こんにちは、じゃんけんをするとチョキが勝手にでる、たかっぺです。
ヒラスズキシーズン真っただ中ですね。
すごく行きたいけど休日の都合がつかずに、もどかしい限りです。
そんな楽しみなヒラスズキゲームですが
磯場という過酷な環境では十分に注意しなければなりません。
しかし、いくら注意していてもケガをするときもあります。
今回は、ヒラスズキやロックショアでケガをした場合に覚えておかなければならないことをお話していきます。
磯場での釣行で注意すべき点
ヒラスズキ釣行やロックショア釣行では地磯を中心にランガンスタイルや、渡船を利用して沖磯や地磯の離れに渡してもらうスタイルがあります。
どちらもヒラスズキやロックショアでの青物を狙えるとあって、人気が高いルアーゲームです。
そんな磯場で特に注意する点として
・足場が滑りやすい
・周りは固い岩石である
・波の状況を把握しなければならない
などがありますが、これらを防御するために安全装備の着用が必要になります。
安全装備については記述がありますので参照してください。
しかし、いくら安全装備をしていてもケガをしてしまう時もありまして
荒れすぎた日などは立ち入らないようにすることは勿論ですが、2名以上で行動するのが望ましいですね。
単独釣行が悪いわけではないですが、自然についてある程度のことを知っておかないとハイリスクになってきます。
万が一ケガをした場合の自分で出来る応急処置
例えば、打撲でアザになりそうな場合や痛みが引かない場合にRICE処置が大切になってきます。
RICEは
REST…安静にする ICE…冷却する COMPRESSION…圧迫する ELEVATION…高く挙げる
の頭文字をとったもので、打撲の治りを早くする目的があります。
とにかく安静にし、内出血や腫れを防ぐ為にタオルなどで患部を圧迫し、痛みを和らげるためによく冷やしたタオル(氷などを直接当てない)を患部に30分くらいあてて心臓より高い位置に患部を上げておく
次に岩にある貝で手を切ってしまった場合
貝の中には鋭利な物もあり、よく切れたりします。
出血がある場合は、患部を水で汚れを落としから清潔なタオルで圧迫して止血しましょう。
実は、貝で切創した場合には稀ですが、ビブリオ・バルニフィカス感染症になる場合があります。
発熱(高熱)や悪寒、切創した場所付近に激しい痛みを伴います。
いずれも、すぐに救急外来に受診しましょう。
大けがをした場合は…(重傷編)
先ほどの内容は無理すれば歩けることや、自分で行動ができ救急外来を受診できることから、ある程度の知識があれば自分でも対応は可能になってきます
しかし、骨折や出血量が多ければ話は変わってきます。
動けない事態になったら、応急処置では対応が困難です。
応援を呼ぶか、海上保安庁に連絡をしなければなりません。
海上での事故は海上保安庁が管轄となり緊急電話118番
医療に乏しい方が骨折箇所に下手に添え木をしてしまうと、骨折箇所の状況により悪化することがあります。
2名で行動していたら安全で安静に出来る場所に移動させ、118番に連絡をするようにしましょう。
磯を渡船で利用している場合は、あらかじめ船長さんの携帯電話を聞いておき
「けが人がいます。できる限り人数を集めてすぐに迎えに来てください」
とはっきり言いましょう。
携帯はつながらない場所もある
これは、あまり考えたくない事態ですが現実に電波が入らない場所はありまして
特に山々に囲まれた磯場などは圏外になる場合があります。
こういう場所は必ず調べておくのがいいことと、2名以上で行動が望ましいです。
携帯必須ホイッスル
電波が届かない状況はあまり考えたくないですが
現実にあることですので、緊急用として持っておいた方がいい物の一つとしてホイッスルがあります。
自分の位置を遠くに知らせる意味で持っておいた方がいいのですが
小さな息でも音が高く遠くまで響くホイッスルを持っておきましょう。
防災用品でして、とにかく小さい息でも大きな音で知らしてくれます。
持っておいて損はないですよ。
ちょっと怖い体験談
実は、管理人は磯場でケガを経験した1人でして
ヒラスズキ釣行を磯渡しで単独釣行したのですが
その日の波は荒れていたものの、高い場所に渡してもらったので大丈夫と思いながら釣行しまして
色々なルアーの通し方を試すと同時に、波がかぶるギリギリまで前に出ていました。
ところが、大きな波がきたと思った瞬間に体ごと持っていかれてしまいまして…
2メートルくらいの高さから転落しまして、落水はしなかったものの
頭部から激しい出血と左手薬指第2関節がずれている…あまりの痛みに悶絶していました
助けを呼ぶべくスマホで連絡するも、圏外…最悪!
痛みにこらえながらなんとか電波のいい場所に移動してようやく連絡成功
即救急病院へ直行!
その間3時間くらいでしたが、生きた心地がしませんでしたよ。
まとめ
ケガはしたくありませんよね。
でも不意に起こってしまった時に、どうすればいいのかをわかっているのといないのとでは大きな差です。
毎年、磯場での事故はあります。
ケガをしやすい環境です、十分注意を払って釣行しましょう!
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ