こんにちは、車に乗ると猫らしき動物ぽいのが飛び出てきました、たかっぺです。
釣りが終わった後にルアーを水洗いしているけど、フックの部分が錆びてきている…
皆さんこんな経験ありませんか?
錆びが起こっているところにもよりますが、針先で錆があるとフッキングに影響が出てきますよ。
また、塩噛みでジッパーが動かなくなったなんてことも…
今回は、フックの錆びの予防や塩噛みしたときの対処についてお話して行きます。
水洗いしてもルアーフックが錆びる訳
釣行後、海水が付着したルアーは水洗いしていますよね。
でも、水洗いしているにも関わらずルアーフックに錆が付いているのをよく見たりします。
錆の原因は塩分でして
塩分が鉄分に付着していると、酸化して錆となるのですが
水洗いしているのになぜ?
実は、ルアーフックののわずかな傷に塩分が微量に付着していることがあります。
この微量な塩分が錆びを進行させている訳です。
錆てくると何が悪くなるのか
ルアーフックが錆びてくると、錆びの場所にもよりますが、針先に錆が出てくるとフッキングに影響が出てきます。
新品の針先を触ると、わずかな力でも刺さるくらいよく尖っています。
このくらいの尖りでないと、ルアーフィッシングのターゲットの口を貫通させることができません。
わずかな針先の錆びがあると、貫通力が劣りフッキングが悪くなるということです。
フッキングが悪いとシーバスなどはバレやすくなってきますよ。
絶えず針先は鋭い状態が望ましいですね。
錆びなくすにのは塩分を除去するしかない
少しでも錆びてきたルアーフックはすぐに交換した方がいいのですが
管理人含めサラリーマンアングラーでお小遣い制の方たちには少しつらいのが現状です。
釣行後は、ルアーフックが錆びないように真水でよく洗い乾かして綺麗さを維持しているつもりでも、わずかに塩分が残ってしまい少しづつ錆びついてきます。
塩分が残っていると、もう一つ厄介なことがあります。
それが塩噛みでして
ジッパーやリールのハンドルの隙間や内部、ロッドガイドの取り付け部などなど、わずかに塩分が残っていると塩が固着して動かなくなることもありまして
どうしようもないのかなと思ったりしまいますが…
この塩分の除去方法として、アルカリ性で塩分を中和させて錆びつかせない・塩を固着させない方法がありますよ
予防にお勧め!釣り具にシュッ!
塩分を中和するには、アルカリ性質の液体を塩分が付着した物に直接塗布することが一番の予防策になります。
よく釣具屋さんに置いてありますが
結構値段がするのと、少量しか入っていないなどのことがありまして
それでは頻繁には使えないのがサラーリマンアングラーの辛いところ…
そんな中、管理人が特にお勧めしたいのが釣り具にシュッ!という商品でして
袋に小分けして入れてあり、1袋で約2ℓ分のアルカリ水が出来ましてコスパに大変優れています。
スプレーなどは準備する必要はありますが、100円均一の物で十分
2ℓ分もあると結構使えまして気にせずシュッシュッとできますよ
この商品を見つけるまで500ml内容量でお値段3倍のものを使っていましたよ。
釣り具全般に使える優れもの
ルアーフックの場合だと、釣行後にルアーケースごと釣り具にシュッ!をスプレー容器に入れてまんべんなく振り付けて乾かすだけでOK
新品のルアーフックがいつまでも錆びつかず予防にはもってこい!
ロッドやリールにも同じようにまんべんなくスプレーさせて乾燥させると塩噛みの予防になりいいですね。
特にラインにもスプレーおくといいですよ。
海水のべとべと感が消えて、PEラインの滑りがよくなります。
よく乾かした後によく拭きあげると、見た目も綺麗に仕上がり除菌・抗菌・防カビ・ワックス効果が出て気分よく次の釣行で使えます。
海水臭さにも効果あり
もう一つ、臭いが消えるので重宝しています。
海水の劣化した臭いは、車内にこもると酔ってしまうほどでして管理人はとにかく苦手です。
お子さんや女性の方も苦手では…
釣行先では真水で洗い、自宅で休んでから本格的に消臭してみては
関連記事があるので参照してください。
特にクーラーの内部などは、たくさんの魚や海水の付着で臭いがこびりつきまして
いつも念入りに洗ったりしていましたが
この釣り具にシュッをまんべんなくスプレーして乾燥させると、完全に臭いは消えませんがずいぶんと落ちますよ。
塩噛みがひどくなった場合の対処について
こういった予防策をしていなく、塩噛みさせてしまったことはありませんか?
ジッパーが動かなくなる程度のことなら劣化していない限りは、3つのことで何とかなりますよ
参考程度ですが、固着してしまった場合は以下を試してみてはいかがでしょうか
1.熱湯をかけながらひたすらこする
根気のいる作業になってきます。
用意するものは、熱湯といらない歯ブラシと爪楊枝と、どこの家庭にもあるものです。
動かなくなった部分に熱湯をかけて歯ブラシで塩噛み部分をこすり落とすだけ
これを塩噛みが無くなるまで何度も繰り返します。
歯ブラシで取り除けない部分は爪楊枝で掻き出す感じで作業していきます。
2.トイレ用洗剤・除菌剤サンポールを使う
皆さんご存じ、サンポール
便器の厄介な尿石や水垢を綺麗に落とせる洗剤です。
この洗剤の特徴は、やや粘性の高い液体・酸性でありまして
塩噛みで付着している物はアルカリの性質を持っていまして、酸性の性質をもつサンポールはアルカリ性の汚れを溶かす性質があります。
少量付けて、歯ブラシなどでこすってを繰り返すと、熱湯より早く落ちますよ
3.潤滑剤 KURE5ー56を使う
ご存じ KURE 5-56
溶剤を細部まで浸透させて動きをよくするものでして、塩噛みを溶かすものではありませんが滑りをよくする観点から軽度の塩噛みでは使えるものです。
しかし、塩噛みがひどいと潤滑しないので、無理にするとファスナーが壊れることも
*この潤滑剤は使用用途をよく読んで使用してください
ベアリングなどの回転体には塗布しないようにしましょう。
内部のグリスを溶かす性質があります。
まとめ
フックが錆びて交換した…塩噛みで動かなくなった、お気に入りなのに…
なんてことにならないように日ごろからのメンテナンスは重要ですね
塩噛みしてしまったことはしょうがありません
きちんと除去すればいいだけです。
大切な釣り具、思い出たくさんの釣り具を錆や塩噛みから守っていきましょう!
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ