こんにちは、お腹が出てきてウェーダーがきつい…たかっぺです
春は大鯛、夏は数釣りとタイラバが有効な季節到来ですね
この時期になれば、タイラバをしたくてしょうがなくなってきます
そんな中、以前使っていたリールのガタや長く使っていたこともあり、去年新品のリールを購入したのですが
その性能の高さは、タイラバに特化したリールと言っていいでしょう
そのリールが、シマノの炎月プレミアム151HGです
何がどのようにいいのか、実釣を踏まえてインプレしていきましょう
タイラバリールで何がいいか悩んでいる人に特に読んでもらいたいですね
タイラバにはタイラバ専用リール
タイラバはもはや、鯛を釣るための定番の手段になってきました
それほど、鯛を中心によく釣れて鯛に特化した釣り方です
とても奥が深く、ただ巻いているだけかと思いきや
巻きの早さやタイラバの形状等しっかりとしたアタックで挑まなければ鯛には見向きもしてくれません
中でも、特に神経を使うのが巻きになるのですが
この巻きを手の感覚だけで巻くのは結構至難の技になります
タイラバで鯛を釣る漁師さんですら、その巻きには神経を使うと言います
その難しさを少しでも解決してくれるリールとなると、巻きの状態がわかるリールと巻きが一定になるような機構のリールが望ましくなります
感覚だけでタイラバをしていると、同じ速度が出しにくくなるので迷いの種ではありましたが同時に面白さだったりもします
しかし、専用の機構が付いたリールはそれ以上の面白さとゲーム展開ができるリールなのです
何がどのようにすごいのかをもう少し詳しくお話していきましょう
リールの性能の高さはタイラバでは必須
安いリールでタイラバをすることは悪くありません
しかし、巻きに変化を付けるジギングとは違い、定速巻きが基本とその速度がタイラバでは非常に重視されます
タイラバ自体のネクタイやヘッドも重視されますが
それを動かすリールにこそ性能豊かな物を取り入れた方が、鯛が釣れる確率は上がるのです
その一つにデジタルカウンター機構はもはや必須の装置になり、巻きの早さを数値で示し人の動かし方をコントロールしてくれるのです
また等速巻きでは、巻きのしなやかさとハンドル回転しやすさが求められます
そして、軽さも重要です
潮の抵抗で重くなるタイラバには使うタックル自体も軽い方が一日中集中する釣りには疲労を軽減できる方が有利になるのです
これらの性能を全て盛り込んだものが、今回新たに購入したエンゲツプレミアムなのです
エンゲツプレミアムの性能
そんなエンゲツプレミアムの性能は上記で紹介したもの以外にたくさんあります
釣り人が釣りを楽しくエキサイティングにできる工夫もあるワケで
その性能についてもう少し深くお話していきましょう
釣り人の癖をコントロール
デジタルカウンターは釣り人の癖をコントロールできるタイラバにはもはや必須の機構です
人それぞれ身長も違えば骨格も違い、筋肉の付き方も違います
釣れている人と同じような動きと言っても、その動きを再現できる方は正直少ないのではないでしょうか
微妙なコントロールができないことが原因になるワケですが
その動作を同じにするのがデジタルカウンターで表示される、巻き速度とフォール速度の表示できる機構なのです
これに付加させているのが、メトロノームでデジタルカウンターを見ずに音で判断できるように工夫がされています
実際にタイラバをしてると常にカウンターを見ているのは少し酔ってしまう傾向にあるので音で知れるのはいいですね
まさにリールに見える化を搭載した特化したリールですね
巻きの軽さ
このリールではギアのこだわりもよく感じられます
とにかく巻きが軽くてしなやかです
シマノ独自の技術のマイクロモジュールギアが使われることで、巻きの軽さが手に入れられるのです
軽いだけなら他のメーカの物も巻き心地に関してはあまり変わりません
しかし、このギアは少しの変化を巻きでとらえやすいのです
潮流の早さわずかな変化や、鯛が触る瞬間などがリニアに感じ取れることがあるので、タイラバの交換や巻きの調整のタイミングを知れることができるワケです
フォールの速度をコントロール
鯛はタイラバがフォールしていくときもよく見ています
よく、巻き上げと同時に鯛のアタリがある時があります
フォール中に鯛が見ていて、着底からすぐに動き出したことでバイトした状態を表しています
巻きで誘うタイラバですが
常に揺れるタイラバのネクタイはフォールで見せる役割も大きいのです
中にはフォールヒットもあるわけで、このフォールの早さもいち早く調整できるのがフォールレバーです
フォールスピードが見れるデジタルカウンターでどこで鯛がバイトしてくるかを探るのも面白いですよ
このフォールレバーに関しては関連した記事があるので参考にしてください
定速巻きの特化ハンドル
タイラバで使うリールの特徴で、ダブルハンドルをよく使う傾向があります
この理由は少ない、より小さい回転をさせる方が細かな調整が可能で調整しやすいからです
しかし、デメリットとしてパワー伝達が小さいということ
そのパワーを補うためにPG(ノーマルギア)ではタイラバでは主流なのですが、このエンゲツプレミアムではHG(ハイギア)でもダブルハンドルを使用しています
HGでもパワー不足を感じないようにハンドル長をわずかに長くしたり等、等速巻きに特化しパワー不足を解消できる工夫がされているので
実際に使ってみても、パワー不足という感じは見受けられなかったですね
リニアでよく聞こえるドラグ音
このエンゲツプレミアムで結構気に入っているのがドラグ音です
管理人は、タイラバをするときは鯛がバイトしたときに違和感を減らす為にドラグはかなりゆるゆるにしています
鯛が食った瞬間にドラグがどのくらい出ているのかが 音でよくわかるのは調整がしやすいことにもつながってきます
しかも、結構カン高い音なので心地いいですね
手全体で包み込める形
このエンゲツプレミアムは俗に言うロープロファイル型です
ギアやハンドルの位置をグッと―ルシート側に寄せた物で、手全体で包み込める形でロッドと一体型で感度や力の入れ方が丸形に比べて繊細にアクション出来るリールです
全体に薄いかと思いきや、デジタルカウンターがある分少し丸みを帯びています
実は、これが非常に握りやすいのです
今までは丸形リールで感覚だけでタイラバをして、薄くなると握りにくくなるのではと思っていましたが
薄いものは握りにくかったのですが、このエンゲツプレミアムは好感触です
手の小さい女性の方でも扱いやすいのではないのでしょうか
タイラバ以外でもSLJでも使いやすい
タイラバに特化しているリールですが
タイラバだけでは少しもったいないですね
タイラバは細いラインと細いリーダーで鯛に挑む釣りです
その応用はSLJにも応用できるのではないでしょうか
30~60gをよく利用するSLJでは、扱いやすさが求められます
扱いやすさもあり、巻き上げ力も申し分ないのはSLJでも十分通用する、もしくはぴったり当てはまるリールではないでしょうか
梅雨時期のSLJでイサキを狙うことも想定しているので、エンゲツプレミアムはいい買い物ですね
まとめ
タイラバをより繊細に人の癖をなくして見える化で釣りをしたいことから生まれたエンゲツプレミアム
シマノ独自の技術を惜しげもなく搭載したタイラバに特化したリールでタイラバ初心者から上級者までつかえるいいリールとなっています
少し色合いが少し地味な感じはしますが…
飽きがこずいつまでも巻き続けれるリールを是非手に取って体感してください
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ