こんにちは、包丁を研ぎすぎて刃がいびつな形になってしまった、たかっぺです。
ルアーの種類に引き続き、シチュエーションごとにルアーの使い方についてお話をしていきます。
ルアーをベイトのように見せ、シーバスの捕食スイッチを入れるのがポイントとなります。
どこにシーバスが潜んでいるのかも考えながら組み立てましょう。
又、食わせの間についてもメソッドをご紹介していきます。
日中と夜間のシーバスの行動を知ることが大事
流芯部やブレイクライン沿いを回遊したり、又はベイトと共に回遊をしています。
日中は陽の灯りを避けるために深場を移動や、ストラクチャーに張り付きます。
夜間では、外灯回りの暗闇に潜んだり、流れの変化に身を寄せてベイトが来るのを待ち伏せています。
詳細については解説した記述があり参照してください。
デイゲームではレンジ攻略が大事
デイゲームでは、気にしたいのは、ずばり「レンジ」!。
シーバスは夜行性で、あまり明るいところは好まない魚。
底付近を回遊して、深く潜むか影がある場所に居付きます。
「どの深さに居るのか」
を考え、レンジ攻略できるルアーを選定していきます。
初心者の方は慣れないうちは、表層から探れるルアーを選定しましょう。
その理由は
・シーバスは絶えずベイトを意識して水面付近を見ている
・目線より下のベイトは追わないこと
・いきなり深いレンジを探りシーバスにルアーを見切られないようにする
居付きシーバスはあまり群れていなく、貴重な一匹を取るために注意することです。
デイゲームでシーバスを釣るルアーについて
表層から釣りを組み立てるのみ有効なルアーを紹介します。
*5mの深さの堤防を想定しています。
どのレンジに潜むか、数十㎝刻みでレンジ攻略をしますので、ルアーの使い分けをしていきましょう。
ルアーの種類やカラーについては詳細な記述がありますので、そちらを参照してください。
表層系
ペンシルベイト、ウェークミノーを使っていきます。
ペンシルベイトは、垂直に浮いているか、少し前傾気味で浮いいます。
ほぼ水面付近をロッド操作とリーリングでドッグウォークをしていき、逃げ惑うベイトのように見せていきます。
ウェークミノーはタダ巻きで引き波とローリングアクションで弱ったベイトを演出できます。
いずれも数投して反応なければ、ルアー交換していきましょう。
表層~中層
多様なルアーを組み合わせて使用していきます。
フローティング・シンキングミノー
安定した動きが多く日中では見切られやすいことがあり
数投程度でルアーカラー問わず交換しましょう。
シンキングペンシル
浮きやすい形状で、水面下数十㎝程度しか引けません。
やはり数投したらルアーカラー問わず交換しましょう。
バイブレーション
逃げ惑うベイトのように見せるのがコツです。
その強波動でハイアピール系のルアーで、同じレンジで引くとルアーにスレてしまいます。
レンジ攻略が容易なルアーなのでカラーローテーションを心掛けましょう。
中層~ボトム
バイブレーションでレンジを探りましょう。
探り方は
・着水後すぐに巻く
・着水後ラインを張った状態で秒数を計り狙ったレンジにルアーを通す
(だいたいのカウント)
・ボトムまでルアーを自重落下させ、ボトム付近を巻いてくる
ルアーのパッケージやメーカーのホームページに1秒間にどのくらい沈むのかが記載してます。
巻き方の基本は、だいたい1秒間に1回転のリズムでリーリングが基本です。
遅く巻いたり、早く巻いたりスピードの変化でもヒットすることもあります。
中層~ボトムを効率よく探れるルアーとして樹脂製やテッパン系と呼ばれる鉛製のルアーがいいでしょう。
テッパン系はバイブレーションの中でもハイアピールです。
スレるのも早いルアーで数投したら、カラーやルアーをチェンジしましょう。
テッパン系や樹脂製のバイブレーションに反応が無い場合
スピンテールやハイブリッド式のバイブレーションがいい場合があります。
バイブレーションはタダ巻きのみならず
バイブレーションのメソッドを色々紹介します。
●リフト・&・フォール
ボトム付近でルアーを上下させて、ボトム付近に潜むシーバスを狙うメソッド
日中の流芯部を探る場合によくします。
●ストップ・&・ゴー
リーリング中に意図してリールの回転を止めるメソッド
止めた瞬間、ルアーがバランスをくずし瞬間フォールし、シーバスに食わせの間を与えます。
●トゥイッチング
リーリング中にロッドをあおり、ルアーにイレギュラーなアクションをさせるメソッド
イレギュラーな動きをした瞬間に、シーバスが捕食することがあります。
●リーリングスピード変化
リーリング最中に意図的に通常の巻きスピードから一瞬遅くするメソッド
●小刻みアクション
バイブレーションを巻くとき、ロッドエンドを脇に挟みリーリングが基本ですが
力を抜いて、ロッドを少し上下に揺らしながらリーリングすると、まるで弱ったベイトです。
サイレンスバイブレーションについて
樹脂製のバイブレーションは2枚の型にバランス用の重りを入れ張り合わて作られています。
内部は空洞で、水中で針のあたる音が水中に響きシーバスに存在をアピールしています。
しかし、毎回同じコースを通すとシーバスはルアーとわかってしまいます。
そこで、シリコン製のルアーの出番です。
シリコンボディーで針の音はせず、スレてしまったシーバスや見えているシーバスに効果があるルアーです。
ナイトゲームで狙うは表層付近とボトムのみ
ナイトゲームでは、流れの変化で回遊を待つか、明暗部やストラクチャーのピン打ちで狙います
レンジ設定は表層付近とボトムのみに設定します。
理由は
・細かなレンジ設定をすると釣れやすくなるが、時間を多く使ってしまう
・シーバスがルアーを見切ることが多くなる
表層付近の設定として、水面付近~1mまでとしていきましょう。
ナイトゲームでシーバスを釣るためのルアーについて
表層系とフローティング・シンキングミノー、シンキングペンシルが代表的で
日中に比べて遅めのリーリングスピードで流れに乗せて誘っていきます。
流れの中でベイトを待つシーバスは水面付近を見ていて、流れに乗せるメソッドで攻めましょう。
ナイトゲームにおけるルアーカラーは、チャート系やホログラムレンズのあるルアーをチョイス。
表層付近に反応が無ければ、ボトムをバイブレーションでネチネチ探っていきましょう。
ゆっくりと波動を感じて巻いたり、リフト・&フォールが効果絶大。
ナイトゲームのルアー交換について
明暗部を除きあまり日中のようなこまめなルアー交換はしません。
流れを意識するドリフトを意識して釣るからで
流れでのメソッドを一通りした後で、反応が無ければルアー交換をしていきます。
ルアーだけでなく立ち位置も変えて。
実体験でアップストリームで反応無く、クロスストリームに立ち位置を変えた途端にバイトしたことがありましたよ。
ワームについて
デイ・ナイトでもシーバスの気配はあるのにどのルアーでも釣れない時は、ワームの出番。
ワームの操作はベイトが漂っているようにゆっくり巻いてくるのが理想です。
たまにトゥイッチを入れイレギュラーな誘いで捕食しやすいように演出してきましょう。
まとめ
ルアーはあくまでも疑似餌であって、シーバスに見切られるような組み立て方は疲れるだけです。
初めてのポイントや、初心者の方は今回の内容をご参考にしてもらい実釣に励んでください。
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ