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シビアな状況から一転…鰤乱舞!鳥羽ジギング釣行記

こんにちは、冬は肌がかさつく、たかっぺです。

2020/2初旬にオフショアジギング釣行に行ってきました。

今回は、鳥羽のジギング釣行についてお話していきます。

当日の状況と、その時のシャクリのパターンがキーポイントとなっていました。

毎回お世話になっているキャスティングヒートへジギング釣行

鳥羽は冬には、寒ブリで賑わいを見せる絶好の好漁場です。

足しげく通うのが鳥羽ジギングでして、毎回通っているのが遊漁船キャスティングヒートです。

若手のイケメン船長は、ポイントの見極めと操船技術で釣らせる人で有名です。

ホームページ:キャスティングヒート

当日の状況

3日前くらいから鰤やサワラが多く上がっているので期待はしていましたが、日ムラがあるのが最近の状況でして

当日の潮の状況としては、若潮後の中潮で干潮が朝9:00前で満潮が14:00頃でして

干潮後の上げが効き始めるころに時合があるのでは…と考えながら心ウキウキで迎えた当日、集合は6時半で出船は7時前

風は昼前くらいから吹き荒れる予報、風波対策万全!

キャスティングヒートは釣り座に公平を期すためにくじ引きで釣り座を決めています。

当日の乗船者は8名で、釣り座は右舷ミヨシの2番目でしたが、満員の時より釣りやすい状況でした。

くじ運があればミヨシに乗りたかったのですが、こればかりは仕方ありませんね。

タックルの状況として

色々情報を聞くと、鳥羽湾内での釣行ということで、メインベイトがカタクチイワシであるとのことで使うジグがショートジグがメインとなり、タックルもライトジギング用を選択しました。

船を立てるので、ベイトロッドを主で使用していきます(操作性とフォールバイトがしやすい)

ショートジグは、タングステンの緑金やアカキン系がよいとのことで実績あるTGベイト各種と、頑鉄Zを各種準備

最初はどうなることかと思った…

出船して10分くらいでポイントに到着

湾の入り口付近の水道付近が、鰤やサワラがよく釣れているとのことで、期待の第1投目!

船長の船内マイクで

「ベイト反応がすごいですよ!立ち上がっていますよ!」

これはいきなり鰤乱舞かと思いきや…何も当たらない…

シャクリのリズムがあっていないのかと遅めのワンピッチや早めのワンピッチを試すもバイトが無い…

反応だけがすごい状況で釣れないのは、よくあることでして

ジグのカラーやタングステンや鉛製にと色々変えるも変化なし。

やはり、潮の変わり目が狙い目かと思いながらひたすらシャクる!シャクる!

と、そんな状況を見かねてか船長もロッドを出すと…いきなり鰤ヒット…

「食わない時に食わすのが、面白いんすよ!」

さすがです…

潮が変わって状況が一変!

そんな時間が過ぎていくと、潮が緩みかけた時に少し食いに変化が出てきました。

後ろの初心者の方にヒット!上がってきたのが喧嘩鰤!おめでとうございます。

続けて連鎖食いあり、周りもぽつぽつ釣れるも、かすりもしない…

こんな時は、嫌な予感しかしません

しかし、当日乗船していた常連さんが釣っていたので、シャクリとメタルジグをよく見てみると

ロッドをあまり動かさないが、早くシャクっている状況でして、ジグもTGベイトのブルピン

すぐにマネ!

船長からのシャクリのアドバイスも受け、潮変わりでやや潮がよく動き出したときに待望のヒットー!

上がってきたのが、おいしそうなヒラメ

すぐに追加を狙いジグを投入し、しばらくすると「立ち上がってますよ!」

綺麗なワンピッチの早めのシャクリを続けると…ドンッ!

きたー!首振る感じと突進力で青物確定!

ライトロッドでのやり取りなので、ロッドがぶち曲がりのドラグが出るので至福のひと時

上がってきたのが、88㎝の少しやせ気味の鰤!

しかもジグ丸のみ(取れなかったので家で取りましたよ)

この、潮変わりを期に周りでもシャクリパターンとジグチェンジがいいのか連鎖食いで、鰤!鰤!鰤!

気が付いたら全員キャッチの、最近ではあまりない食いの良さでした

シャクリの幅とスピードが当日のキーポイント

今回釣れた大きな要因がシャクリの幅と速さでした。

ロッドティップを水面近くまで下げジグが大きく動くような操作ではなく小刻みに早く動く感じでして

ベイトの層の中に慌てる小魚が慌てふためく姿を演出するような感じですね。

そして大事なのが、シャクリの際のバットガイドの位置でして

シャクリの際にバットガイドが同位置で上下していること、つまり綺麗なシャクリを意識することです。

ジグのカラーもブルピンがよかったのですが、やはりシャクリがあっていないと食わない感じで

パターンを掴んだ方はよくヒットさせていました。

これが、鳥羽ジギングの難しいところと楽しいところで

このパターンを成立させるには、釣れている他の方のシャクリをマネすることが釣果を左右することがあります。

もちろん、自分で見つける方がより面白いですが

釣れなければ意味がありません。

周りや、釣れている他の船のシャクリはマネをするのが釣れる早道ですよ。

関連する記事があるので参照してください。

弱り切ったベイトを演出!ショートジグはシャクリパターンで食いが違う!こんにちは、ルアーケースが壊れず10年間使い続けている、たかっぺです。 さあ!やってきました、寒ブリシーズン! 10㎏超えの寒ブリを...

タックルデータ

当日のヒットしたタックルデータです。

ライトジギングでは、いかに粘りのあるロッドと操作性に優れたロッドとリールを選ぶのがいいですね。

ライトジギングロッド

テンリュウ:ホライゾンLJ HLJ621B-FML

素材を新たにリニューアルしたモデルでして

前作より粘りが大幅にアップしているので、鰤クラスがかかっても余裕のバットパワーがウリのロッドです。

鳥羽のライトジギングではメインロッドとして使っています。

リール

シマノ:オシアコンクエスト 301HG

金色が男心をくすぐります。

特にリール自体の剛性が強いので、巻き感が非常に滑らかで大物がかかっても巻きやすいのが最大の特徴です。

ドラグサウンドも鰤と対峙している感じが伝わり、まさにジギングリールと言えますよ。

ライン・リーダー

ライトジギングでは、細身のラインを使います。

小型のジグを操作性を意識したセッティングが大事でして

リーダーとはFGノットで編み込んでいます。

シマノ:タナトル8 1.5号 300m

最近出たラインで、強度と結束しやすく値段もお手ごろなので、徐々にこのラインに交換中です。

マーカーも分かりやすくていいですね。

リーダーはジギンガ―御用達の船ハリスの12号を使っています。

結束しやすいので、一度使うと手放せないですね。

また100m巻きなので、たくさんあると得したような気になります。

メタルジグ

・ダイワ:TGベイト ブルピン120~150g

タングステン系がよくあたっていました。

フォールが速いものに反応するときがあるので、必ず入れておきたいジグです。

・剣屋:頑鉄Z ブルピン 130~165g

鳥羽ではなくてはならないジグです。

これでないと食わないシチュエーションも多いです。

釣れない時に船長から「頑鉄Zにして!」と言われます。

スイベル(スプリットリング)

ネイチャーボーイズ:鉄腕 スーパーSUSコンビBBスイベルWDリング #3 260lb

とにかく強靭な素材で出来ているため、信頼して使っています。

ネイチャーボーイズ:鉄腕 スプリットリング #7.5 強度120LB 

スプリットリングも同メーカーで強引ファイトも怖くない!

フック

・ボーズレス:鰤ショートツイン

フロントフックメインでショートジグの時はよく使っています。

とにかくよく刺さる!

また、タングステンジグには丁度いいアシストラインの長さでとても使いやすいフックですね。

・ダイワ:ソルティガSS RS #3

ショートジグのリアに付けるためのフックでして、フロントよりも小さめを入れています。

少しでもジグの動きが、抑制されないように選んでします。

サワラが混載している海域では必須です。

まとめ

今回の釣行は、最近ではあまり見ないほどの食いの良さでした。

日ムラはあるものの、今後の潮と天候次第ではまだまだ、青物の食いはよさそうですね。

船長さん、同船者の方お疲れ様でした。

まだまだいける鳥羽の青物、皆さんもいかがですか。

綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう!  By たかっぺ

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takape
伊勢湾でのルアーフィッシングに情熱をささぐ、体はガタガタの熱血サラリーマン中年アングラーです。 長い年月してきたシーバスからショアジギング、オフショア等様々な釣りの楽しみをこのブログを通してお伝えしていきます。