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リールの防水性能は完璧じゃない?誤解してはいけないことを解説

リールの防水性能は完璧じゃない?誤解してはいけないことを解説

こんにちは、よく切れる包丁で指を切ると血が止まりません、たかっぺです

近年のリールは巻き心地完璧!完璧な防水性能!頑丈なボディー!として売り出されています

特にハイエンドクラスのリールは最高峰の技術を搭載されていて、もはや精密機器ではないかと思うくらいです

しかし、完璧な防水性能だけを見ると、完全にはリール内部に水を侵入させない完全防水では無いということは皆さんご存じでしょうか

大手の釣りメーカーのシマノやダイワの防水技術でも完全防水とはなっていません

このことを勘違いして、リ―ルが水没しても防水仕様だから大丈夫!

と思ってるとかなり痛い目を見ますよ

今回は、リ―ルの防水性能に焦点をあててお話していきましょう

リールは完全防水では無い

よく、リ―ルのカタログを見たりすると

最新の防水機構や驚くべきテクノロジーと、そそられる文言が書いてあります

確かに、この10年くらいでリールの性能は格段に向上し、年々進化しています

防水機構はリールの寿命を左右するとても大事な要素です

リール内部に海水が入り込むと排水は困難になり、やがて塩カビとなってリールに多大な影響を及ぼします

これらの現象を防ぐ為に防水機構が備わっているのですが

勘違いしてはいけないことは、完全防水になっていないということです

防水が完璧だからと言って、ウェーディングでバシャバシャと水をかぶって半分水没に近い状況で使用していたら、10万円で購入したリールでも直ぐに使い物にならなくなるのです

リ―ルの防水機構について理解を得て正しい使い方をすることで、良いリールの思い出となるのです

リールの防水性能

リ―ルの防水性能で大手釣り具メーカのシマノ・ダイワではその構造は大きく違いますが

基本的な考えは、リール内部への海水侵入を防止するということ

その為、シマノではXプロテクトやXシールド、ダイワではマグシールドやマグシールドベアリングの防水技術があります

Xプロテクトは簡単言えば、水が通るような隙間を直線的ではなくジグザグにすることで水が浸入しにくい構造にしてあり

現在のシマノのハイエンドクラスのリールには付帯している機構です

ダイワでは、磁力を帯びたオイルを水が浸入しやすい箇所に設置したマグシールドがあります

マグシールドが施された場所では、水の侵入はないと言われるほどの技術でダイワのリールにはハイエンドからコスパのリールまで幅広く普及しています

共に、この技術では、防水性能の指標であるIPでは最高クラスの8を取得していてカタログ上では非常に優秀となっています

IPとは

IP(International Protection)は国際電気標準会議で定められた、精密機器や固形物に対する保護性能を表すコードです

スマホ等でも、防水性能を示す指標はIPで表せてますね

ではリールのカタログなどに記載されているIPX8という表記はどういう意味なのでしょうか

防水指標の表記は0~8の9段階表記となっていて、8は最高クラスの「継続的に水没しても内部に浸水することがない」という形で意味されます

ちなみにIPX8のxの部分は防塵の値が入ります

防塵だけの指標を表す場合にはIP6Xなどの表記がなされるのです

リール防水で誤解してはいけないこと

ここまで読むと、海水にじゃぶじゃぶ漬けてもへっちゃら!と感じてしまいますが

実際はそういうわけではありません

どんなに防水性能に優れたリール機構でも、完全防水では無いということ

どんなに水をかぶっても水没しても、内部への水の侵入は皆無というのが完全防水です

皆さんが持っているリールの説明書を読んでも完全防水仕様とは一言も書いていません

「IPX8相当の防水機構とうたっているのに、完全防水では無いの?」

と疑問になるでしょう

ここで誤解してはいけないことは、水の通り道は完全に塞がれていないということ

わずかながらでも通り道が存在するということです

水圧が大きくなればなるほど、水の侵入は容易になり内部に侵入してしまいます

実際に、海水に落としてしまった20ステラの内部は塩カビで侵されていた事例があります

ダイワのマグシールド装着以外の場所から水が浸透して内部が侵されている事例もあります

少しでも海水につけてしまうと、水の侵入を許してしまうので注意しないといけないのです

防水性能はどこまでが許されるのか

リ―ルの防水性能は、どういったシチュエーションまでが許されるのでしょうか

海水に水没させるのはご法度なのは、なんとなく理解してもらえたとは思いますが

どこまでの環境に対応しているのでしょうか

その答えは、です

例えば、シマノのツインパワーSWを例に挙げて話すと

21ツインパワーSWの防水性能はIPX8相当に値します

オフショアなどでは、ポイント移動の際に船の波が船内に入ってくることはよくあります

この時に、よく波をかぶるのがリールになるのですが

こういった波しぶきに対してを一つの例として挙げています

波しぶきと言っても、人が当たると痛いと感じる波しぶきは結構な水圧がかかっています

その環境に耐るのに必須なのがこの防水性能なのです

より過酷な環境では、より過酷に耐えるべく防水性能が施してあるワケなのです

リールは精密機器

アッ!リールが海水に浸かってしまった!

こんな時に、一番よくないことは放置してしまうことです

しかし、早めに何とかして内部の海水を綺麗にしたいところです

そんな思いで、自分で分解してしまうと、取り返しのつかないことも出てくるのです

基本的に分解=自己責任となります

取り返しのつかない事とは

内部の防水性能を高めるグリスをはいでしまうことや、ボディーの合わせ目のパッキンなどは精密に作られているので、少しでも潰してしまったり変形させてしまうとその部分より容易に水が浸入してしまい、逆に塩カビを誘発する事態になりえます

では、何もできないのかといえば、自分でできる自信がない方はメーカーにオーバーホールとして出すのが賢明になってきます

リ―ルの取り扱いとメンテナンスについては関連記事があるので参考にしてください

リールは扱いに注意!傷だけじゃすまされない事態もある

常に洗う習慣を

大事なリールを大事に使いたかったら、釣行後には真水で海水を落とすように洗いましょう

サッと洗うだだけでもいいですが

海水は乾いてくるとネバネバしていたりします

ねばついた状態でサッと洗うだけでは海水は落ちません

よく水を流して柔らかいブラシなどで優しく洗うようにしましょう

ここで注意したいことは、暖かい水で洗わないようにしたいところ

ベアリングやギアのグリスを熱で溶かしてしまうことになり、せっかく付着しているグリスも垂れてしまいノイズや異音の元になりますので冷たい真水で洗うようにしましょう

まとめ

なんか最近リールの巻き心地がおかしいな…この間の海に落としたことが原因かな?

まさにその通りです

そのまま放置していたら、完全にハンドルが負けなくなり、内部が朽ちますよ

最高の防水性能を鵜呑みにしてしまったことで、大丈夫だろうとなってしまったのです

完全防水と勘違いしてしまう昨今のリール

回転をしているリールで巻き心地を追求していくとどうしても隙間はできるものです

その隙間を埋めてしまうとリールの巻き心地や力強さは損なわれるでしょう

こういった状況を理解し僅かながらでも隙間はあり完全防水では無いということは知っておきたいところですね

綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう!  By たかっぺ