こんにちは、コンビニのスイーツが旨すぎて買いまくる たかっぺです
ジギングやおかっぱりで大量に釣れてしまうことありませんか?
わずかに食べれる分だけと思いきや、釣り終わるとクーラー満タンに釣っていた…というのは釣り人あるあるでは
近所や友達におすそ分けしても数日のうちに食べきれず…冷凍する始末
そのまま冷凍でもいいですが、どうせならしっかりと旨味を凝縮させて冷凍したい!
ということで、大量に釣れた時に管理人がよくするのが干物を作ることです
ハードルが高い干物と思いますが、コツさえつかめば誰でもできるので試してみてはどうでしょうか
旨味を味わうのは干物!

魚の味を求めたかったら熟成という方も多いのでは
お刺身を旨味を感じて味わいたいのであれば熟成は絶対したほうがいいです
ですが、魚の鮮度や釣った後の処理が悪いと熟成ではなく腐敗に向かってしまうので繊細に魚の処理をしないといけません
そこがちょっと手間な部分ですね
ですが、旨味を凝縮させて塩焼き以上に旨い調理法があるとすれば是非してみたくありませんか?
それが、今回のテーマの干物のススメです
沢山釣れて満足だが…

季節によっては、入れ食いになることもあります
先日のジギングでは、太刀魚のハイシーズン突入で釣れすぎてしまったくらいの釣果でした
また、夏の時期ではサバやアジなども大量に釣れて、刺身や塩焼き以外でも干物にしています
寒ブリシーズンでも食べきれないくらいに釣れてしまうと、ミリン干しなどの加工をすることがあり
いずれも旨味を凝縮させて、長期の保存ができていつでもうまい魚を味わえるということでたくさん釣れた日は干物つくりに専念してしまいます
昔ながらに一夜干しや天日干しと天候や専用の干し用のネットで干すかと思いきや、今は便利なものがあるので誰でも簡単にできてしまいますよ
干物を作ってみよう

ということで干物を作ってみましょう
魚は正直なんでもいいと思います、あまりぬめりが多い魚はぬめりをとるのが厄介なので別な調理が望ましいですが
アジやサバなど店頭でよく見る形の背開きや腹開きという難しいさばきは正直必要ありません
簡単にできて自分たちが食べやすかったらそれでいいのです
鰤なども開くというより干物がしやすいように切り身にしたりするので干物は作りやすいですね
ピチットシートが最強
干物をする場合に、干物を干すための道具が必要になります
よく干物用のネットに入れて天日や一夜干しをしたりしますが、便利なアレを使うと冷蔵庫の中で数時間でできたりするので便利ですね
そのアレがピチットシート
食品用の吸水シートで、これが優れている点は水分を閉じ込めて外部に漏れないこと
魚から出てくる水分をシートが吸湿してくれるおかげで天日干しと同じ状態になるということです
魚だけでなく、肉なども余分なドリップを抑えたいときでも重宝するので便利ですよ
大名卸で十分
開きにするのは結構な技術がいります
丁寧な仕事をすると見た目でおいしさを表せますが、大名卸で3枚におろしても見質は同じ
3枚におろせたほうが骨をきれいに取れるし食べやすくなるので、個人的にはおススメです
ただ鰤などの大きな魚は大きすぎて干物にならないので、切り身にして干物にしたりします
腹の部分はきれいにする
開いて干物を作る場合に注意しないいけないのが、おなかの幕や血合いを残すことです
おなかの膜は、焼いても煮ても苦みが強く食べにくくなるだけで、血合いに関しては腐敗は血から始まっていくので干物を作るうえではきれいに取り除く必要があります
大名卸の場合は、腹骨を包丁ですくうようにとれば問題ありません
傷みやすい部分とおいしくない部分をしっかりと知り干物を作るとおいしい干物ができますよ
塩分濃度には要注意
干物を作るうえで一番大事な作業が塩水の作り方と漬け込み時間です
基本の塩分濃度は10%の塩水(水500mlに対しては50gの塩分)がいい塩梅に仕上がるでしょう
よく薄味が好きな方がいますが、漬け込む時間を短くして調整するのがベストです
魚の厚みや脂の乗り方にも左右されるので注意が必要です
漬け込む時間は、30センチもあり脂がのりに乗っている場合は漬け込む時間を1時間程度としましょう
脂の乗りが少なく淡白な白身の魚は30分程度がお勧め(身が厚い魚は40分程度)
最近では指3あるなしの太刀魚を大名卸でさばき10%の塩水で20分漬け込み干しました
塩にはこだわれ!
塩味なら何でもいいというわけではありません
塩によって味が決まってしまうので、甘めの塩や辛めの塩など色々好みの塩を干物用に準備しておくといいですね
ちなみに、甘めの紐のが好きな管理人はスーパーでもよく売られている赤穗の天塩をよく使います
ちょっとお高めですが、辛すぎないマイルドな干物に仕上がるのでお勧めですね
ピチットシートに入れて冷蔵庫で半日
冒頭でもお話しました、ピチットシート
シートに包むだけで魚の水分だけをとってくれるので、わざわざネットで吊るさなくてもできてしまう忙しい方にはもってこいのシート
塩水に付け込んだ魚の水分をふき取り、少し間隔をあけて並べ包み冷蔵庫に3時間~半日入れておくだけ
意外に吸水をよくしてくれるので、すぐに干物みたく水分だけが向けている状態になります
魚の身の厚さにもよりますが、厚ければ長く包むほうがいいですね
もっと簡単ミリン干し
塩水の設定が難しいや、甘辛いのが好きという方はミリン干しがおススメ
さばいた魚を軽く塩を振り当てて、余分な水分を出します
酒100ml・ミリン100ml・醤油50ml・砂糖大匙2程度を混ぜ合わせておき水分を吹いた魚を入れて厚みや脂の乗りにもよりますが
厚さが薄く淡白な魚は1時間ほど、暑さが厚く脂の多い魚になれば3時間程度を目安にしましょう
あとは、調味液をふき取りピチットシートに包んで冷蔵庫にいれて同じ時間包んでおけば出来上がりです
出来立てはすぐに冷凍して長期保存
たくさん釣れて干物にする利点は何よりも、おいしく長持ちということ
旨味たっぷりで新鮮な魚なので、いつまでもおいしくいただけます
ですが、保存の仕方には注意が必要です
基本的には、干物は冷蔵で5日程度、冷凍でも3週間程度を目安にしましょう
あまり長く保存してしまうと、塩味が浸透し塩辛くなることがありますし、冷蔵庫だと開閉をするたびに温度変化をさせてしまい保存期間が短くなります
干物と言ってもできるだけ早く召し上がりましょう
注意は1枚づつ包む
できた干物を保存する場合には、ラップを1匹づつ空気を抜くように包みましょう
空気に触れている時間が長ければ長いほど酸化してしまい腐っていきます
一番いいのが、ラップを空気を抜くように包んだ後にジップロックの袋に入れて水につけて空気を出すようにして密封しましょう
それでも酸化はしてくるので早めに召し上がりましょう
炭火で焼いたら超絶ご馳走!!
極めつけの贅沢は炭火で干物を焼き熱々を食べることです
魚焼きグリルでは出せないうまさと、自分だけのテリトリーで食えるのでまさに至福の時間です
手間ですが、七輪と墨があればすぐできるので火事に気を付けてしてみてください
釣りの楽しみがさらに膨れるので干物つくりは欠かせませんね








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