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タイラバのヘッド重量を上げるのはどんな時?タイラバでは知っておきたいワケ

こんにちは、杉とヒノキの花粉で春が嫌いなたかっぺです

春といえばタイラバ

多くの方が春の大鯛を釣られているのではないでしょうか

そんな楽しいタイラバですが

きちんと底取りし、多く誘いをした方がより確率が上がります

とにかく早く着底させて、たくさん巻き巻きする

中には、水深だけでタイラバのヘッド重量を決めてしまう方もいます

特にドテラ流しで風が強い日では、水深40mでも150g以上を使う場合もあります

このタイラバのヘッド重量の選び方でも釣果は大きく変わります

今回は、タイラバヘッドの重さを上げる時についてお話していきましょう

時には200gを使う場合も存在しますよ

どれだけ誘いを多くとれるか

タイラバで鯛を多く釣るには、着底からの巻き上げで誘いを多くすることが基本です

この着底がしっかりとれていないと誘いも出来ず、タイラバは警戒されるだけの偽物のルアーになってしまいます

底からしっかりと泳がしフラッシングとネクタイのアピールをしっかりと出すことで、甲殻類や小魚などを模すことになります

着底をしっかりと取るために必要なことは、タイラバのヘッド重量になり

重量選びも水深が浅い深い・風が強い弱い・潮が速い緩いによって大きく変わってきます

水深が浅いから軽いタイラバヘッドというワケではなく、底取りだけを考えて重いタイラバヘッドというワケではなく総合的に判断して選ぶことで反応が得られるのです

結構奥深い部分の話になりますが

今回は、大きく分けてヘッドの重量を上げる時のお話していきましょう

ヘッド重量を上げる時は

着底を必ずさせるために考えることは、タイラバのヘッドの重量を重くするといいのですが

状況によりけりだということを知っておくべきです

その時の状況に応じてタイラバのヘッドを小さく軽くしたりするときは多々あります

食いに応じて合わせていくのが理想です

しかし、どうしても重量を上げないといけないことがあります

ヘッドが軽すぎて流されてしまい、どれだけ落としても着底したか分からない時がまさに重くするときになります

いくつか例を挙げますので参考にしてください

水深があるとヘッド重量を上げる

水深と比例してタイラバのヘッド重量は深いほど重くしていくのがセオリーです

水深が100mある場所で、40gのタイラバヘッドを使うと落下速度も遅く潮の流れや船の流れもありライン抵抗も合わさりヘッドは流されるだけになってしまい、着底を感じることはかなり難しい状況になります

100mの水深であれば船の操船にもよりますが、200g以上を使う場合もあるくらいです

基本的に水深が深いとヘッド重量はあげていくのは必然です

風が強いとヘッド重量を上げる

ドテラ流しでは船は風の強さで流される度合いがかわります

水深が浅くても、風が強く船が良く流されるような状況であればヘッド重量はどんどん上げていくのがセオリーです

着底が分かったところで、流されラインが横になりすぎていると巻き上げも重く等速巻きがしにくくなります

ヘッド重量を上げて着底を早くさせて等速巻きがしやすい誘いをするのがバイトを多く得られるコツになります

例えば、風が強く水深40mの場所でも150gを使う場合もありますよ

潮流が複雑だとヘッド重量を上げる

潮流と言っても、その流れは複雑な場合があります

2枚潮のように上の潮と下の潮の流れの早さや向きが違う場合は多々あります

大きく影響が出るのがラインになり、ラインが影響を受けてタイラバヘッドが思うように落下していかない状況は多いです

干満で変わることもあり、潮変わり前はスムーズな着底でも潮代わり後はラインに抵抗が大きくなり着底が分かる時にはラインは大きく流されてたるんでいる状況です

着底してから即巻き上げがタイラバでは基本

常にタイラバを見ている鯛からしたら、底で動かない物は興味がなくなります

ヘッド重量を上げて少しでも落下速度を上げてラインのたるみを少なくすることを意識しましょう

操船方法によっても重量を変える

船の操船は大きく2種類あります

風に対して船を真っ直ぐに操船する方法で”船を立てる”、風に対して船を欲にして風で船を流す”ドテラ流し”

2種類の操船については記事があるので参考にしてください

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この2種類の流し方によってもタイラバのヘッド重量は大きく変わります

先ほどの風の強さに対してヘッド重量を上げるのはドテラ流しでの例です

船を立てる場合には、風の影響も少なくほぼ真下にタイラバを落とすイメージです

その為、あまり重いヘッドで勢いよく落とすとアピールの部分で気付いてもらえません

また、着底の際にヘッドの着底音や砂煙によって逆に警戒させてしまうこともあります

一概に重くすればいいというわけでなく、鯛の食い気を誘う重量にするのが大切なのです

潮流にもよりますが、50mでは60gを使うなどヘッド重量も操船によって変えていくのです

タングステン製は準備しておきたい

強い風や早い潮回りの日にタイラバをしていると、ドテラ流しだと一気に仕掛けは流されてしまいます

こんな状況であればどんどん重量を増していくのですが

こんな時に心強いのがタングステン系の出番です

同じ重量なのに鉛製より小さく作れて高比重なタングステン

その比重差は1.7倍になり、小さいヘッドながら早い沈下速度が期待できる素材です

小さいヘッドは抵抗が小さく、尚且つ高比重なので鉛製よりかは早くボトムを取ることができます

特に一気に流されるような状況であればタングステン系は心強くなるので準備しておくといいでしょう

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始めていく海域では必ず情報取集を

よく通う海域では、船長さんや常連さんと仲良くなれて良い情報が入ってきたりします

その日のヒットカラーや巻き速度など、貴重な情報が手に入りやすいです

しかし、はじめて行くような海域では情報は必要になってきます

把握できてない状況からのスタートでは時間に限りがあるので思うような釣りができない場合があります

・どのような海域を攻めるのか

・ドテラ流しが主流なのか

・タイラバのアタリカラーは何がいいのか

・どのような重量設定がいいのか

等は前日までに聞いておくことで、当日時間をロスなく釣りができるワケです

情報を知る知らないで釣果は大きく変わりますので参考にしてください

まとめ

タイラバの釣り方は、とにかく巻くだけといたってシンプルです

そのシンプルさ故に、タイラバのセッティングは非常に重量な要素になってきます

ヘッドの重さやスカートのカラーや種類など様々な要因が釣果に結び付くわけですが

必ずしておきたいことが、着底を意識することになります

その為にはヘッドの重量は様々な種類を持つことと、情報が必要になります

シンプルな釣りでこそ、釣れる釣れないがはっきり出るタイラバ

着底が分からない=釣れないと言ってもいいくらい着底は重要です

今回の記述を参考にしてもらい、是非おいしい真鯛を釣り上げてください

綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう!  By たかっぺ

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takape
伊勢湾でのルアーフィッシングに情熱をささぐ、体はガタガタの熱血サラリーマン中年アングラーです。 長い年月してきたシーバスからショアジギング、オフショア等様々な釣りの楽しみをこのブログを通してお伝えしていきます。