こんにちは、タケノコ掘りが春と感じる たかっぺです
いよいよ、桜鯛の季節到来です
今年も、タイラバを楽しめる季節がやってきました
先日、釣り仲間とタイラバ釣行の約束をした際に、タイラバのフックの話題で盛り上がり
その内容は、タイラバフックの大小での鯛の釣果についてです
実は管理人、タイラバのフックを選ぶ際にこだわっていることがあり、それが小さいフックをたくさんつけるということ
その方がタイラバでのバレる確率が下がり捕獲率が上がることがあります
あの固い鯛の唇に、何故小さい針の方がいいのか、なぜたくさんつけるのかについて今回はお話していきましょう
タイラバには小さい針と4本針
タイラバで鯛の釣果を上向きにするには小さいフックと多点掛けできる4本フックが理想です
タイラバをかじりながらバイトしてくる鯛は、青物みたく吸い込みバイトではありません
少しづつ嚙んで捕食するのが鯛の特性
口を大きく開けてかじるのではなく、口に入る分をかじりながら捕食しているイメージです
そんな捕食で大きな針で鯛をバイトさせるのは大型の個体を中心とした話になります
数を狙う場合や、プレッシャーの強い場所では断然小さい針と4本フックが有利になる場合が多いのです
小さい針を使う理由や4本フックの都合の良さなどをもう少し詳しくお話していきましょう
タイラバはバレやすい
お話をする前に、なぜタイラバはバレやすいのかをお話していきましょう
鯛はエビやカニのほかにイカや小魚をベイトとしています
その時のベイトによってバレやすさも変わってきます
鯛の捕食は、噛み砕いて少しづつ食べていく習性にあります
それは、エビやカニ類などの甲殻類に特にみられ、硬い殻を書き砕いて食べやすくするためとも言われます
鯛の口は噛み砕くために最適な歯がいくつも並んでいて、顎の力も強いのが鯛の特徴の一つです
この捕食行動がタイラバでのバレやすさに繋がり
前アタリでずっとアタリがあるのは噛み砕きながら捕食しているからであり、少しの違和感ですぐに食いをやめることや、フッキングしても皮一枚ということも結構あるのです
イカや小魚を捕食している時は、柔らかさから一気に食うこともありバイトの仕方も甲殻類の時よりかはフッキングしやすくなる感じはします
しかし、違和感については甲殻類同様にすぐに話してしまうこともあるので総合的にはバレやすい釣法であるということは念頭に入れておきたいですね
針の大きさと針の数は考えどころ
バレやすいタイラバで誰よりも多く鯛を釣る方といえば、漁師さんです
実は管理人が通う海域では、タイラバで鯛を釣る漁師さんがいます
その方に直接お話を聞くことはできませんが
その釣法について、船長さんからお話を聞いたことがあります
その話はタイラバのヘッドやネクタイも重要ですが、よく刺さる針の小ささとバレにくい多点掛けがタイラバでは大事と言っています
固い唇にはよく刺さる針が有効
鯛の唇をよく見ると、歯に目が行きがちですが
唇は分厚く結構硬いです
この唇に針を刺すには、とにかくよく刺さる針が必要で
少しでも触れただけでフッキングできるような針はタイラバでは絶対必需品になるのです
違和感を少なくするために
鯛は違和感を覚えると、すぐにタイラバを離してしまいます
この違和感は、バイト中にあわせてしまうことやラインテンションの張り過ぎなどもありますが
針などが触れた時でも違和感を覚えるみたいで、すぐに離してしまいます
この違和感を少なくする方法として小さい針を使用しています
針が小さいと、違和感に気付く前に固い唇の中に針が入り込みフッキングできる確率が上がるのが理由で
それに加えて、とにかくよく刺さるということも必要になります
小さくてよく刺さる針が総合的に良い釣果に結び付くのです
どんなバイトでもフッキングさせる
よく刺さり小さい針が有効といいますが
いいところにかからなけれでフッキングはしても、いいところにかからなければ結局外れてしまうことになります
よく見るとどのメーカーのタイラバは2本フックが最初から装備されています
これは、フッキングした際に、残りのフックが他の場所に刺さり釣果を得る考えからです
しかし、残念ながら2本針だけではフッキング率は余程活性が高くないと上がりません
そこでより多くの場所に針を掛ける観点から4本針を用いるのです
つまり、まとめるとよく刺さる小さい針の4本針使用を鯛ラバでは使うということなのです
お勧めフックについて
よく刺さり小さくて4本針
タイラバではこれしかないというほどの針が存在します
それが、ダイワの紅牙シリーズの針になります
ダイワ独自のフッ素コーティング技術でナノレベルで針先を鋭くしている仕様は圧巻の貫通性能
間違えると自分の手もいつの間にか貫通しているかも…と思うくらいの刺さりに特化した使用です
加えて、Sサイズと表記して小さい針があります
更に加えて、4本を段差使用にしている点もタイラバの特性にマッチした形ではないかと思っています
タイラバでは、これしか使わないと言ってもいいくらい信用度が高い針
是非タイラバで使ってみてください
フック同士の絡みやネクタイ干渉も多くなる
鋭く小さい4本針は最高!
と言っていますが、このデメリットは操作性の難しさも出てきます
鋭さは、タイラバのネクタイなどのよく刺さってしまいます
ネクタイが動かないことは鯛に偽物だから無視してくださいと言っているようなこと
また、投入角度や着底からの巻き上げが遅いとリーダーにフックが絡むことも出てきます
針が小さいと水中でよく暴れます
着底などで巻き上がった針がリーダーに絡むことは結構あるので気を付けたいところですね
これを防ぐには手返しをよくする必要が出てきます
3回誘ってみたら一度回収してタイラバをチェックするといったように手返し勝負も出てくるので忙しくなったりします
こういった部分を気を付ければ、タイラバの面白みが更に増しますよ
まとめ
おっ!あたった!…アーバレた…
という声がよく聞くのがタイラバ
これが当たり前の釣法化と思いきや、そのバラシは針にこだわればフッキングの確率はぐんと上がります
その話を聞いてから、タイラバでの釣果は飛躍的に伸びました
それが、鋭く小さい針で4本仕様なのです
あたるのに乗らないという典型的なタイラバの試練は、針一つで変えれることもできるのです
参考にして試す価値は十分にありますよ
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ