風の強い日のウェーディングには要注意!風が引き起こす危険とは
- 2023.03.18
- ウェーディング

こんにちは、釣りは仕事以上に疲れを感じやすい、たかっぺです
春のシーバスイベントのバチパターン
夜間の下げのタイミングはどこの河口域に行ってもたくさんのアングラーがいます
釣れる人や釣れない人様々ですが
人より釣りたい一心で、ギリギリの水深でウェーディングをしている方もよく見かけます
大抵は、地形の把握と天候の把握をして挑むはずですが
中には見誤って危うく事故になる方も見かけます
中でも、風が強い日のウェーディングでは特に注意が必要になります
今回は、ウェーディングを楽しむために知っておきたい風への知識についてお話していきましょう
状況をよく見極めることがウェーディングでは大切になりますよ
釣果よりも危険の把握を
ウェーディングは、シーバスが最もベイトを追いこみやすい浅瀬に自ら出向きチャンスを伺うシーバスを釣る中でも、最も出会う確率が高い釣法です
入水しているだけでもシーバスに近い目線で釣りをするため、釣りをしている感じが面白く魅了される方も多いのですが
その状況を見誤ると手痛いしっぺ返しを食らってしまいます
危険の把握を理解することが大切なのですが
危険を軽視してしまうと大ケガに繋がってしまうのです
危険生物・干満の影響・雨の影響・風の影響などが挙げられますが
中でも、風の影響がもたらす危険はより注意が必要になってきます
一体どういうことなのか、少しお話していきましょう
ウェーディングを初めて間もない方はよく理解して釣行してほしいですね
ウェーディングは危険把握から
ウェーディングの危険と聞いて真っ先に思い描くのは危険生物だと思います
特に象徴的なのはアカエイやクラゲになるわけですが
それだけではありません
潮が満ちてきたときに帰路の時間を誤まると帰れなくなる危険もあります
危険生物や干満の状況については記事があるので参考にしてもらえれば幸いですが
<シーバスウェーディング入門>危険予知で安心な釣りをしよう
そんな様々な危険の中で、もう一つ意識してほしいこと
それが風です
中でも強い風には特に注意が必要になってくるのです
危険と聞くと億劫になりますが
いろんな危険を意識し把握することで、楽しいウェーディングとなるのです
風の強い日のウェーディングは要注意!
今回、風の強い日のウェーディングに焦点を置いてお話しますが
ここでは、風速4m程度を想定してお話していきます
基本的に風速6m等の爆風では危険しかないので釣りは中断になりますが
天候は、より意識して行動してほしいですね
風が引き起こす危険因子
では、風の何が危険になってくるのでしょうか?
風の危険について風波・寒さ・クラゲの猛攻が挙げられます
今までウェーディングをしてきて、結構危険の感じた状況なので参考にしてもらえればと思います
風波
風が吹いてくると、海水面も風の影響で波立ってきます
細かく波立つ状況を風波といいますが
通常のうねりなどで伴う波と重なり、風波でざわつきだすと予測ができなくなります
波の周期とは関係なく、絶えず波立ってくるので顔まで波をかぶってしまう状況もあり、ウェーダー内部の浸水もあり得ます
ウェーダーが浸水した場合に、途端に動きが取れなくなるので、風波が激しい時はウェーディングは控えるべきでしょう
寒さ
風を受けることは体感温度の低下も考えられます
よく言われる風速1mで体感温度は1度変化すると言われますが
4mであれば4度変化になってきます
特に春のネイトゲームでは気温も下がるので、より寒さを感じます
つまり、風も想定した格好が望ましいわけです
河口域での水温は川の冷たい水と重なり冷たいです
寒く震えるよりは冬用の格好が春先等は望ましいですね
クラゲの猛攻
クラゲが沸きやすい時期のウェーディングは特に注意が必要です
特に春と夏になるのですが
風の強い春先の話を例にすると
ナイトゲームの向かい風で釣りをしているとき、入水したときは何もなかったのにしばらくすると赤く透明な物体がライトに反射している状況
よく確認していると、アカクラゲの大群が自分の身の回りに集結していたことがありました
すぐに釣りをやめて陸に上がると、ウェーダーやライフジャケットにクラゲの触手がたくさんついていたことがありました
皮膚に触ると火傷のように痛くなるので注意したいところ
風によって流されてくることも多々あるので、周囲の状況観察はよくしておきましょう
向かい風は釣れる要素満載だが…
風が吹くとシーバスがよく釣れるという話をよく聞きますが
特に向かい風では、ベイトも風によって流されてくるのか、爆釣だったこともありました
しかし、風の脅威は侮ってはいけません
入水位置によっては波が体を覆う事態も考えられます
寒くて耐えられないという事態にもなります
まずは安全確保を第一に考えて、ウェーディングをするのかしないのかを判断していきましょう
楽しい釣りを続けるために、最悪の釣りにならないように気を配り時には中止を決断する決意も必要なのです
たくさん釣るためには、より多くの知識と経験があるからこそ釣ることができます
危険の回避も必要な知識なのですよ
まとめ
風が強いけどウェーディングには影響ないだろう…
そんな軽い気持ちで入水すると、風波が容赦なく顔面にたたきつける始末
挙句の果てにウェーダー浸水し、帰路につくのが命がけな始末…
たかが風されど風
自然をやめてしまうと手痛い目に合ってしまいます
危険生物や干満も確認は必要ですが、更には風の状況を要確認することも大事になってくるのです
これから本格的にウェーディングを始める方は色々な脅威があるということを認識してより安全に釣りを堪能してください
怪我をしてしまうと、釣りどころではありませんよ
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ
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