こんにちは、雨の時に「洗濯物が干せない!」と奥さんに何故か怒られるたかっぺです。
梅雨や秋口の長雨の時期は、増水や水潮に対し攻め方を少し工夫していきます。
増水で、釣りができるポイントが限られて思う様にシーバス釣りができないことがあります。
しかし、周囲の状況をよく観察すると
「ここはどうだろう」
ポイントがいくつかあります。
雨が降るとシーバスは釣りやすいのか
![rain](https://ifg-casting.com/wp-content/uploads/2019/07/rain-1.png)
シーバスは流れの中にいる場合が多いです。
降雨後では流れの状態が大きく変化して、普段より釣りやすくなります。
川では
増水で流れが強いところは、シーバスのベイトが流されてくる可能性大。
狙いを絞れて釣りを組み立てやすくなります。
海では
水温低下によって、シーバスの活性は一気に下がってしまい釣りにくい
(汽水域で体を慣らしたシーバスとは違い少しの変化に弱い)
濁りはプラスになることがある(どちゃ濁りは無理)
雨の降り方には注意が必要
最近の降雨の状態は激しさを増して安心して釣れる状態ではないことが多いです。
増水量は、釣行に行く場合は情報をこまめにチェックすること
特にウェーディングは大変危険ですので増水時は釣行を見送ることも必要
雨後の地面は滑りやすいです。
スパイクシューズや*ピンフェルトシューズを履いて釣行しましょう。
*ピンフェルトシューズは草木の生える土の地面ではグリップ力が衰えます。
降雨場所がどこか分かればポイントを絞りやすい
![Pinpointed](https://ifg-casting.com/wp-content/uploads/2019/07/Pinpointed-1.png)
河川で、雨が降っている場所と、どのような降り方が分かれば、ポイントが絞りやすいです。
基本的に雨が降った地区より下流側をポイントとして選定していきます。
強い流れで、弱り流されてくる鮎を待ち構えたりするので、釣りを組み立てやすくなります。
よくアプリを使用して、3時間後の雨雲の状況を確認して釣行をしています。
釣りを組み立てる地区が決まれば
次に探すのが流れの変化が起きている場所を見つけることです。
その場所は
・用水路排水の水門
・本流と支流の合流点
・川のカーブのアウトライン、
・ストラクチャーやブレイクライン
などがあげれます。
水門は1級ポイント
![Water gate](https://ifg-casting.com/wp-content/uploads/2019/07/Water-gate.png)
狙いやすさでは、抜群のポイント、アングラーも多くなります。
水門は常に開いているわけではなく
国土交通省の河川事務局が管理しています。
タイダルリバーでは用水路の水位や干満に応じて水門を開閉します。
水門が開くと強い流れになり、幾度の流れでボトムの地形は削れて、水質も本流より濁っています。
つまり、ボトムにシーバスは居付いている可能性大
流れの変化の内外やボトムをルアーローテーションで探りましょう。
マッチ・ザ・ベイトを意識して流れのメソッドで攻めるといいですよ。
根や瀬のボトムを狙い打て
水門だけにシーバスがいるわけではありません。
ストラクチャーもポイントで人が見えるところと、見えないところがあります。
見えるストラクチャーは
増水でいつも以上に速い流れで複雑な流れや反転流ができでシーバスのポイントが分かりやすい。
ルアー操作やライン操作がいつも以上に忙しくなるので注意。
見えないストラクチャーは
沈み石や瀬で、普段の流れではわかりづらい
早い流れで反転流やヨレを見つけることでその場所にストラクチャーがあることが分かる。
そのような場所は攻め方がとても大事になります。
シーバスはわずかな地形変化のあるボトムに張り付いてベイトが流れてくるのを待っています。
セオリーとは違いボトムにルアーを流して釣るスタイルとなります。
そこで使うルアーとしては、シンキングミノーやバイブレーションを中心に考えます。
図を見てもらうと、攻め方のイメージとしては
A→B→CやC→B→Aと立ち位置を変え探りましょう。
バイブレーションは濁りや暗闇の状況でもはっきり存在をわかってもらうために
リーリングスピードはゆっくり引くようにしましょう。
ゆっくりリーリングに特化したルアーがこれ
・ブルーブル―:ナレージ50
リップのついたバイブレーションです。
スイム姿勢が安定しているのでゆっくりリーリングに特化したモデルでして
水深の浅い河川などをドリフトで誘うと面白いように釣れますよ。
降雨後の濁りはアングラーにとってプラス要因
濁りは、シーバスがアングラーに気付きにくいということで
デイゲームでもナイトゲームと同じ要領で攻めることができます。
つまり、デイゲームであれば人もよく見えて
ルアー操作性があがり、アングラーにとってプラスの要因になるわけです。
しかし、濁激流となると話は変わります。
シーバスもルアーも見えなく、身を潜めて動かない状態で、人間も危険です。
*程よい濁りの状態を知るには、ポイントに幾度も通い見ることが必要
くれぐれも危険を顧みず釣行しないようにしてくださいね。
アプリを有効活用
スマホのアプリで降雨状況や風の状況や、波の状況を数時間後まで知ることができます。
タイドグラフも含めて、釣りを組み立てる上で大事です。
無料である程度の状況が分かるお勧めのアプリはこれ!
入れておいて損はないかと思います。
まとめ
増水は釣りをしない方にとってはとても危険なイメージですが、シーバスは釣りやすい状況になります。
流れがありストラクチャーあるところにシーバスは居付きます。
記述を参考にしていただき釣りに活用してください。
ただし、極度の増水は危険しかありませんので釣行を断念する決断が必要。
釣りができない時こそ、ロッドやリール、ルアーをお手入れし、次の釣行に備えましょう。
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ