こんにちは、梅雨時期の雨の降り方には皆さん注視しましょう、たかっぺです
船釣りや、磯渡し、朝マヅメを狙いに夜中に車を出すときが多いのがアングラーです
夜中の運転は、開放感あふれて楽しいですよね
しかし、山道に入った時に注意しなければいけないのが鹿の存在です
毎年、鹿による被害は増加傾向でして
今回は、鹿を轢かないための注意事項についてお話していきます
夜中の山道は鹿の出現率が高い
気温が上がる春先くらいから、鹿は餌を求めて山を歩きさまよいます
鹿の行動は、人の気配が少ない時間帯(夜)に活発になりまして
特に、峠や山に沿いに隣接された道路にも出現することがあります。
皆さんも経験ありませんか?
山道を走行している時にヘッドライトに照らされた鹿の目らしきものを見たとか、鹿の群れが沿いにいたりとか…
「野生のシカが見れてラッキーだね」
なんてことを言ったりする方もいるのですが、運転する側にとっては緊張する一瞬です
鹿は車が危険ということを知りません
車の前で立ち尽くしたり、音を出しても逃げないなんてこともあり
時には団体のシカが行く手を遮ることも稀にあります
夜中に走るアングラーは、山道は鹿が必ずいるということを念頭に置いて車を走らせましょう。
鹿は勝手によけてくれない
鹿は車が危険ということを知りません。
鹿が勝手によけてくれるわけではなく、人間側がよけるようにしなければ一向に鹿が動かないこともあり得ます。
だから標識が建つほどでして
注意するには、鹿の行動を知ることが何よりも大切になってきますよ
ヘッドライトを見た鹿は硬直して動けない
こんな経験ありませんか
鹿がこちらを見たまま立ち止まっていることを
車のヘッドライトを見た鹿は、人間みたく光の調整をできる訳でなく何も見えなくなり立ち止まっています。
鹿はビックリして、見えなく立ち止まるのと体が硬直しているので動けないのです
これでは、クラクションを鳴らしても逃げれるわけがなく、車側がヘッドライトを消すようにしないといけません。
絶対にしてはいけないこと
動かないからと言って車から降りて鹿を追い払おうと近寄らないようにしましょう
鹿は遠目では、きゃしゃな体つきに見えますが
人間とは比べ物にならないくらい筋肉が発達しています
これで、蹴られたら即死は免れません
鹿に近づくことはご法度ですよ
晩秋~初冬にかけても要注意
鹿は暖かいうちしか出現しないと思ってる方が多いようです。
警察の方の話によると
鹿の事故が多いのは初冬に多く鹿との衝突事故で死亡例まであるくらいでして
鹿がいないとの油断が引き起こしたのではないかと言っています。
秋も深まると鹿は越冬のための体力付けの為に人里まで下りて植物を食べあさる傾向があります。
人間側は気温が下がってきているから鹿はじっとしていると勘違いし、スピードをついつい出してしまって事故にあうケースとなるのです
春から秋も注意ですが、初冬も気を付けましょう。
団体行動をする鹿
鹿を1頭見たら、2頭3頭いることを覚えておきましょう
歩いている鹿なら、よく見ればわかりますが
走っている鹿がいた場合は次々と鹿が沿いから飛び出してくるかもしれません
走っているとその速さから一瞬ですが、車のスピードと合わさると衝突した場合とんでもない威力になります
1頭で行動していることは稀と思って注視するようにしましょう
鹿を見たらするべきこと
鹿のちょっとした行動についてお話しましたが
では、鹿を見た時に人間はどうすればいいのでしょうか
基本的には車のスピードは出しすぎはダメということと、鹿は車を危険と思っていないと運転中は思うことが大切です。
地元の住民でも低速で車を運転していても鹿と衝突してしまった…なんて話もあるくらいです。
管理人もよく思うのが、鹿が多く出現しているところを平気でスピードを出していると
大丈夫かな…
なんて思う時があります
(そんな時に事故した車を見たことがあります)
怖いもの知らずではなく、怖いものが必ずいるという意識で運転しましょう。
これ警察の方も言っています。
万が一鹿と衝突したら…
鹿と衝突した場合に車がへこんでしまった時は
速やかに警察に連絡をしましょう
警察に連絡する意味は、物損事故として扱ってもらい保険を適用しやすくする為(地域にもよります)でして
事故の証明書を発行してもらわないといけません
鹿は、全身が強大な筋肉に覆われていて体重もあります
最近の車は人身事故に対する衝撃を吸収しやすくする為にボディーが凹みやすくなっていますが
鹿をはねた場合、車やスピードにもよりますが車のダメージが大きく場合があります(鹿は元気に山へ走っていくことも…)
人間のへこみ方も大きいですよね
とにかく警察にすぐに連絡した後に、もう一つは保険屋さんに連絡することです
事故証明をもらっても、保険屋さんの判断が鈍ると保険が適用されないケースもありまして
事故した直後が状況説明ができるので保険屋さんも分かってくれますよ
連絡していないために保険適用されず、困ったという話もありますのでよく覚えておきましょう
過去にあった怖い話
管理人は過去に、実際に鹿を轢いた本人です。
その時のことを少しお話しますと
当時管理人は、30代で沖磯に足しげく通っていた時期がありまして
初冬のことで、出船6時で行き道2時間程度かかるので夜中の3時には自宅を出発
当時は高速道路無料開放があり、よく利用していたのですが
その日は峠を久しぶりに走りたいと思い山道を選択していました
山道の随所のカーブを楽しんで運転していましたがカーブの出口付近で大きな黒い物体が…
えっ!と思った瞬間に急ブレーキをするも間に合わず、物体と正面衝突…
何が起こったか分からず、とりあえず降りてみると、大きな鹿!が仁王立ち…
コチラを見るなり山の方へ元気に走っていき、自分もケガがないのでホッとしているも車をよく見ると
ボンネットは大きく曲がり、ラジエーター液が漏れ、フェンダーがタイヤの内側に入り込み自走不可能状態に
すぐに警察を呼び保険屋でレッカーを手配してもらいましたよ
正直、あの瞬間は今でも焼き付いています
人じゃなくて良かった…
船長に連絡したときは、大笑いされましたけどね…
まとめ
釣行時の夜中の運転は、興奮して色々考え事をしてしまうこともあります
しかし、道路には色々な障害物や動物で不意打ちを食らうことがあります
その中でも、山道などで遭遇率が高い鹿についてお話しました
人間が思うような動きをしないため、減速して鹿をやり過ごすことは必須ですよ
車が動かなくなることは避けたいですね
気を付けて運転してください