タックル編 PR

巨寒ブリと対峙する為のライトジギングリールをご紹介

こんにちは、大掃除は暖かい時にしようと思っている、たかっぺです。

ライトジギングでは、様々な魚が釣れまして

鯛や、シーバス、根魚、小型回遊魚などが代表的ですが

その中でも、特に巨寒ブリをライトジギングで狙うこともありまして

狙う際には、それなりのタックルを準備しておかなければなりません。

今回は、ライトジギングで巨寒ブリを狙う際の要であるリールに焦点をあててお話していきます。

ジギングリールに求める基本性能とは

性能をお話する前に、巨寒ブリが釣れるシーズンは連日満員になるほど人気が高いです。

満員であることや、冬季は風などで海が荒れやすいことで、船を立てて操船することがほとんどです。

潮の流れに任せるドテラ流しでは、スピニングリールが有利ですが

船を立てる場合は縦の釣りを意識しますので、ベイトリールの手返しの良さと感度が必要になってきます

ここでは、ベイトリールを主でお話していきますね

オフショアジギングシーンにおけるリールの基本性能とは、防水性能・巻き上げ力・ドラグ性能が挙げられます。

防水性能

オフショアではタックルは船の周りに立てかけて疾走します。

疾走するときに波しぶきを激しく受けてしまいまして

その時の水圧はかなりのもので、人もまともに立っていられないほどです

内部に水が浸入しにくい構造や、錆びに強い材質を使っていることが必要になりまして

この防水構造が高い次元で装備されていないと、塩ガミによる回転不良や動作不良を引き起こしてしまい

リールが使えなくなる状態になります。

巻き上げ力

巨寒ブリの引きは強烈です。

ライトジギングではポンピングをしながら巻き上げたり、脇に挟み一定角度を保ちながら巻き上げることがあります。

どのやり取りでも、強い巻き上げ力が要求されます

巻き上げ力の一つにギア比があります。

ギア比とは

ボディ内部の、大小ギア歯数の比率でハンドル1回転でラインをどれだけ巻けるかを表記しています。

一般的に巻き量が大きい比をハイギア、小さい比をローギア(パワーギア)と位置づけます。

(シマノではハイギアをHG・ローギアをPG、ダイワではハイギアをH・ローギアは表記なし)

自転車のギアを想像すると、最小ギアで坂道を上ると軽くこげ、最大ギアでは坂道はペダルが重くなかなか進みませんよね。

やはり、ライトジギングで巨寒ブリを釣る為には、やり取りが楽なローギアを選ぶ方が理にかなっています

しかし、ハイギアリールにも利点がありまして

ジグ回収が速いことや、大きく誘うシャクリの時は巻きのリズムが付きやすい場合があったり

多少しんどいですがハイギアでも巨寒ブリは釣り上げれます

実は、ギア比の使い分け(ハイギア・ローギア)で誘い方に変化をつけたりできまして

管理人は同モデルのハイギアとローギアを使い分けていますよ。

ドラグ力

どの釣りでもそうですが、ドラグが一番要になるものでして

ドラグの考え方は、ノット部分の結束保持や魚の見切れを防ぐものと考えましょう。

ライトジギング用のリールには、タックルバランスを考えてライトジギングロッドに合うよう小型軽量なリールを選びます。

小型軽量なベイトリールは細いPEラインを主体で使うためドラグ力は小さいです。

カタログ値で言うとだいたい5~7㎏程度最大値があると巨寒ブリでもちょうどいいファイトができるので選ぶ基準になってきます

ギア比以外にパワーある巻き上げを可能にするには

先ほどギア比についてお話しましたが

ギア比だけではパワーある巻き上げが可能にはなりません。

パワー感を得るには、ハンドルの長さが必要になってきます。

一般的に、ハンドル長が長いと巻き上げにパワーを感じますが巻き感は損なわれ、短いと巻き感は優れますがパワー感が薄れます

ライトジギングでの巨寒ブリを狙うには、ハンドル長が長いものをセレクトしましょう。

なぜパワー感が必要なのかというと、満員の船では自ら魚の引きに合わせて移動できません。

あまり走らせすぎると他人と絡んでしまい、ラインブレイクになってしまうからでして

少しでも有利にするには、ハンドル長が長いものをセレクトしましょう。

ドラグ設定について

ドラグの設定は、釣り開始前までにはセッティングしておきましょう。

ドラグが緩いと巨寒ブリに走り回られ他人と絡まったり、強すぎるとノットから断線や、高切れの原因になります

特にオフショアでの釣行では、ドラグチェッカーで設定することをお勧めしています。

手でチェックしていると毎回異なるドラグ力になってしまいますよ(なれればいいですが…)

一般的にドラグ設定はノットの強度保持で、PEラインの最大引張強度の1/3程度をドラグチェッカーで測り設定しましょう

あとは、その海域に合わせて追加セッティングなってきます。

例えば、根が複雑な海域では、もう少し締めこんだりします(感覚的な部分にはなりますが)

*巨寒ブリを対象にお話していて、魚種によってはドラグ力を弱めに取ることがありますので注意してください。

信頼の巨寒ブリライトジギングリールを厳選!

色々お話しましたが、どんなリールが向いているのかをご紹介していきます。

基本的な、防水・巻き上げ力・ドラグ力性能が高い次元で装備されているリールでして

管理人の持つ機種や同船されているベテランの方や常連さんの方のリールを参考にご紹介していきます。

商品は全てローギア表記ではありません。

*購入される際は、右巻き左巻きをよく確認してください。

ベイトリールの場合はハンドルを入れ替えることはできません。

・シマノ:オシアコンクエスト 300/301  PG/HG

管理人を含め、このモデルを使われている方は多いですね。

巻き上げ力や、持ちやすさ、ドラグサウンドなど釣り人をくすぐる機能性高いモデルです。

このドラグサウンドは心地いいの一言!

また金色の配色がいいですよね。

・シマノ:オシアコンクエスト リミテッド 300/301  PG/HG

オシアコンクエストと違う特徴として、フォールレバーがあります。

メタルジグの落下速度を意図的に調整し、フォールでのバイトを誘える仕様です。

使いこなせたら、食い渋る魚もいちころですね。

また、このカラーが渋い!

・シマノ:グラップラー 300/301  HG

オシアコンクエストより持ちやすくコンパクトなモデルでして

装備は、オシアコンクエストなみも装備もされていて、値段もお安めで使われている方も多いですね。

シャープなデザインが好きな方にはたまらないでしょう。

HGモデルしかないのが少し残念

・ダイワ:21ソルティガIC 300/300H-SJ

21年モデルです

独自の防水テクノロジーマグシールドで武装い、変わらない巻き心地が実現

しかも、デジタルカウンターの表記で青物のタナと正確なジグの位置が瞬時に分かる優れものです

釣りを楽に楽しさを求めたい方にはこれですね

全てにおいて、高い次元で装備されていますので使っていて満足されるのではないでしょうか。

・ダイワ:キャタリナBJ 200/200L SH

ソルティガの弟分的な存在でして

ソルティガの予備機として持っている方も多いですね。

よくライトジギングロッドを2本持ち込み、片側をソルティガ、片側をキャタリナと使い分けている方もいます。

ソルティガに負けず劣らず優秀なリールです。

ハイギアモデルの設定しかないのが残念

ダイワとシマノ派で別れるかも

巨寒ブリライトジギングでは、タフさと軽快さを合わせ持つ使用が好まれまして

ダイワやシマノどちらも甲乙つけがたい仕様です

ご自身のジギングスタイルでリールを選ばれるといいでしょう。

感覚的なことになりますが

シマノのリールは、ドラグの心地よい音やシンプルな形状で、大人のジギングリールって感じですね。

一方ダイワのリールは、見た目がスポーティーで、飽きがこないデザインで少しヤンチャなジギンガ―って感じのリールです。

管理人は大人なジギンガ―って感じです 😆

釣行後は真水で洗うこと

いくら、リールが高性能でもメンテナンスをしないと塩ガミでハンドルが動かなくなってしまいますよ。

せっかくお気に入りのリールですからメンテナンスはきちんとしないと!

釣行後は、必ず真水のシャワーで海水を落とす程度に洗ってください。

この時の注意事項として

・温水を使わない

内部グリスが溶け出てしまうためNGです。

・水没させない

細部まで水が入り込み乾きにくくカビが発生しやすい

ただ、ハンドルノブはシャワーだけでは、海水が落ちずらいので水につけて洗ってもいいですね。

・よく水気を拭いて陰干し

水気を拭かずに、リールカバーで保管したりするとカビが発生してしまいますよ。

あとは、取説に記載されているオイルやグリスを定期的につけるようにしましょう。

定期的にオーバーホールも忘れずに!

いいリールはいいメンテナンスがあるから長期使用が可能ですよ。

まとめ

ライトジギングシーンで必要なベイトリールについてお話しました。

巨寒ブリを仕留めるには、リールの基本性能が高いものでやり取りする方が安心できまして

この安心こそ、余裕が生まれ、慌てず冷静に巨寒ブリの引きに対応できると考えます。

また、カッコイイリールは持っていても楽しいですしね。

綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう!  By たかっぺ

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takape
伊勢湾でのルアーフィッシングに情熱をささぐ、体はガタガタの熱血サラリーマン中年アングラーです。 長い年月してきたシーバスからショアジギング、オフショア等様々な釣りの楽しみをこのブログを通してお伝えしていきます。