こんにちは、大掃除した次の日には物が散乱してイラつくたかっぺです
2024年のバチ抜け開幕までもう少し、皆さん準備はできていますか?
管理人の地元では、1月中旬の大潮を境にバチが抜けているのが毎年確認できます
そのころになると、河口をウェーディングでバチパターンを満喫するわけですが
1月・2月は極寒ウェーディングとなり、それなりの装備でないと寒すぎて入水することもできません
今回は、極寒のウェーディングで身につけるべき装備についてお話していきましょう
河川バチパターンをウェーディングで狙う
毎年1月の中旬の大潮あたりから、河川を観察しているとバチが大量に抜けてバチソーメンになっている光景を見ます
川の流れに合わせて流されているバチ達
その下流には産卵から戻ってきたシーバスが待ち構え、表層で漂っているバチを捕食しているライズが見えることも
その場所は、陸からでは届かない距離
その場所まで行くにはウェーディングが必要になってきます
その時期にもなってくると、夜の干潮もかなり下がるため結構沖まで移動できるようになりシーバスゲームを堪能できます
でも、堪能するには、その時期ならではの必須な装備が無いとウェーディングは危険になってきます
どんな装備がいいのか等をお話していきましょう
めちゃくちゃ寒い1月・2月のウェーディング
何故必須な装備が必要か
それは、寒さを防ぐ為に必須な素材でできた物を選ぶ必要が出てきます
寒さを防ぐには、基本的に着こめばなんとかなると思いますが、1月・2月となると夜の外気温と水の中も相当に冷たいです
ましてや、水圧がかかるウェーディングは着込めば動き辛いうえに圧迫されて余計に疲れます
そういった季節に合った装備を選んで装着することによって、寒いながらも長時間のウェーディングができるようになるのです
装備が超重要
では、どのような装備がいいのか
色々お話していきましょう
特に中高年の方は絶対に選んでほしい装備ばかりですよ
クロロプレーンウェーダー(ネオプレ―ン)
ウェーディングをするなら基本中の基本のウェーダー
ウェーダーの種類で言えば、3種類ありナイロン製のウェーダーと、ウェットスーツの素材と同じクロロプレン製(ネオプレーン製)、クロロプレンにチタンを合わせたハイブリッド
があります
最近では、チタンの高保温を利用して素材に配合してより保温性に優れたモデルが続々出てきていますね
極寒で選ぶのであれば、クロロプレン製のウェーダーか、チタン配合のクロロプレンウェーダーの2択になってきます
水や風を通さないため保温力が高く、冷たい水の中でも長時間いることができます
ナイロン製でも出来ないこともないですが、長時間いると凍えるほど寒くなってきます
*高血圧症などの持病がある方はウェーデングはおやめください
ウェーダーは高ければ高いほど保温力や動きやすさにこだわっていますが、高いものにこだわらなくてもいいと思っています
クロロプレン製で厚み3ミリ以上あれば、保温力の強いインナーと合わせていれば十分といった感じですね
ウェーダージャケット
ウェーディング時に着る防寒着になりますが
普通の上下セットの防寒着の上でもいいのではと思いますが
膝までの入水でも、意外に波っ気がある時は結構腰付近まで濡れます
通常の防寒着は腰下まであるので確実に濡れますし、濡れすぎると水分が浸透して結構べちゃべちゃになっちゃいますよ
そこで、お勧めなのがウェーディング専用のジャケットになってきます
防寒性能は勿論ですが、腰上までの丈しかないので、ひざ下程度の入水であればあまり濡れません
また、水の侵入を防ぐ為にポケットや袖付近に色々工夫されています
通常の防寒着でも問題ありませんが、ウェーディングを楽しみたいという観点では専用を着用をお勧めします
クロロプレーン手袋
アングラーの感度の命は手です
手が寒さで感覚がマヒしてしまえば、感度も関係なく寒さとの闘いになってしまいます
そうならないためには、フィッシンググローブは必須ですが
グローブも素材にこだわりたいですね
ウェーダーと同様にクロロプレン製を選んで装着しましょう
選ぶ際に関して、よくある3本指カットタイプが主流ですが
できるだけ指の露出が少ないものを選ぶことをお勧めします
また、カットの無い物を選んでもいいですが、ルアーのセットやキャストにコツがいる場合があるので事前に練習しておくといいですね
クロロプレン靴下
足先を暖めることは絶対必須な条件です
クロロプレンウェーダーを着ていても足元はゴムブーツのウェーダーが多いです
ゴムブーツは意外に熱を保ってくれません
靴下の重ね着をしても基本的に熱は少しづつ逃げていきます
そこでお勧めなのが、クロロプレン製の靴下になります
足元を保温してこその冬にウェーディングということをお忘れなく
ネックウォーマー
寒さは足元や背中からくるだけではありません
首付近も冷やされると結局寒いままです
首の大きな血管を覚めることなく保温してあげることも重要です
その為には、ネックウォーマーは必須アイテム
首元を冷やし過ぎると、血圧の乱昇降をしてしまうのでとても重要なのです
ニット帽
よく頭寒足熱といい、冬は足を暖めて頭はある程度冷やすという血の巡りを表しています
ですが、冬のウェーディングでは風が強い時期も当然あります
あまり頭を冷やし過ぎると寒さの方が勝ってしまい釣りになりません
熱を逃がさないように完璧に保温するというよりは、ある程度の保温ができるようにしておくのが理想になってきます
そこで理想なのがニット帽になり、できれば耳まで多れるような帽子が良いと感じます
極寒ウェーディングの注意点
厳寒期のウェーディングは装備を充実しても自然の猛威には勝てません
それは、風が強いや波が荒いなど様々な問題があり、常に気を使い釣行しなくてはいけません
それには、基本的なことを守り釣行をするようにしていきましょう
その内訳を少しお話しましょう
2名以上での釣行
単独釣行でもウェーディングはできますが、ウェーディングは人が軽やかに動ける場所ではありません
また、周囲に人がいて静かな夜であれば、誰かに助けを呼ぶことは可能ですが
そのような日は少ないでしょう
何かあった時のことを考えると、2名以上に釣行は是非心掛けたいですね
ディープウェーディングは避ける
厳寒期のウェーディングは水の温度は極めて低いです
その水がウェーダー内に入り込むと、一気に体温は低下していきます
これでは、保温性の高さも意味がありません
基本的に、ウェーディングは無理をしないことが大前提
ましてや、まだ先に行けると思い進むと急に深くなる場所や、満潮を迎える時刻を忘れての立ち位置では非常に危険になってきます
腰までの入水は危険ですのでやめておきましょう
これはベテランの方も同様です
アカエイ対策
冬季になれば、アカエイは姿を消していると思いますが
意外に、多かったりします
しかも、サイズが巨大な物が多いような気もしています
そんなエイを踏んでしまえばとんでもないことに…
そこで必然的にアカエイ対策は必須となってきます
その増備は、レイガード靴下やレイガードカバー、そしてレイガードステッキになってきます
特にステッキは重要で、砂を歩く方向に突き刺しながら進むと、エイがいた場合でもステッキで先に刺激するので逃げてくれます
持病持ち
基本的に、何かの疾患がある方はウェーディングは辞めておきましょう
海上で何かあって倒れてもすぐには助けは来ませんし、寒さの中では命取りになります
まとめ
近年の釣りブームで、昨年のバチパターン時の河川では非常に多くのアングラーが集結していましたが
色々聞くとウェーディングが初めてや、装備が夏しようという方を多く見ました
ウェーディングをするにはそれなりの知識と経験が必要です
今回の記事を参考にしてもらい、装備を揃えてから釣行するように心がけてください
お金はかかりますが、命と直結する遊びになるので十分に踏まえての行動をお願いします
綺麗な海を後世に残そう!魚に優しい環境を守ろう! By たかっぺ