こんにちは、高圧洗浄機の水圧で手を洗うとケガの元です、たかっぺです
ジギングに行くとき、皆さんは何セットのタックルを持っていきますか?
多ければ多いほど、その時の釣りものに合わせたセッティングを準備できるのですが
多すぎると置き場の問題や、仕掛けの取り外しなど面倒になってきます。
その海域に合ったセッティングは事前の確認が必要になったりしますよ
今回は、ジギング釣行時にどのくらいのタックルを持っていけばいいのかに焦点をあててお話していきます
ジギング釣行では3タックルくらいが平均的
伊勢湾で言うと、管理人がよく通う鳥羽の冬の醍醐味である鰤ではショートジグとロングジグを使う場合があります
その時のベイト次第になってくるのですが
ロングジグを使う場合には、アクションを大きくつけたくロッドとリールもパワーのあるタイプでラインもやや太くしていきます。
そして、ベイトとスピニングの2通りをまずは準備していきます。
ロングジグしか使わないかと思えば、食い気が無い時は移動してベイトがイワシやサッパになる時もあり、この時はショートジグの出番でして
この場合、自重が軽いショートジグで誘いますので繊細なライトタックルを使っていきます。
合計3タックルあれば事足りるので、最低3タックルを持ち込む訳ですね
当然鰤だけでなく、タイラバをするときでも3タックルは準備していきます
水温が上がる時期にはタイラバが面白くなりますが、サワラも面白い時期になりまして
タイラバ用の専門タックルとサワラ用のライトタックルと潮の状況でライトのスピ二ングタックルの3タックルで挑みます
他にも色々釣るためには、1タックルでは準備不足となり、必要な時に必要な釣りができないことと遊漁船であることを考えて3タックルは持っていくといいでしょう。
もう少し詳しくお話していきます。
ベイトタックル・スピニングタックル両方持っていこう
ジギングでは、ベイトとスピニングタックル両方持っていくのが理にかなっています
これは、リールの特性を最大限生かした釣法で挑むことが肝心でして
それが、船の流し方によって変わってきます
船の流し方は、風や潮に対して流されずに操船してポイントから外れないようにする「船を立てる」ことと、風や潮の流れに任せる「ドテラ流し」の2種類に分かれます。
・船を立てる
ポイントを集中的に流すのでよりバーチカルな釣りとなります
この時にラインが直線的に出て手返しの良さと繊細なアタリを捉えれるベイトタックルが理にかなってきます
・ドテラ流し
船を風任せに流して広範囲を探る釣りでして、ラインが斜めに引き出されてしまいます
メタルジグを斜めに引いてくるのですが、大きく操作してジグを気付いてもらわないと釣りになりません
大きなシャクリの操作に都合がいいスピニングロッドが理にかなってきます
またライン放出もストレスのない放出なのでドテラ流しにはスピニングが向いています
と、使い分けるのです
船を立てるだけの時はスピニングはいらない?
操船するかしないかは、その時の風の状況と人数によって変わってきます
より広範囲に探る方が魚とのヒット率が高いのですが、人数が少なく左舷か右舷どちらかによらなければドテラ流しはできません
よって、船を立てる方法になるわけで、どうしてもベイトリールを使う方向となってしまいます
「船を立てるしかない時ならベイトだけでいいじゃないか」
と思いでしょうが
実は、ジグを斜めに引くということはより長くアピールできるということで、これがヒット率が上がる方法の一つでして
船を立てている状況でも、潮の流れ次第では斜めに引くことが可能な時があります。
潮が緩んだ時ジグを投げ入れて斜めに引くことや、立ち位置から沖に出るような潮の様子でスピニングに持ち替えたりするときがあります
こういった少しの変化でもタックルを変えれるようにしておくのが釣果UPのコツだったりしますよ
その時に釣れる魚を釣るためのセッティング
ベイトタックルと、スピニングタックルを持っていく理由はお話しましたが
より、魚とのコンタクトを増やす為には、その時に釣れる魚を釣るためのセッティングが大切です。
例えば、タイラバを例に挙げると、鯛を狙う場合にはタイラバが有利な場合がありますが、事前確認ではサワラも上がっている情報があれば、タイラバロッドだけではなく、ライトジギングタックルも必須になってきます
いわゆる、ジグアクションに特化したロッドが必要になってくるということですね
タイラバロッドでも出来ないことはありませんが、アクションが違うとバイトはないのがジギングですよ
リールの巻き量によっても変わる
冬場の寒ブリだけを狙う場合に事前確認で
「ショートジグだけでいいですよ」
と言われるときがあります
ロングジグやセミロングジグを使わなくベイトとスピニング2ライトタックルでいいと思いますが
ここでもアクションの違いで釣果が分かれたりします。
この時のアクションの違いは、リールの巻き量による違いでして
つまり、リールのローギアとハイギアの1回転当たりの巻き量によるアクションの違いが釣果を左右したりしていきます
こういったことは、常連さんや船長さんに聞くのがいいことでして
いろいろ聞いてその海域に合ったセッティングにしていけば、どんな時でも釣れる人になりますよ
タックルが多すぎると置き場所に困る
ここまで、3タックルは必要というお話をしましたが
「沢山持っていってもいいじゃないか!」
と、思われる方もいるのでは…
悪いことではなく、確かにその通りですね。
金銭面に余裕がある方は、たくさんのタックルを持参して挑みたいですよね
特にスロー系で攻めるのであれば、タックルは多くこなした方がアタリは続くでしょう
しかし、遊漁船であり他のお客さんもいるということも忘れてはいけません。
船上のスペースは、荷物や釣り座でほとんどが埋め尽くされてしまいます。
わずかなスペースにロッドが置けるようになっていますが、ほとんどの遊漁船では満員で3タックル程度が置けるようにとの思いでホルダーが設けられています。
多く持ち込んでもいいのですが、置き場所に困ることが出てきます
どうしても多く持っていきたい方はホルダーについて関連記事があるので参照してください。
まとめ
ジギング釣行では、お金を払って限られた時間の中で釣りをします。
魚がいるポイントに入り、釣れるはずの魚を釣るのですが
些細なことで釣れないことはよくあります
つくづく、自然は厳しいや魚も必死といつも思いますが
そんな状況でも釣る方はいまして、その一つにタックルセッティングがあげられます
いかに限られた時間を限られた釣法で攻めるかで変わるジギングは、細かなセッティングが出来ている方が多く魚を釣っていることに気付きます。
今回の記述を参考にしてもらいジギングで多くの魚と触れ合いましょう
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ