こんにちは、スイカの食べ過ぎでお腹が痛いたかっぺです
現在、管理人はシーバス用のリールではセルテートの3000CXHと4000CXHを使用しています
セルテート3000CXHについては購入して2年くらいです
2年の間にどのようなリールの変化が出てきたのでしょうか?
今回は、19セルテートを2年使った感想をお話していきます
これから、セルテートを購入したい方の参考になれば幸いです
ここがすごい!変わらない巻き心地
出典:ダイワHP
ダイワのリールの中間モデルとして人気の高いセルテート
何がすごいのかを一言で言うと、変わらない巻き心地です
購入後の巻き感は最高に滑らかで、軽いものでした
しかし、2年もた経つとリールはオーバーホールなどのメンテナンスをしないとその機能は損なわれていきます
これは、お値段高い安い関係なく経年劣化として表れてきます
本来であれば、1年間使い続けた場合にはオーバーホールでベアリングの損傷などを見てもらいながらメンテナンスしていくのが一番リールを長持ちさせることなのですが
このセルテート、購入時から巻き感が全く変わりません
2020年のセルテート3000CXHを使っての釣行回数は短時間を含めて80回くらいです
釣行後に軽く水洗い程度で時折ハンドルにオイルをさすくらいのメンテナンスでも、シャリ音もガタツキもなく巻き心地をキープしています
巻き感だけでなく、その他の部分も良い印象がたくさんあるので、もう少し詳しくお話してきます
使用番手について
現在使用している番手は、3000CXHと4000CXHです
3000番は港湾やウェーディングなど比較的細めのラインで攻めるような場所でメインで使います
4000番については、以前から使っていたモアザン3012hの修理がむつかしくなったので新たに購入して主にリバーシ―バスやサーフで使っています
なぜ同じ機種を2台持っているのか
それは、あまりにも巻き感が良いためです
上位機種のイグジストの購入も視野に入れましたが、やはりお値段が…
シマノのリールも考えたのですが、オカッパリシーバスはダイワで揃えたい欲求が出てしまいました
ボディーが強い故のカッチリ感
2年使っていても、ブレの無いハンドルとローターの回転は素晴らしいです
19セルテートは、モノコックボディと言われるアルミ材質のボディとなっています
リ―ルには、樹脂素材のボディと金属でのボディと大きく分けて2種類ありますが
金属の方が固く歪も少ないために、リ―ル内部の部品の歪みも当然少なくカッチリとした安定の巻き心地を得られます
(一方で、加工や材料費が重なるために値が張ることがありますが)
このボディーが金属でカッチリ感があるがゆえに、ハンドルの巻き感は優れたものになるのですね
ハンドルの回転が及ぼす影響
ハンドルは滑らかに回転をするということは、力がいらずに巻けます
そうすると何が起こるかというと、流れなどの状況を把握できるわけです
軽い巻き心地が、重くなったと感じたら、それはルアーが流れの中を泳いでいる証拠
シーバスは流れの中を回遊し、居つく場合にも流れのわずかな淀みにいる魚です
流れを集中して探ることが、シーバスに出会える一歩といっても過言ではありません
特にナイトゲームでは、このハンドルが軽やかなリールは流れの変化を見つけるには大きな武器になるのです
コンパクトなボディでも確かな強さ
この3000番に関しては、コンパクトな印象を受けて、大型のシーバスがかかってもゴリ巻きは難しい印象でしたが
実際はそんなことはありません
とある河口でのウェーディングで腹パンパンのコンディション抜群の75㎝のシーバスでも根をよける際にゴリ巻きで寄せることができました
モノコックボディだからできたことでしょう
コンパクトで性能豊かで、力持ちのリールはなかなかですよ
ノーメンテナンスでも最高のパフォーマンス
このセルテートを購入するときに、メンテナンスについて色々釣具屋さんに聞いたことがありますが
リ―ルの分解は勿論、オイルのさし方にも気を付けなければなりません
ヘタなことをすると性能が落ちるからです
つまり、説明書以外のことは何もしなくても長く使えるリールということになります
しかし、今までのリールのことを想うと、1年もすれば何かしらの変化が出ていました
モアザン3012hも回転に違和感が出てオーバーホールに出したことがあります
19セルテートの場合、違和感どころか安定の巻き心地と、安心の使用感って感じで2年間オーバーホールは出していません
(そろそろ出しますが…)
同機種でも個体差はあるの大きくは言えませんが
最高のパフォーマンスがあるのは、いいリールなのですね
ATDドラグは非常に優秀
今のダイワリールには、ほとんどついているATDドラグ
ドラグは、ラインが引っ張られた時にスプールを回転させてライン放出させる機能で大物を釣るためにはドラグ機能が必須です
しかし、瞬間的に力が加わりドラグが働くときに滑らかさが無く、動くまでにはタイムラグがあります
これでは、瞬間的な力でラインブレイクをしてしまうことがあります
これを補うのに、ATDドラグ機能があります
ドラグが働くときに滑らかさをもたらしたドラグで
滑らかに動き出して滑らかさが持続するドラグでもあります
特に、リバーシバスでは有効で、流れに乗って魚は走ることが良くあります
しかも、流れが激しい場合にはさらに負荷がかかり、魚を反転させてしまうと結構なパワーで走られます
この時に、滑らかなドラグがあることでブレイクの心配なく魚を弱らせることができるので、このATDドラグは非常に優秀ですね
まわしやすいドラグノブ
ドラグに関してもう一つ良い点は、ドラグ操作がしやすい形状です
ノブが大きく、回しやすいのがとても気にいっています
これは、シマノとダイワでは結構差が出るところで、ドラグに関してはアングラーの想いを限りなく形にしているのがダイワと思っています
瞬時に操作するときに指にかかりやすく、しっかりと操作できるのでナイスポイントですね
巻きが軽すぎる故の問題
長く使っていると、問題点に直面する場合があります
それが、巻きの軽さです
流れを読むにはいのですが
デッドスローの操作が難しいです
ハンドルを12時に置いておくと自重で回転をするほど滑らかです
つまり、デッドスローで操作する場合に、勝手にハンドルが回転してしまうので巻く動作に不自然さが出ます
特にバチのシーズンには、デッドスロー操作は必須になるので巻きが軽いと難しいですね
ハンドルをつまむかつままないかの力加減や、人差し指だけで巻いたりするので尚更ですけどね
このことがあるので、3000CXHはダブルハンドルを付けています
関連記事があるので参考までに
飽きがくるデザイン
ダイワのデザインは、洗練された大人のスポーツカーという感じなのですが
少し飽きがくるデザインと思ってしまいます
黒にシルバーをあしらうのはかっこいいのですが
全体的に丸みを帯びているので、おとなしすぎる印象を最近は特に思います
新型のリールと比べていくうちに、そう思ってしまうのですが
もう少し、いかつさも欲しいのが正直なところですね
「あー、セルテートね…」
という印象ではなく
「おっ!セルテート!」
という印象をもってもらうようなデザインだと100点なのですが…
*個人的な意見です
まとめ
セルテートを2年使ったインプレを今回はしました
全体的に、巻き感は非常に優秀なリールです
これから長くシーバスゲームをしていきたい方や、少し上の機種に買い替えたいと想いならセルテートはお勧めのリールではないでしょうか
良くこだわっていて、お値段もハイエンドより安く性能も同格ならばセルテートですね
注意点は、長く使えるあまりオーバーホールを忘れてしまうことかもしれません
セルテートを手に取り、その機能を満喫してください
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ