デカシーバスは釣れるのか…爆荒れの伊良湖釣行記

こんにちは、鳥羽のカキが旨すぎて昇天 たかっぺです
先日、釣果が良いと聞き伊良湖方面まで遠征に行ってきました
当日は爆荒れ予報…現地では想像以上の風と波…
そんな中でも気合い入れて釣りをしている方は結構います、現地の友達と無理をしない程度にデカシーバスを狙ってきました
その状況をちょっとお伝えしていきます
果たして釣れるのか?…
よくコメントで釣り場はどこですか?と聞かれますが、その旨の質問にはお答えしかねますので了承ください
内容の濃いボウズ

今回の釣行は結果から言うとボウズ
内容を言うとランディング失敗のポロリ1でした
この区域はある程度風と波がないと条件としては悪いといわれる場所
度胸だけでなく、どこまでが釣りをしていいのかどこまでか危険なのかを判断できないといけません
ただやみくもにキャストをするのではなく、風の状況での弾道や波の状況でのキャストなど工夫と経験が必要となる場所
そんな場所で釣りあげるシーバスは小さくても価値が非常に高く釣技が磨ける場所でもあります
ボウズでも内容が濃いので勉強になった釣行でした
人…人…ヒト…

このエリアについて少しお伝えしておくと
シーバスや青物、フラットフィッシュや最近ではオオニベまでも狙える聖地化となっています
寒くなるころよりヒラメや青物が乱舞することもありベイトが豊富で魚影が濃い印象ですね
そんな好漁場で魚が釣れるとあり、しかも足場の良いサーフが広大です
産卵を控えたデカいシーバスが最後の荒食いをする場所が伊良湖近辺、皆さん知っていてか超人気なエリアです
休日には人が5メートル間隔で釣りをすることも珍しくなく、そうなると車を止める場所が難儀となり、無茶をしてでも止めたりする方も多くなり結果として事故や住民の苦情になってしまっています
釣りたいのはわかりますが、ある程度の留意は必要なので大人のマナーを守るようにしましょうね
気合いだけでは挑めないヤバいエリア

広大なサーフで、風もある程度避けれて釣りができるところもあれば真逆の向かいの爆風に荒波でびしょびしょになりながら釣りをする場所も点在します
そういった場所はデカシーバスが出たりしますが、結構やばいことにもなるのである程度の荒場の経験がなくては厳しいです
爆風直撃
寒くなるころより北西風が強く吹きます
北西風をもろに受ける場所で管理人連中は主に釣りをしますが、時にはルアーが押し戻されるような風もあります
この爆風対策でルアーの軌道をコントロールできる技術は必須なうえに、しっかりと水噛みできるルアーはいくつも持っておきたいですね
高い波
風とくれば波も必然的に高くなります
影響を受けないように高い場所や影響を受けにくい場所からしますが波しぶきはすさまじいです
波を受けすぎて防水加工してある防寒着が浸水しました
寒いうえに波をかぶるので、ウェーダーもネオプレーンは必須ですね
また波の状況をしっかりとつかみルアーを着水させるかは釣るために技術の一つになります
波雲に投げても釣れないのがもどかしいですよね
掛けても取り込めない
こういったポイントはデカいシーバスが狙って釣れるエリアとして人気ですが
困ったことに掛けても取り込みに試練レベルで厄介です
爆風でネットは通用しません、荒い根やテトラ帯なので魚を浮かしても安心してずり上げられる場所は皆無
過去にランカークラスを4ヒットさせて取り込み失敗で4バラシという痛恨の極みを経験しています
さらに、同行した友達が取り込みの際に駆けつけて足を滑らせて頭を打ちケガをさせたことも…
磯のヒラスズキでもこんな経験はないですよ
2名で釣行必須
上記を踏まえて単独での釣行は避けるべき場所
気合いと根性だけではどうにもならないレベルなので、ある程度の技術を持った友人と行くことでデカいシーバスの夢はかなう場所です
単独での釣行もできますが、掛けた瞬間から周りの方のサポートがないと釣ることができないので周りの方の機嫌は損ねないようにしましょう
肝心のシーバスは…

爆風で大荒れな場所では、掛けても取り込むことが困難
朝も明けきらぬ4時にポイントに入り波をかぶりながらルアーをキャストを続ける
向かい風でも飛び、しっかりと水を噛み荒れた状況でも強い烈波140にフックは大物に備えて1/0をダブルに変更
目の前にストラクチャーがありサラシとなっていて集中的に投げ入れる
朝5時ころ着水とほぼ同時にヒットさせる!
点在しているストラクチャーと波の状況を考えてほぼフルドラグ+MHシーバスロッドを信じてゴり巻き!
今までの経験からドラグを出してやり取りでは手前にすら寄ってこない
何とかランディング場所まで寄せて魚を確認…デカい…90あるんじゃないか…とよぎる、釣友が波の合間にラインを持ちランディング体制に入る
PE2号にリーダー10号とゴン太仕掛け傷がなければ切れることはない
波の状況を見てずり上げ慣行!と力を入れた瞬間フックアウト…そのままお帰りになられました
隣にいた常連のおじさん「無理にずり上げたらそりゃ外れるが」と三河弁で残念そう
悔しい…とにかく悔しい…
がこれも釣り、しょうがない
その後さらに風も強くなり波も危険レベルなので引き上げることに…
周辺では青物の釣果が目立つ
他の場所を見て回り、帰る人に色々情報をもらうことにし
その時期は例年通り、シーバス回遊や青物の回遊が多いとのこと
だが場所によっては人がとにかく多いので、掛けても絡まりバレることが多いそうだ
最近ではよくテントを張り場所をとる人が増えたそう、その周辺にはごみや魚の死骸がおおいそうだ
近年では外国人も多い層で、マナーを完全に無視した状況が目立ち地元の方とトラブルも多いそうです
マナーよく釣りをしたいものですね、いっそのことすべての場所を有料にすればいいのに
伊良湖で本気でデカシーバスを狙うには
と、まあでけえシーバスをばらして悔しさ満点の伊良湖釣行でしたが
例年ならば12月も終わりころでシーズンOFFといった感じでしょうか
伊勢湾中のシーバスが産卵のために遠州灘沖を目指して産卵をしますが、道中に最後の荒食いの場所が伊良湖周辺ということです
そのためデカいシーバスが釣れる数少ない場所とも言っていいでしょう
しかし、そのシーバスを狙うのは結構至難と言えます
ベイトが岸による状況に立てるかどうか、爆風と波に臆して場所を決めてしまうとさらに難しくなる
本気でデカいシーバスを狙うには、危険を回避できる技術とその状況をしっかりと把握できてしっかりととれるタックルと釣りの技術が必要になってきます
最近よく釣れるという情報だけで伊良湖に行く方が多いですが、釣りやすい場所は人だらけで釣りにならないので情報をしっかりと収集してから出向きましょう









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