こんにちは、花粉やコロナウイルスで絶えずマスクが手放せないたかっぺです。
タイラバでは、ラバーは鯛に捕食させるための重要な部分でヘッドは鯛を寄せる力がある重要な部分です。
ヘッドの色や形状の違いで鯛が寄ってこないのは結構ありまして
隣の方は爆釣で私はアタリなしなんてこともあります。
今回は、タイラバのヘッドの部分に焦点をあててお話していきます。
タイラバを鯛に気付かせるためには
タイラバのヘッドは着底をさせるためと鯛を寄せるパーツでして
水深に対して重さは必要になり、目安として水深30m程度であれば60g前後、50mであれば80g前後、深くなるにつれて重量は重くしていきます。
また、潮流や着底が分かりづらいと重量を上げていきます。
もう一つの重要な役割として鯛を寄せる力があるのがタイラバのヘッドです。
ヘッドの形状は色々ありますが、ヘッドが水流を受けて震えたりローリングしたりして、ラバーの部分がよくなびくようなサポートの役割をしています。
また、フラッシング効果もありと鯛にベイトがいることを気付かしてくれる役割がヘッドです。
このヘッドの違いは、釣果に直結しまして
その時の海水色や潮流、ベイトの状況でアジャストしていくことが一番大事になってきます。
このアジャストがあっていないと自分だけ釣れない…なんてこともあり得ますよ。
ヘッドの形状は様々
ヘッドの形状やカラーはメーカーによって様々です。
基本的には潮流でどのように動くのか、どの動きが鯛にアピールできるかなどをテストをしていまして
その時の状況とその海域のベイトに合わせることが大事になります。
色々試すのがいいのですが、釣行時間は限られていて試すとなると時間とお金が足りません。
そこで、手っ取り早いのがその海域でよく当たるヘッドを教えてもらうことでして
出船前に船長さんや釣具屋さんに色々情報を集めて必要な物だけを購入するような感じですね。
最近の主流はタングステンヘッド
ヘッドの形状もさることながら、次に大事なのは大きさです。
タイラバのヘッドは鉛製とタングステン製があります。
タングステンって?
金属のうちでは最も融点が高く、金属としては比較的大きな電気抵抗を持つので、電球のフィラメントとして利用されるがLEDの普及によりこの分野の使用量は減少してきている。また、タングステン合金や炭化タングステンは非常に硬度が高いため、高級な切削用工具に用いられる。
同じ重量ながら、タングステンは比重が高い為小さく出来まして
このサイズ感でフォールが早く手返しの面で鉛製より優れていたり、操作性が向上したりします。
タングステン系のヘッドが出てきて以来ほとんど鉛製を使わなくなりましたが
食いが立っている時は無くすリスクを減らす為に鉛製に交換したりしますよ。
タングステンは高くてたくさん購入できるわけではないですからね。
伝説の鯛釣り漁師さん
管理人が通う鳥羽海域では、タイラバを中心に1本釣りで鯛を仕留めている漁師さんがいます。
その中でも、特に釣果をたたき出している伝説の鯛釣り漁師さんがいます。
直接お会いしたことはないですが、情報を色々聞くと
タックルはかなりのこだわりようでして
その中でも、タイラバのヘッドはタングステン系しか使わないとか
スカートの部分は企業秘密だそうで、フックは小針に張りのあるアシストラインを組み込み4本バリにしているらしく
情報を頼りに船長さんにも教えられ、今では管理人もタングステン系ヘッドと4本バリしか使っていませんよ。
お勧めタイラバヘッド(鳥羽海域編)
そんな鳥羽海域で実績あるタイラバヘッドを少しご紹介していきます。
その前にラバーについて記述がありますので参照ください。
ヘッドのカラーのについても記述を参考にしてみてくださいね
・ダイワ:紅牙 紅牙 ベイラバー フリー ヘッド α
もはや定番のヘッドです。
タングステンが出る前は鳥羽ではこのヘッドがよく釣れていましたよ。
潮の早さでヘッドの向きを変えれる仕様になっています。
・ダイワ:紅牙 ベイラバーフリーTG タイドブレイカーH(ヘッド)
早い潮や深場でのタイラバに有効なこのヘッド
独特の形がスカートの波動を高めてくれるのは、このヘッドならではです。
潮がぶっ飛んでいる時はこのヘッドは特にお勧めです。
・ダイワ:紅牙 ベイラバー フリー TG α ヘッド
先ほどの鉛製のヘッドのタングステンバージョンです。
やはり小型になると食いは抜群にいいですね。
今後、鳥羽海域では必須のヘッドになっていくでしょう。
・ジャッカル:鉛式ビンビン玉スライド Wアピール
セットものですが、鉛ヘッドの配色やスカートの形状にかなりのこだわりを感じていまして
その時の状況について解説してあり、使う側の気持ちを考慮したのがいいですね。
組み合わせがめんどくさい方にはこれはお勧めです。
・ジャッカル:TGビンビン玉スライドヘッド
鳥羽海域では、ダイワと肩を並べて争うほどの実績高いヘッドです。
巻きの引き心地が適度に重く操作がしやすいヘッドですね。
・タナジグ:あいやー玉
最近勢いが凄い、タナジグの鉛製タイラバヘッドです。
ぼてっとしていながらも、引き心地はスムーズです。
この形状でスカートもよく動くので、鯛は一度くわえたら離すことをためらうことでしょう。
全ての要素が揃ったら鯛は食らいつく!
タイラバのヘッドだけでは鯛は食ってきません。
ヘッドは鯛を寄せ、スカートのなびかせ方が鯛に捕食のスイッチを入れまして
それには、ロッドの食い込みの良さやリールのドラグ設定や巻きスピードが必要になります。
これらの要素が1つにまとまった時こそ鯛は釣れるのです。
全てが揃って釣れた時は、うれしくて仕方ありませんね。
まとめ
タイラバは全て重要ですが
今回は、鯛を寄せる力のあるヘッドについてお話してみました。
オフショアジギング同様に、かなりの奥深さがありまして
ヘッド1つとってもその時の潮流や海水色、ベイトによって形状と材質を使い分けをしてこそ釣果に結び付きます。
一番いいのは、釣れている人のマネをすることですけどね… 😉
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ