こんにちは、滝のように流れる鼻水 絶賛花粉症のたかっぺです
春シーバスを皆さん堪能していますか?
バチやハク、イナッコなどの偏食時期かつ春爆の季節ですね
春の風物詩と言えばバチに群がるシーバスやハクボイルで悶絶と色々ありますが、バチもイナッコもいない時に頼れるパターンがあります
それがシャコパターンです
管理人の釣友はバチパターンは無視してシャコパターンを攻めている方がいますが、今期シャコパターンで70UPを多く獲っています
今回は、シャコパターンについて色々お話していきましょう
春の隠れたシャコパターン
バチパターンで食ってきたシーバスの口の中を見てみるとシャコが入っていたり、シャコを履きだしたりという光景をよく見ます
さらに専門的に狙うと、型は小さいながら1投1匹という場面もあったりしました
伊勢湾奥ではシャコパターンは知る人ぞ知るパターン
近年では乱獲によって個体数が減っていて、過去みたいに群がるように釣れるわけではないですが
知っていれば攻める幅が広がるのでシャコパターンについてお話していきましょう
シャコに群がるシーバス
冬季のシーバスはあまり餌を食べれていません
産卵で体力を回復使う雌や、産卵に関係ない個体合わせてあまり餌を食べて体力をつけれていません
体力をつけるために荒食いをするわけですが、とにかく食べやすいベイトを好む傾向にあります
その代表がバチやアミ、ハクやイナッコになってきます
つまり、あまり動かなくても勝手に寄ってくるベイトを好む訳ですが、シャコもその類になってきます
シャコを知ろう!
春のやや水温が上がる季節より交尾をするために巣穴から一斉に出てきて活発に動き回ります
過去には、サーフ一体にシャコが群れを成して泳いでいるシャコダンスが見られるほどいましたが、今は乱獲などであまり見られません
水深の浅いエリアのサーフや河口域がシャコが多くいるエリアで、深場にもいますが、水深1メートル以内の場所ではシャコダンスも見ることができました
シャコは夜行性で、陽が沈んだ頃より活発になります
交尾に加えて脱皮も春にするので、大漁にいて食べやすいシャコはアフターシーバスや冬季で餌をあまり食べれていないシーバスにとっては食べやすい存在なのですね
シャコパターンの攻略方法
そんなシャコをパターンにし攻略法ですが
生息域さえつかめばパターンとして成り立つことが多いです
後は、使うルアーをシャコの生息するレンジで動かせるかになってきます
場所
シャコの生息域は砂泥質の浅瀬で、水深は1mくらいの場所となります
遠浅のサーフや、河口域などがシャコの生息域
シャコは群れを成す生き物ではありませんが、シャコの生息範囲は密集したりします
シャコパターンで釣れ続くことがあるのは、周辺にシャコが多く生息していることが挙げられ、シーバスも群れで回遊してくる場合が多いのです
狙うレンジ
シャコは底付近を泳ぐか這って移動するかになります
よってレンジは必然的にシャコが動く範囲のレンジでボトム中心になります
ボトムを丁寧にトレースできるルアーを選択し、ロッドやリーリングで上手くシャコをイミテートできればパターとして成立しやすいのが特徴です
ルアー
ボトムをトレースできるルアーであれば6㎝から10㎝程度の大きさがよいと思います
その動かし方はボトムをタダ巻きやリフト&フォールでのリアクションを見る感じです
特にお勧めなルアーとしてシリコンブレードのバクリースピン
音がしなく波動が似ているのか反応が特にいいルアーの一つです
またボトムをゆっくりトレースできるナレ―ジやレンジバイブもお勧めの一つです
伝説となりうるシャコパターン
10年ほど前はサーフでシャコが沸いているシャコダンスが春先によく見られる光景で、シーバスも1投1匹が珍しくない光景でした
バチよりシャコという感じで夜な夜な釣りに出かけていた記憶がありますが
最近では、底引き網での乱獲によってめっぽう姿が見られないようになりました
庶民の味のシャコが今では高級食材のシャコとなってしまいとても残念ですね
ですが、まだシャコパターンとして整理することはあります
ポイントを見つけにくくはなっていますが、はまれば面白いパターンとなります
もし、シーバスの口の中にシャコの残骸があったのであればシャコパターンとして狙ってみましょう
まとめ
春のベイトはたくさん存在します
代表なのがバチやハクといった感じですが
過去には、今では姿さえ見れない小女子パターンやシャコパターンが存在し伝説級の釣果をたたき出していた時があります
今では薄れてきているシャコパターンですが
まだまだそのパターンは成立します
バチやハク狙いで煮詰まらなかったらシャコのパターンで攻めてみてはいかがでしょうか
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ