こんにちわ、ジギングで魚が釣れなかったら近くの道の駅で魚を買ってしまう、たかっぺです。
ウェーディングはシーバスとの距離がグッと縮まります
入水で水温や流れの変化を体で感じ取れ、ベイトの存在も近くで確認できシーバスの気配を身近に感じ取れる魅惑の釣法です。
ウェーディングをする際
「どのようなポイントがいいの?」
「どうやってルアーを操作するの?」
「ルアーはどのようなものがいいの?」
なんて疑問を中心にお話していきます。
ディープがあるシャローエリアがベスト
ディープゾーンがあるシャロ―エリアをキーワードとしてポイントを選定していきます。
大雨で上流から流れてきた土砂や波の影響で土砂が堆積した場所はシャロ―エリアとなりやすい場所でして
波打ち際や流芯部では流れや波の影響で浸食されディープエリアとなります。
シーバスはブレイクラインや流芯部を回遊しています。
その回遊場所をシャロー帯で待ち伏せる為にウェーディングをします。
当ブログでシーバスの生態について記述がありますので参照してください。
![](https://ifg-casting.com/wp-content/uploads/2019/11/seebas-2.png)
ただ、そのような場所は波の浸食や豪雨の影響で地形が変わっていき、次回釣行時も同じ地形とは限りません。
明るい時間帯に釣行前に確認をして釣行することを推奨します。
こういった場所はグーグルアースの航空写真のアプリを使って見つけることができまして
シャローエリアは土砂が堆積して写真でも「浅瀬がある」ことが理解できます。
流れを意識したポイントを選択
流芯部やブレイクライン沿いを回遊しベイトが豊富でシーバスが身を隠せる場所があればポイントになります。
特に安定して流れが速い場所は流芯となりボトムが削れている場合があります。
ボトムのブレイクラインにシーバスが居付いていたりするので、積極的に狙いたいポイントの一つです。
また、流れがぶつかりできる反転流なども流れの変化となりシーバスが居つく可能性が高い場所です。
そのようなポイントでの攻め方として
・ルアーキャストを上流側にキャストするアップストリームキャスト
・流れに対して直角にキャストするクロスストリームキャスト
・下流側にキャストするダウンストリームキャスト
があります。
詳しく解説してある記述があるので、参照してください。
![](https://ifg-casting.com/wp-content/uploads/2019/07/drawit-diagram-5.png)
川など流れが速いところの地形は急に深くなっています。
流れが速い場所では腰まで入水すると体の自由が利かず事故を招くので膝下までにしておきましょう。
増水時には流れが急すぎて危険の為釣行は断念しましょう。
沖のブレイクラインを狙え!
波打ちでえぐれてできるブレイクラインもシーバスが回遊し、遠浅なサーフや河口部でよく見られます。
冬季から春先の大潮は年間で一番潮位が下がる時期でして
沖のブレイクラインはこの時期しか狙えない場所で、あまり行けない場所です。
管理人は、この時期がウェーディングをするのが一番の楽しみです。
ウェーディングをある程度経験した方と2名以上で、実釣するようにしてくださいね。
なかなか入ることができない場所で、大型小型は選べませんがシーバスがよく釣れる時もあります。
必ず安全マージンを理解してから入水しましょう。
ウェーディングの危険な知識については記述がありますので、参照してください。
![](https://ifg-casting.com/wp-content/uploads/2019/08/stingray.png)
他の変化も忘れなく
![bridge](https://ifg-casting.com/wp-content/uploads/2019/08/bridge.png)
橋脚回りや入水前の周りの変化も見逃さないようにしましょう。
入水は、下げ潮近くにします。
潮位が高い状態でも流れの変化やストラクチャーが水中にある場合、そこはポイントになり
場荒れをしないように手前から探るようにしていきましょう。
橋脚はシーバスのベストポイントでもあり、ナイトゲームでは明暗の境をルアートレースコースを考えて狙っていきましょう。
しかし、ウェーディングでは大幅に移動できないことや立ち位置に制限があります。
水位の状況と流れの状態を見てから入水してくださいね。
その理由を解説していますのでご参考にしてください。
ルアーは何を使う?
ウェーディングで、シーバスを狙うにはデイゲームとナイトゲームでもルアー選択が違ってきます。
通い慣れた場所や、事前にベイト情報があれば合わせたセッティングで挑めたりします。
しかし、そうでない場合もあり、ある程度の攻め方の知識が必要です。
ナイトゲーム
基本的にマッチ・ザ・ベイトで狙っていきます。
例えばイナッコなど表層を上ずっているようなベイトの場合、引き波が出る表層系でさぐりましょう。
表層近くで反応が無ければ、ボトム付近に狙いを絞ったりします。
数十㎝刻みでレンジコントロールしてもいいですが、限られた時間内でシーバスが捕食するルアーを見つけるには効率が悪いです。
・最初は引き波が出せるウェークミノーやシャロー専用ミノー、シンキングペンシル
・ブレイクゾーンをバイブレーションを使ってリフト&フォールやボトム付近をゆっくりトレース
カラーは、派手目のカラーで、月夜の日にはクリアカラーを、流れの攻め方を意識しながら攻めていきましょう。
デイゲーム
デイゲームでの攻め方にはリアクションを意識した攻め方が大事になります。
朝マズメによくボイルが見れる時があり、この時がトップ系のバイトの可能性が高いのいで
・トップ系のルアーであるペンシルベイトやウェークミノーの出番
特にペンシルベイトは水面付近をドッグウォークさせるのでルアーを見切られにくいので重宝します。
表層の反応が無ければ
・バイブレーションを使いリアクションバイトを意識
・ボトム付近を早巻きや時折リーリングを止めるストップ&ゴーなどを織り交ぜて
また、ディープゾーンからシャロ―エリアの駆けあがりは
・ダイビングミノーやバイブレーション、ハイブリッドルアーでボトムをついばむベイトや甲殻類を意識して探る
これらのルアーについては当ブログでご紹介していますのでご参考してください。
ランガンするときに…
デイゲームでは、その場所で粘るよりも、ランガンで効率よく釣りを組み立てましょう。
デイゲームでランガンする際にウェーダーを脱がず、車のシートに防水シートをかけて、そのまま運転してできるので重宝しますよ。
まとめ
シーバスを極めようとすると必ずウェーディングにたどり着き、河口や川で入水してシーバスを狙う様になってきます。
最初は慣れずに難しく思うかもしれませんが、陸から釣るよりも実際にシーバスとの距離が縮り釣果が望めます。
今回のブログを元にポイントを選定して流れを意識してルアーを操作してみてください。
その面白さと自然との調和でウェーディングが虜になることでしょう。
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ