こんにちは、まな板はヒノキに限る、たかっぺです。
オフショアのジギングでよく船酔いをされる方を見かけます。
船酔いをしてしまえば、その日の釣行は苦しく何もできずのに終わってしまうこともあります
船酔いは、心の持ちようと生活習慣で防ぐことができます
今回は、船酔いを防ぐ為にしておきたいことについてお話していきます
船酔いは脳の混乱から送る症状
人によって、酔いやすい人と酔いにくい人がいます。
乗り物酔い全般に言えることは、揺れの方向とその揺れの強弱でその人の脳が揺れに対する処理が遅く、脳が刺激されて起こるもので平衡感覚がマヒして、気持ち悪くて嘔吐するといった症状を引き起こします。
一度酔ってしまうと、すぐには回復はしません
脳が落ち着くまでは時間がかかりまして、嘔吐したから治るという症状でもなく
体が船の揺れになれるまでその症状は続いてしまいます。
こうなってしまうと、その日の釣行は何もできない状態で終わってしまい、周りが大漁でも自分だけがボウズということもあります。
では、こうした症状を防ぐ為にはどうすればいいのでしょうか
防ぐ為には、生活習慣の改善・安心感・慣れが必要になってきます。
この辺りをもう少し詳しくお話していきます。
船酔いしないためには生活習慣を見直す
生活習慣を見直すというのは、釣行前々日~前日にかけての生活習慣のことでして
基本的には、三食きっちり食べて、腹8分目にし疲れを取るべく早く寝ることでして
食事について
沢山食べれば消化に時間がかかってしまい、体の負担が増します
仕事で疲れているのに更に食事でも体内にも負担をかけてしまうと酔いやすくなってしまいます。
また、消化に時間がかかる脂っこいものは極力避けるようにしましょう
よく酔ってしまうから何も食べないのはいけません
空腹も血糖値低下などの体の負担が大きいので避けた方がよく、特に乗船前には消化のいい軽い食事をとるようにするといいでしょう。
睡眠について
この睡眠が船酔い対策には一番効果があります。
人は寝ることによって、自律神経の乱れを防ぐことができます
前日の釣果情報でたくさん釣れていたりすると興奮して寝れないことがあるのは、よーく分かりますが
とにかく寝てください。
つまり寝やすい状況にしていくということでして
寝る2時間前には食事とお風呂などを済まして、テレビやスマホ等光の刺激を避けるようにしましょう。
寝ていないと、船酔いしに行くようなものですよ
安心感という薬
食事や睡眠で船酔いは改善されますが、人は不安に思うことがあれば安心できるものが欲しいものです
安心できるものとは、酔い止め薬になるのですが
もちろん酔い止め薬はで酔いに対して効果のある薬で、飲めば酔いづらくなります
その一方で、もう一つの作用がありまして
それが、薬を服用した安心感です
この、安心感こそが、酔わないための強いメンタルでして
薬と、安心感のダブルの効き目があると言えますね
ただし、酔い止めを飲んで船酔いした場合は、食事の仕方や睡眠不足、薬の服用時間が速いなどがあげられます
そこで嘔吐してしまうと、薬の成分までもが排出されてしまい悪循環に陥ります。
薬だけではなく、やはり食事・睡眠も心がけるようにしましょう。
船内でしてはいけないことは「下を向くな」
食事・睡眠・薬と守っていても船酔いするケースはあります。
それが、スピードが出ていないよく揺れる船内で下を向くことでして
例えば、この状態でラインの結束などの長時間下を向いていると、遠くを見ていたのに急に近くて揺れるので脳が処理しきれなくなりいくら気を付けていても酔ってしまうことがあります。
こればっかりは仕方ないことなのですが、仕掛けの準備で解決できることがあります
それが、ツールの存在です。
仕掛けの準備を短時間で済ますのが酔わない秘訣でもありますよ
関連記事があるので参照してください
船酔いしてしまったら…
色々船酔いしないためのことを記述しましたが
酔ってしまったときはどうすればいいのか…
基本的に酔ってしまうと、陸に上がらない限り酔い続けます。
船酔い自体は治まりにくいですが、少し楽にする方法はあります
それが、遠くの景色を見るということでして
遠いところを見ると、視点が定められて脳の混乱が抑えられることがあります。
もう一つは、横になり目を閉じていることで、大きな揺れを体で受け止めることができ目からの情報が遮られるので酔いが進行しません
体が慣れるまで待つということも酔ってしまったときの方法の一つです。
また、嘔吐したいときは我慢せずに吐くようにしましょう。
少しは楽になります(必ず船外で嘔吐すること!)
船のミヨシとトモはどちらが酔いにくい?
船の進行方向で酔いにくい場所があります
船を操船している場合のみですが、船の先端のミヨシと船の後方のトモではトモの方が酔いにくいです。
船は前進していると波は船首のミヨシから波を受けます
この時に大きく上下したりするのが、ミヨシでして船酔いに自信のある方や常連さんの特等席でもあり、潮の状況では釣りやすい場所でもあります。
トモの方は波の影響を少なくできる場所でして、仲間内で釣りを楽しみたい方や酔いやすい人は選ばれるといいでしょう
ただ、人気席なのでいつでも開いているわけではありませんよ
また、トモは酔いにくいのですが、船の排気の臭いがもろに受ける場所でして
臭いが気になる方は少し離れた船の中央付近を選びましょう。
酔わないためにははある程度の慣れが必要
酔わなくするためには、慣れることが大切です。
漁師さんや、遊漁船の船長さん、常連さんは酔いません。
毎日のように船の揺れを受けていて、脳が慣れているので酔うことはありません。
うらやましい限りですが、慣れるまでは大変なはずです
慣れるより、釣行前の生活習慣を正すことが必要ですよね。
まとめ
船酔いをしてしまうと、その日の釣行はボツになってしまいます。
船酔いは誰しもしたくないもの…
その為には、食事と睡眠がとても重要です。
酔わなくすれば、大漁をみんなとわかちあい楽しい釣行となるはずですよ。