こんにちは、ブタクサの花粉症のたかっぺです
3~5月くらいまでヒラスズキは産卵後の荒食いのシーズンとなり、高活性で興奮ものの釣りです
新型コロナウイルスの影響で自粛となり釣行できたのが5月終盤で高活性は期待できないも釣行が我慢できずに行ってきました
この様子をブログに記述していきます
当日の釣行場所
管理人はよく地磯の離れを磯渡しで釣行します
渡船名と釣行場所は記載許可が出ませんので伏せますが
実績と、船長さんのヒラスズキ体験談を聞きたさに毎回通う渡船屋でもあります。
この海域は潮の流れは速くないものの、周辺は断崖絶壁で磯の地形も複雑なところでして
少しの波でサラシが綺麗に広がる個所もいくつかあるポイントです。
ヒラスズキの魚影が濃く攻めがいのある場所なのでヒラスズキを狙うには今回釣行した渡船屋さんが一番釣りやすいと感じています。
また、ここの渡船屋さんは普段は上物・底物師がメインですが、ルアー専門は少ないので釣りやすいのも理由の一つです
上物のお客さんと同磯で実釣
当日の状況として、天候は曇り時々晴れ、小潮でタイドグラフを見ると大きな干満が無い状況の日で凪の日を予想していましたが
沖に出ると、うねりが強い状態で綺麗なサラシが広がっているのを随所で確認できます。
うねりで綺麗なサラシがいつもできる「沖の平島」という磯に上物師と同席して渡船します。
実は、この時期くらいから上物師の撒き餌に小鯖が群がりまして、上物師の話によると小鯖が群がっているところへヒラスズキがボイルしているのをよく見かけるというもので
今回上物師と同席させてもらうことになりました
もちろん上物師の邪魔をしないようにですけどね
ポイントを絞るにあたりサラシと潮のタイミングを読む
渡船したら、すぐにしたいのが周囲の状況をよく確認することです。
まず、自分の釣り座をいくつかピックアップすることが大切でして
サラシにむやみにルアーを投げてもルアーにスレてしまい釣りにならなくなります。
自分の安全も確保しつつ、波の周期・サラシのできる範囲・切れ目のないサラシ・ランディングポイントをまずは確認していきます。
また、干満の影響による波の周期は少ないのでうねりが続く限りの実釣となります
この、サラシのでき方と干満の影響はヒラスズキにおいてかなり重要になりまして
色々探り、立てるポイントは5つほどなることを確認してタックルをセットします。
当日のタックルデータ
管理人はヒラスズキゲームをするときは、アピアの風神ADバンカーとモアザンの3012Hを使用しています。
このロッドはよく曲がるのが特徴で、キャストがしやすく曲がりこんでからが強いのでサーフから磯までこれ1本で対応しています。
ロッドについては記述があるので参照してください。
ラインはPE 1.5号のリーダーはフロロカーボンの8号をセットして
ルアーは先発は、ブルーブルーのゼッパーで表層付近を探っていきます。
サラシの中から獰猛なアタックが…
うねりが直接当たる面を探るため、開始1投目!
サラシが広がる前にキャストし、広がる時にルアーが通るようにしていくと…
いきなり、黒っぽい銀色の魚体がルアーに食らいつく!
重さが乗り合わせるも無念のフックアウト…
もう一度同じコースを通すも…出ない…
少しこの場を休ませて次のポイントを攻めることに
フックアウトやバラシがあるとかなりの時間をおいてアタックすることが大切ですね
次にえぐれいる場所でサラシがよく広がる場所を選択し、ルアーをショアラインシャイナーZ LH(LUNKER HUNTER)130F-HDに変更
通すコースを(下図参照)①えぐれに向かって通す・②えぐれの脇のサラシを通す・③えぐれから離れていくように通す3パターンで挑むと…
後者の③えぐれから離れていくように通すパターンでヒラスズキがヒット!
サイズは小さいながらも波で上手にランディング成功!思わずガッツポーズが出る始末…
これ以降、この場所では出ない様子で再び場所移動するも、上物師が入っていたりして残念…
でも、撒き餌の効果であたり一面に小鯖の群れがあちこちに
最初の場所を休まして再びルアーを通すと
実は、小鯖の群れにヒラスズキのボイルも確認できるのですが、ルアーには見向きもしない状況でして
上げ潮に転じた状況で再度挑むことに
その間は、ショアジギングをしたりしていましたが、何も釣れない状況でついには少し寝る始末…
この時期くらいから、いつもだとトップウォーターでシイラとたわむれるのですが、今年はまだ早いようで
そんなこんなで、上げ潮始まり1時間後に再度最初のポイントでルアーを水噛みのいいブローウィン140Sで狙います。
ぎりぎりまで前に出て、回収までしっかり泳がせると…
回収2m前くらいで、バイト!
しっかり重みも乗りフッキング!
ドラグが滑る出る…サイズはまあまあ!
激しい鰓アライだが、ルアーをハーモニカ食い!
波の状況を見てランディング成功!
おっきな声で「よっしゃー!」と叫んでしまった…
サイズは65㎝程度のきれいな魚体で大満足でした、やっぱり潮の状況って大切ですね
これ以降は、ルアーに幾度とアタックするも乗り切らない状況で、そのまま納竿となりました
今回バイトと釣れたルアーがこちら
しっかり泳いで、飛距離も抜群なショアラインシャイナーZ LH(LUNKER HUNTER)130F-HD
2フックですが、大きいフックを装着できて青物やヒラスズキなど磯場に特化してますね
今では、ヒラスズキ狙いではパイロットルアーになったブローウィン140S
このルアーは水噛みがよく、よく飛ぶので磯問わずどのシチュエーションでも使える優れものです。
表層系のゼッパーはゴトゴトアクションで、泳がせるのもいいですが
サラシの流れに流すだけで使うのもいい結果に結び付くかも…
今回、フッキングには至らなかったものの幾度もヒラスズキを誘惑したブレード付きルアー
シャルダス35はサラシの中でも威力を発揮しますね。
コツはゆっくりとブレードを感じる程度に巻くのがいいかも
波の周期を気にしながらポイントに入ろう
磯場での釣行は、波の状況をよく確認しないとルアーゲームだけでなく他の釣りも成立しません。
今回の釣行時に、上物師の撒き餌のバッカンが流されたことがありました。
足場的には、波が少し洗う程度ですが
浮力があり流されやすい物は、すぐに流されてしまいます
流されたものをとっさに取ろうとして海に転落した方もいるくらいです
ライフジャケットを着ているからと言って安心せず、状況の確認を怠らないようにしていきましょう。
磯場でケガをした人ならわかると思いますが、危険と隣り合わせところで趣味をしているわけですから
荒れた日の磯場では状況の確認は怠らないようにしましょう。
関連記事があるので参照してください。
まとめ
ヒラスズキは普段あまり行けないような磯場に居付く魚です。
磯場でのルアーフィッシングの醍醐味を一番味わえる釣り物ではないでしょうか
磯場は危険と隣り合わせということを意識して、装備を完璧にして釣行していきましょう。
荒磯の王者のバイトの瞬間は、ルアーフィッシングにおいて忘れられなく一生の思い出になること間違いなし!
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ