こんにちは、久しぶりにスーツ着たらパツパツでした たかっぺです
バチパターンも本格的になってきましたね
ナイトゲームではあちこちでルアーの投げる音がしていて春の訪れを感じています
そんなバチパターンですが、伝説級のルアーがあることを知っていますか?
2024年時の新しいルアー…いいえ2008年に発売しているアイマのカームがバチパターンでは大変よく釣らせてもらったルアー
ランカーがよく釣れるというよりは、数釣りでスレしらずのルアーというイメージが強いルアーです
2024年に復刻版として出ているので、是非試してもらいたいですね
バチ=カーム
最近のルアーでは表層系バチ用ルアーがたくさん出てきて、細身のシンペンはあまり使っていないのかなという感じがしますが
表層だけではなく、少し下やボトムなどと言ったところも攻略しなければ春爆はできません
そんな時に試したいのが細身のシンペン
中でも飛距離やレンジ設定など微調整が可能なルアーがアイマのカームになります
他にも色々ありますが、カームの良さを知ると他のシンペン選びにも慎重になってしまいますよ
また、動かし方によっては表層をも探れるので持っておくといいすね
発売から15年以上の頼れる棒
アイマのカームは発売が2008年と歴史あるルアーの一つです
当時はバチにはこのルアーとエリア10しか釣れなかったなんて記憶もあります
当時購入したときに思うこと、それが棒みたいなルアーで釣れるのかな?という疑問
実際に使うと、表層や中層・時にはボトムから抜け出す演出をもできて飛距離も出やすくバチに突出しているルアーでした
姿もバチそのもので、購入後のバチパターンでは大小数えきれないくらい釣った記憶があります
その釣れっぷりは、まさに頼れる棒です
その後はいろいろと細身のシンペンが出てきていますが、いまだにカームでしか釣れない状況もあるので結構重宝するルアーですね
カームの大きな特徴
カームは細いルアーですが、ただ細いだけではありません
細かな設定ができる豊富な種類とカラー設定があります
バチパターンでしか使えないかと思いきや、サヨリでライズしているときなライも出番ですし、稚鮎が遡上するタイミングでも結構シーバスを釣った記憶があります
カームの特徴的なところを、もう少しお話していきましょう
種類が豊富
カームの設定は110㎜と80㎜がありますが
ノーマル設定では110㎜は11グラム、80㎜は7gとなっていますが、その他にも
・meba CALM
メバルを狙うための60㎜ 4.8gのカーム
・CALM 80S-LT
80㎜ 7gを5gとを更に軽くした設定で、よりデッドスローでリトリーブして表中層を狙うためのカーム
・CALM 110S-LT
110㎜ 11gを10gとわずかに軽くした使用で、よりデッドスローで表中層を狙うためのカーム
・ぶっ飛びSPECIAL CALM80
80㎜ 7gを9gに重量増加させて飛距離を重視したカーム、飛距離も出るし動きも損なわないと伝説級のルアー
・ぶっ飛びSPECIAL CALM110
110㎜ 11gを14gに重量増加させて飛距離を重視したカーム 大きな河川での使用が好釣果になったルアー
と、バチカラーの設定では結構何通りものしようができるので、釣れ続くために色々ローテーションすることが釣果の分かれ道ですね
飛距離
春先は風が強いのが当たり前、そんな中でも抜群の飛距離を出すのがカームです
細身と風の抵抗になるようなリップなどが無いので、結構飛びます
更にぶっ飛びカームを使えば、誰もキャストしていない場所にも届けられて一人爆釣なんてこともありました
飛距離を稼げばシーバスが釣れると分かったルアーでもあります
すぐに浮いてくる
シンペンとイメージすると深いレンジを泳ぐイメージを持ちますが、実際にシンペン全般に言えば限りなく表層付近を泳ぎます
でも細身だと水流の抵抗で表層付近は無理では?
実はカームはデッドスローな巻きでも表層を巻くことができます
流れやロッドの角度もありますが、ほとんどは表層付近とイメージすれば扱いやすさも出てきます
結構色々なことができるルアーなので、持っておくといいですよ
デッドスロー
カームの良さは、巻き感にも表れています
リトリーブではルアーがどういう動きをしてどの層にいるのかを判断できます
遅く巻くと、どこの層やどの流れをどのように泳いでいるかを判断できるルアーとできないルアーがあり、できない場合は経験値が必要になってきます
カームはデッドスローでもルアーの抵抗がしっかりとあるので、遅く巻いていてもルアーの抵抗を感じやすく流れの変化を感じやすいルアーでもあるのです
バチをイミテートするためにはアップよりルアーを流してきますが、ルアーの重みを感じ取れるくらいのスピードでリトリーブできるのでわかりやすいルアーですね
トゥイッチで食わせる
カームは一定のリズムで巻くのが真骨頂でもあるのですが
もう一つの使い方としては、トゥイッチをしてダートさせながら巻きだすと、小刻みなドッグウォークができるので、春先の稚鮎パターンなどにも応用できるルアーです
実は、秋のカタクチイワシのトップゲームにも有効です
浮きやすい性質のカームを遠投し、ロッドを立て小刻みに動かしながら早めのリーリングをするとカタクチイワシが弱り逃げ惑う仕草を演出できます
一見棒のようなルアーでも、使い方によってはオールシーズン使えるルアーになるので色々してみるのも面白いですよ
まとめ
発売から長く経っても色あせない性能のルアーは、どんどん新しいものに置き換わっていく今の時代では結構珍しい部類に入ります
そのルアー達は色々ありますが、バチに特化したルアーであるアイマのカームは色あせないルアーの一つと言えるでしょう
今も尚現役で活躍し、釣らせてくれるルアーでもあるのです
是非アイマのカームを手に取って体感してみてください
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ