こんにちは、製氷機を久しぶりに掃除したら…水垢?カビ?とにかくひたすら掃除した、たかっぺです。
ライトショアジギングのメタルジグを購入するとフックがついていませんか?
最初からついていて、ほんとにありがたいですよね。
でも、そのフックの針先がつぶれていたり、錆びたりしたら交換は必須です。
完成品のアシストフックを購入するのもいいですが、自作にこだわると釣りの楽しさも倍増します。
「でも、作り方が分からない…」
今回は、そんな方のためにライトショアジギング用のアシストフック作成方法をご紹介します。
ライトショアジギングに使うアシストフックって?
メタルジグを購入したときに、シングルフックがフロントに、リアにトリプルフックがついている製品をよく見ます。
フッキング率を上げるためにセッティングしてあり、そのまま使えてありがたいですよね。
しかし、ボトム付近の起伏が激しいと根がかりを避けるためにリアフックは外したりします。
フロントのシングルフックだけでは、バイトがあってもフッキング率が悪くなります。
そこで、ダブルフックの段差使用を装着すると、フッキング率がアップしますよ。
完成品を購入してもいいですが、入り数が少ないうえに、お値段高めが気になります。
フックだけの物は入り数多めで、お値段完成品とほぼ同じでコスパなのがありがたいですね。
自作をするメリットって?
「自作って難しいんじゃないの?」
「そんな時間なんかないよ」
時間が無い方には何ともいえませんが…
アシストフック自作は、一度コツを覚えてしまえば誰でもできることです。
むしろ、色々なアシストラインやフックでオリジナルのアシストフックをつくれば
段差使用や内向き・外向き使用のダブルフックが思いのまま作れて「この海の感じならこの使用」
なんてプロ並みの発言も可能ですよ。
ただ、自作する為の道具を揃えるのは少し出費になりますが…
アシストフック自作で必要な物は?
アシストフック自作をするとき、手でフックを持ちながら固定する作業があります。
上手に固定できればいいですが、緩んでいた場合に魚のバイトがあった瞬間「すっぽ抜け」になってしまいます。
バイトを確実にとらえ、ランディングまで確実にできるように自作用の道具は必要になります。
アシストフック作成に必要な準備物を紹介します。
・タイイングバイス
フックを固定するツールです。
ペンチでもOK(輪ゴムでグリップを閉じると使いやすい)
・アシストライン
ライトショアジギングでは細身でコシのあるものを選びましょう。
ジギンガ―御用達のYGK ガリス シーハンターの8号が細身とコシがありフロントフックに適しています。
・フック
フックについては、以前にフックについてを解説したブログがありますので、ご参照ください。
・ソリッドリング
スプリットリングに取り付けやすいようにリングを装着します。
ライトショアジギングでは、オーナー針:カルティバソリッドリング3.5を使用します。
・セキ糸
使い古しのPEラインでもOK
管理人はシーバスもしていて、使い古しのPEライン0.8号が捨てずにとってあります。
・ボビンホルダー
セキ糸を巻き付け固定するのに役立つツールです。
MCワークスのボビンホルダーは重みがあって使いやすいです。
・瞬間接着剤
巻き付けたセキ糸やアシストラインを固定する為に使います。
・カッター
PE専用ハサミなど、よく切れるものがあれば作業が楽です。
(手を切らないように!)
・伸縮チューブ
内径2ミリを使用します。
巻き付けたセキ糸やラインを保護するために使います。
・ドライヤー
伸縮チューブ成形用で、熱で縮む性質があるのでドライヤーを使って収縮させます。
・マジック
フック位置をわかりやすくするためにつかいます。
ダブルフック(段差)を作ってみよう
1本のアシストラインをリングに結びダブルフックにしていきます。
ダブルフックについては以前に記述した内容がありますので、参照してください。
結ぶ工程は、別の糸で大きく表示しています。
では、作成の一部始終を解説していきます。
・アシストラインを必要な長さにカットします。
あらかじめ、使うメタルジグの目の下あたりまでの距離を測っておき、少し余裕を持たせてカットします。
・アシストラインを折り曲げてリングに結ぶ。
撮影用にリングとアシストラインは別の物を使用しています。
1 リングに挿入
アシストラインを真ん中で折り曲げ挿入します。
2 輪にリングをくぐらす
3 くぐらした輪を捻じり引っ張る
4 もう一度輪をリングに通す
5 結び目を引っ張り締めこむ
ペンチで追い打ちで締めこむと、ゆるみません。
・フックの位置をマジックで印します。
・フックとアシストラインを接着剤で固定します。
伸縮チューブを入れるのをお忘れなく
・セキ糸を巻き付けて、ハーフピッチで結び固定します。
巻き付け量は2往復くらいでいいですよ。
テンションをかけて巻きましょう。
・余分なラインをカットして、接着剤を塗布します。
・伸縮チューブをドライヤーで収縮させます。
少し時間がかかります。
・もう一つも同じ要領ですると…完成!
作りすぎには要注意!
どうですか? 結構簡単でしょ?
最初はなれなく時間はかかるけど、慣れればあっという間にできちゃいます。
ただ、慣れてくるといっぱい作っちゃいます。
作るのはいいですが、「もう少し長くしたい」「ハリのあるアシストラインに交換してみよう」といったことも出てきます。
そうなってくると、一度結束したフックをほどくことになります。
この作業は結構大変な労力です。
アシストフックは予備含めて3本~4本までにしておきましょう。
まとめ
アシストラインの自作はいろんなことをイメージして作成し、現場で答え合わせをしていきます。
答えが出た時(魚が釣れた時)は、なんともうれしいものです。
少し時間があるのであれば、アシストフック自作をしてみてください。
きっと新しい発見がありますよ。
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ