こんにちは、ハンバーグは大根おろしでさっぱりいただくのが大好き、たかっぺです
寒い冬が近づいてきました
寒さと聞いて、思い出すのが寒ブリ
特に、12月・1月でに釣れる寒ブリは、脂の質もよくて甘さがあるのが大きな特徴です
そんな寒ブリのを釣るべく、メインフィールドとしているのが管理人大好き鳥羽海域なのですが
そんな厳寒期の寒ブリシーズンで、絶対的信頼を置く名作中の名作のジグが存在します
それが、今回ご紹介するダイワのTGベイトです
このジグでなければ、今までの鰤は獲れなかったのではないかと思うくらいです
今まで、高いからと言って手を出さなかった方…一つは買った方がいいですよ
ダイワTGベイトは鳥羽海域では必須ジグ
管理人がよく通う鳥羽海域では、木曽三川の豊富な栄養とリアス式の地形が、好漁場として全国的に有名なフィールドです
特に、鰤やサワラなどの実績は高く、その餌となるのはカタクチイワシ・サッパ・アジなどで豊富な栄養化で育ったベイトたちは鰤やサワラの身質に最高の状態にしてくれている海域です
そんな、鰤やサワラを厳寒期で狙う場合には、ライトタックルを用いてショートジグを操りバイトさせる方法が主流です
そのショートジグですが、「必ず持ってきてください」と船長さんから念を押されるほど必須なショートジグがあります
それが、今回ご紹介するダイワのTGベイトです
色々ショートジグがある中で、なぜTGベイトでないとだめなのか
ちょっとだけ詳しくお話していきましょう
過去にTGベイトで鰤祭り
実は、管理人は過去にTGベイトで鰤クラスを結構獲っています
他のショートジグでも釣れる場合はあるのですが
TGベイトだけは食いつきが少しばかり違うような気がします
印象深かったのは、船中TGベイトのアカキンの150gを持っている方だけ鰤がかかっている状況には驚きました
この時、時合中は高確率で鰤クラスで、船中鰤祭りになったこともありタモ入れが間に合わない事態もありました
持っていない方は、試行錯誤で色々ジグを試していましたが、TGベイトにはかなわず残念な結果になっていました
それほど、TGベイトの魔力はすさまじく、もはや餌と称されるのもよくわかります
管理人含め、常連さんたちのタックルボックスにはTGベイトがたくさん入っていますよ
当ブログでも、オフショア釣行記で記事を掲載しています
鰤をどのように釣っているかなどの参考になると思いますよ
なぜ名作ジグと呼ばれるのか
よく釣れるから名作ジグになっているのですが
発売から、かなりの年月が経った今でも重量追加のみで形状は変わらず、今もなお釣具屋さんでは目立つ場所に陳列しています
なぜそこまで絶対的信頼を得ているのか、その細かな内容について、少しお話していきましょう
TGベイトの概要
TGベイトは、鉛製とは違い、鉛より高比重であるタングステン素材でできています
電球のフィラメントによく使われる素材なのですが
融点がどの金属よりも高く、金属の中ではかなり固い部類になります
釣具屋さんでTGベイトを見ると、鉛製のジグよりもかなり高価な値段設定になっています
よく釣れるから、値段が高くなっている訳でなく
タングステン素材故の加工の難しさから、高い値段設定になっています
逆い言い換えれば、加工できる技術やノウハウがあるダイワならではのショートジグがTGベイトなのです
では、TGベイトが釣れる要素をお話していきましょう
シルエットは餌
TGベイトのシルエットを見ると、カタクチイワシに良く似せてあります
鰤の大好物のカタクチイワシをモチーフにしているので、餌そのものなのです
多くのジグの中で、これほど餌のシルエットに近いフォルムは、あまりありません
メーカーごとに特徴ある形が、昨今目立ってきていますが
このTGベイトだけは餌そのままなのです
カタクチイワシがベイトの時だけ有効かというと、そうではなくサッパやアジがベイトの時でもシルエットが似ているので、どんなベイトの時でも餌に化けてしまうのです
コンパクト設計
鳥羽の海域は、早い潮流が特徴的です
その中で、ショートジグを使い水深50~80m海域を攻めるとなると、ジグの重量は重くするしかありません
鉛製では、重ければ重いほど大きさも大きくなってしまい、シルエットをベイトに近づけることは困難です
しかし、タングステン素材の強みである、重量を重くしてもシルエットは小さいというコンパクトにできる利点を最大限に生かせることができます
早い潮流でも素早いフォールが可能であり、シルエットが小さくベイトのサイズ感そのままなので鰤が食いつきやすいというわけです
絶妙なバランス設計
よく釣れる理由は、シルエットもさることながら、絶妙なバランスから生まれるジグアクションです
全体的に丸みを帯びた形状に見えますが
ボディーが一部えぐられたようなくぼみがあります
このくぼみこそが、このジグを名作と言える所以です
ジグのアクションに、素直に追従し重ったるい印象はなく、抜けのいい操作性に長けた形状なのです
又、フォール姿勢も弱ったベイトを演出しやすく、メリハリのある動きが可能です
特に緩急をつけた誘いにはこのTGベイトは特に有効ではないでしょうか
瞬間的な食わせの間を与えれば、鰤はいちころですね
特に、潮流が速い状況でのアクションのしやすさは、このハイバランスな設計ならではですね
潮の状況を察知できる
抜けの良さをいましたが
この抜けを利用した潮流の状況を把握しやすいのもこのジグの特徴です
シャクリあげている途中で、ふと軽くなるような層があります
それは潮の流れの変化がある部分です
この部分は、魚の遊泳層にもなる部分です
この潮流の違いを察知出来れば、どこまで巻き上げればいいのかがはっきり分かってきます
潮の状況を察知できることは、ジギングにおいてとても重要なことで、TGベイトは一役買っているジグなのです
鳥羽海域では100~150gを準備しよう
鳥羽海域最強のショートジグのTGベイト
色々な重量設定がありますが
購入するとなると、100g・120g・150gは欲しいところですね
60gや80gで、更にシルエットを小さくできるので有利なのですが
早い潮流がある場所では、あまりお勧めできません
特に、厳寒期はこぞってジギングに訪れる方が多いです
平日も満員の状況も多い訳です
その中で、あまり軽めのジグを選んでしまうと、他の人と絡んでしまうことにもつながるので最低でも100gとしたいところなのです
新作カラーも見逃せない
重量もさることながら、新作のカラーは特に揃えたいものばかりです
鳥羽海域は海水色がやや濁りがある場合アカキンやグリーンゴールド、クリアな場合はブルピンの使用率がかなり高いです
特に最近出て気になっているカラーとして
AFアカキングローヘッド・AFグリンゴールドグローヘッド・AFブルピン・AFアカキン・リアルマイワシ
が新たに出ています
絶対釣れるやん!と言わんばかりの色合いはそそりますよね…
高価なところがデメリット
このTGベイトのデメリットを言うとしたら、お値段です
鉛製の同gのショートジグと比べると、およよ3倍の値段になります
タングステン特有の理由から、この値段設定なのですが
大量購入には、なかなか至らないのが事実
特に、サラリーマンでお小遣い制の方には、手痛い出費ですよね
でも、それを承知で買っちゃいますよね
釣り道具は人まで釣られるので怖いですね
まとめ
鳥羽の鰤を狙う上で欠かせないのは、絶対的信頼がおけるジグです
そのジグとシャクリが会う時に、ひったくるようなバイトがあるわけですが
その絶対的信頼にジグがTGベイトであり、持っていないとその日のパターンにはまらないこともあります
高いからと言って敬遠しがちなジグですが
もはや餌レベルのジグは、一つはもっておいて後悔無しなのです
まだ持っていない方は、購入する価値ありですよ
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ