣行中にロッドを折らないために注意したいことをお話していきます(自分の戒めの為にも…)
ロッドを折らない意識が大切
折った本人が言うのもおかしいものですが…
多くのルアーロッドの役割はルアーを遠くに飛ばす為の道具です
その中でロッドにはルアー許容範囲が設定されています
基本的に曲がり遠心力を大きくすることでルアーは遠くに飛びます
そして、もう一つが魚の引きなどをいなしてくれるパワーがありますが、言わばバットガイド付近の曲がりの強さがパワー設定になります
これらが上手に設定されて初めて、飛距離とパワーを両立できるものになるのですが、ロッドにもどこまで曲がるかの限界点はありまして
ロッドのパワーが強いから魚を抜きあげれば大丈夫と思ってドラグを締めて抜きあげると 「ポキリ…」となる可能性が高いのです
この限界点をよく考えてロッドを扱わないと簡単に折れてしまうので注意が必要です
もう少し詳しくお話していきます
ロッドがよく折れる場所
ロッドの限界点は、ロッドを大きく曲げて折れる場所です
どこまでも曲がるわけではありません
どんなロッドでも折れやすい状況は必ずあります
ロッドに高負荷をかけるとどこまでも曲がるわけでなく、必ず限界点に到達する部分があるわけでして
それがティップとベリーに集中してきます
ロッドはカーボンシートを巻いて成形していますが、ロッドの内部は空洞です
カーボンの状態が曲がるにつれて円形ではなく、楕円形になりやすく限界点に達せば一気に破断するわけです
ましてや傷などがあると破断しやすくなります
折れないロッドがあるわけでなく、折れないためには曲がった時のロッドの角度をとにかく意識しないといけません
記載されているロッドもある
ロッドの注意書きなどを見ていると例えば45度でドラグ設定〇㎏などの記載があるロッドがあります
これは、特に短いジギングロッドなどに見られますが
これを守らないと、負荷が集中してしまいロッドが折れやすくなります
ロッドは結構デリケートな部分が多いので扱いにはよく意識して扱うのが長く愛用する為のポイントですよ
実釣中折らないために意識する3つのこと
ロッドは簡単に折れてしまうことを記述しましたが
具体的には、どういった行動がダメなのでしょうか
一番がっかりする状況は実釣中に折ってしまうことで…なんとか避けたい事態ですよね
特に折ってしまう事態となりやすい3つの行動を上げてみましょた
ちなみに、ロッドを折ってしまう場所は車内でもあるのですが、以前に記述した内容があるので参照してください
無理に魚を抜きあげない
魚を抜きあげる状況は多々ありますが、バットの部分やラインを取り抜きあげるのであればなんとかなりますが
一番してはいけない行為として、ロッドを立てて反動を使わずに抜きあげることです
ロッドの反動を使って抜きあげるシーンはよく見ます
ロッドの反発を上手に使って魚をずり上げたりすること自体はロッドの特性をよく理解していて問題ないのですが
ロッドの反発を使わずにロッドを立てて魚を自分に寄せてくるのは必ず折れます
いわゆる、曲げこみすぎによる破断でして
よくタモ出すのがめんどくさいや、焦っている状況に起こりやすいです
大丈夫だろうと思っても、しっかりとタモを使うのが正解ですね
ティップは上向きで移動
移動時に特に注意するべきことです
ロッドのみならず、けが人を出してもおかしくない状況です
多くのルアーマンは人が多い状況下でもロッドを水平にして移動している方をよく見ます
これ結構危険です
特に暗い中や、人が多い状況ではあまりしない方が良いことです
当然何かにぶつかればティップは大きな負荷で折れることが多々あります
しかも、ぶつかったのが人となれば当たり所が悪ければ最悪のことが起こります
特にロッドを水平に持っていると距離感が分からなくなります
必ずロッドを立てて移動するようにしましょう
ルアー重量表記は守る
最近のルアーは重くなりがちでして、捕食しているベイトに合わせるため中には重量が100gを超えるルアーもあります
例えば、ロッドの重量表記MAX50gとあるルアーで100gをフルキャストで投げたとするとロッドが負荷に耐えれず折れることがあります
数g範囲でオーバーしている分には、キャストの仕方でカバーはできますが
キャストが毎回距離に誤差がある方はしない方が賢明です
一日何十回・何百回とキャストするのがルアーマン
適したロッドを選ぶかロッドの重量表記内のルアーしか投げないようにするのが破損を防ぐ方法なのです
ロッドの保証書をよく確認
不意に折れてしまった物はしょうがありません
トップガイドだけ折れている場合なら、先端を削りはめ込んだりすれば復活もできるのですが
それより下で破断してしまうと、元のベントカーブと感度を戻すのは不可能になってきます
(中には修理してもらうところもあるらしいが…)
こうなってしまうとメーカーより取り寄せになってきます
しかし、お値段も結構するものでして、特にハイエンドクラスのロッドになれば中には中級クラスのロッドを買えるくらいお値段するものもあります
ここで確認したいのが、保証書の内容です
損傷によりメーカーに修理や取り寄せをする際に免債金額を記載してあるものがあります
全額保証というのではなく何割かお安くできるので活用するのですが、有効期限もあるのでメーカーに依頼する前によく確認しましょう
それと、保証の内容もよく確認しておきましょう
保証が効かないケースもあるわけで、これは購入したときによく読んでおくといいですよ
保証者が無いケースは多い
ロッドを購入すれば当たり前のように入っている保証書と思いきや、入っていないケースも多くあります
それが、エントリーモデルのロッドに多くお安く購入したロッドには保証がないケースはたくさんあります
また、中古品を購入した場合の多くは保証書の期限切れがあったり、保証者が無い場合もありますので、中古を購入する際はこういった事情を踏まえて購入するようにしましょう
一番は保証書に頼らない方が良いのですけどね
まとめ
ロッドは簡単に折れる物です
ロッドがどうなれば折れるのかのメカニズムをよく知っておくと、不意のロッド破損は防げます
基本的にアングラーにロッド破損は原因が多いわけでして
不良品や!
という前に自分のしたことをよく考えてみましょう
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ